2016年05月20日
状態を変えることだわな。
んで、流れで解る通り車載機器の話。
メーター類の接続ははじめ直接計測から始まり、アナログ接続、デジタル接続、バス化
となるわけだが、世代によっては変換はさんでいたり、流用しようとすると信号変換が
必須になる。
直接計測を他には変換しようが無いんで、丸ごと入れ替えだが、他はコストを問わなければ
可能。
アナログの場合、センサーとメーターの特性合わせた専用組み合わせの場合と、4~20mA
or 1~5Vの場合がある。
これらの相互の場合、変換AMPをはさむか、A/D→演算→D/Aのどちらかが居る。
応答速度的に変換AMPはさむのが現実的だが。
デジタルの場合、ほぼ車載はシリアルなので中継に変換機はさめば済む。
接続する物同士の中身次第で、汎用ロジックで済むか高速マイコン要るかは変わるけど。
バス化機器、ここまでくると完全にプロトコル変換器としてターゲット機器通信速度の
クロックの1/10以下で処理が出来るくらいのマイコン使わないと、変換のオーバーヘッドは
増えるわ、同期とるの難しくなるわで結構大変。
・・んで、こいつら相互となると・・
アナログ>デジタル or デジタル>アナログは変換速度が間に合うA/D D/Aできれば済む話だが・・
バス化が絡むと難易度が跳ね上がる。
バスプロトコル・物理の壁と処理速度の問題が。
応答速度が求められない部分ならまぁ、いいが、速度が求められる場合はかなり難易度が高くなる。
一番良い例がタコメーターの駆動だな。
デジパネならLCDかVFDの駆動だからI/Oポートに出力すりゃおわりだからいいが、針式の場合は
そうはいかねぇ
かなり強力なモータードライバ用意して、サーボモーター駆動する必要がある。
それでも大夫遅れはでる。
よって、変換が挟まると余計に応答悪化。
限度があるのよね。
Posted at 2016/05/20 10:22:54 | |
技術放談 | 日記
2016年05月20日
シリアルでもパラレルでも同じなのは
電気特性規定 電圧やバス構造、DATA線以外の制御線の規定など
速度規定 固定にしろ可変にしろ規定がなければ成立しない
信号タイミング規定 基準タイミングと許容揺らぎ含めた物が必須
バス接続の場合、優先順位や衝突時の処理規程など(双方向では必須)
エラー検出時の処理規程
これら逸脱すりゃ通信の信頼性は確保できないし、通信は成立しなくなる。
実際には細かく時間と電気的特性含めたチャート図が必須だが。
要するに厳密な物だと言うこと。
大体の通信では、エラー処理と化け対策のため、有る程度の転送不良を許容できるように
なってるが、その値を逸脱すると初めて通信異常として表面化する。
まともに使える様にするには、エラー耐性がないといかんし、その分の速度低下分も
含めていないといかんと言うこと。
よって、動いていてもなんか遅いとか言うのは、エラー訂正が効いて息も絶え絶えで
動いてることを示す。
その時点で異常なんだがな。
Posted at 2016/05/20 09:40:22 | |
技術放談 | 日記
2016年05月20日
流用は不可能だ。
通信のなんたるか理解できず、理解できないと言うことすら認識できないつーことを表す。
CANにかぎらんが、バス形式の制御物は必ずディバイス毎にIDと優先順位を持つ
また、主従の関係はあるが双方向で通信が成立しないと動かない。
大体CANに限ってもLOWとHIでは物理的に違うし、論理的にも速度以外にメーカーや世代によって
まるっきり違うと思って良い。
通信部分の解析自体はターゲットディバイスと主コントローラーつなげて動かし、
ロジアナでパケット取得すればどうにでもなるが、ディバイスを単体で動かす場合でも
最低限、通信速度・自己ID・主機IDは判別しコントロールコード・エラー処理は実装した
マイコンが居る。
>リバースエンジニアリング能力とプログラミング能力必須ってこと
流用なんか自己ID・主機IDとコントロールコードが同じでない限り不可能ってことよ。
CAN Ver同じでID書き換えられればうごくっちゃううごくけど、それなりの設備がないと無理。
大体書き換えられるモンの方が少ないと思うが。
で、単体or非システム使用なら、SW等は中身只のマイクロSWでも仕込んだ方が速いし確実。
モーター類は物理コントロール部分作り直すか、論理コントロール部分切り離し別の
マイコンで乗っ取るかどっちか有るのみ。
専用システム用の部品は流用しようとすると超難易度なのは当たり前。
これ自体は今も昔も変わらない。
Posted at 2016/05/20 09:13:24 | |
技術放談 | 日記