図は排気バルブで書いてるんで吸気は寸法が違うんで注意。
*現物計って書いてみたり
吸気バルブ 0.85~1.15mm 限度値1.60mm
排気バルブ 1.05~1.35mm 限度値1.80mm
バルブシートとバルブフェースの接触幅の規定なわけだが、越えて居るとシートの摩耗もだが
バルブフェース面の掘れもあるので当たり位置の変化及びバルブステムのカム側への突き出し
長さが変わる。
よって、摩耗限度越えた物の再使用は出来ない。
ヘッド側のシートカットは1回が限度。
バルブは新品に入れ替えるのが妥当。
でないと、規定されてるスプリングシートからのステムの取り付け時の突き出し高さ規定が
吸気側 45.76~46.24mm 限度46.49mm
排気側 43.26~43.74mm 限度43.99mm
・・と限度値迄の余裕が0.2mm程度しか無かったりするので、シート入れ替え必須になる。
ホンダのエンジンなんでシビアなんだよな。
この当時のモンだとほかのとこのはもっと余裕有るんだが。
まぁとにかくシートもバルブも減る、高回転エンジン故に開閉回数多いんだから当たり前。
そしてレース車のエンジンにちかいもん量産して売っちゃうホンダのエンジン特に
中途半端なこと出来ねぇんだよな。
ちなみにステムガイドはバルブステム現物合わせで打ち込み後修正せよとなっていて、
バルブステムの径は
吸気バルブ 5.48~5.49mm 限度値5.45mm
排気バルブ 5.45~5.46mm 限度値5.42mm
バルブ自体こんなシビアな寸法値なので、新品バルブにステムガイド打ち換えてバルブに
合わせて内径修正が居る。
・・・レースエンジンかいな。
と言うのがホンダのエンジンなんだよ。
Posted at 2016/06/05 23:14:38 | |
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