2016年12月13日
結構見た目が絡むと選定難しい。
耐候性や耐久性は優れても、素材色の関係で染料の問題が出る物。
仕上がり外観に難がある物。
・・・ete
ゴム素材で耐候性を必要とする場合、通常ゴム素材では黒色になる。
単純に黒鉛の黒だが、この色には意味がある、紫外線に強いんだわな。
んで素材自体の耐候性はシリコン系のゴムが高いが、これは素材色が乳白色か無色透明
よって着色が必須になる。
白なら素材色が許容できればそのまんまでかまわないだろうが、そうでなければ
何らかの発色物質を添加することになる。
んで、問題となるのが脱色と変色、シリコンゴム自体は変質しなくても添加してある
モンが変質すりゃ見た目は悪くなるわな。
おまけ、シリコン系のゴムは油類を吸い込む性質がある。
手で触るモンだと代表的な例が家電リモコン類のボタンの黄ばみだな。
吸い込んだ手油が変質して黄ばんでる訳よ。
ある程度洗剤液で煮込めば落ちるけど、そこまでするのもどうかと。
まー作るのは良いんだけど後々まで考えないとろくなことにならんもんがあるんだ罠。
素材の特性わかってないとねぇ。
Posted at 2016/12/13 21:42:24 | |
資料 | 日記