2017年01月20日
結構難しいモンよ。
たとえば科学物質において当時先端に居たであろうドイツでさえ、二次大戦中炸薬調合は
熱帯向け、寒冷地向け、その他諸々使用気候に応じて違ったそうな。
んで現在においても車両等向け先気候に応じて、排熱対策をしていたりすると言う。
日本が南極調査隊を初で送ったとき、極地の気候のみしか考えず機器を作ってしまい
赤道直下の高温時のことを考えてなかったため、現地で使えなかった事がある。
これは元々広温度範囲である必要は無いが、輸送・保管時までも考えないといかんという例。
で、保管温度範囲と、動作温度範囲の設定が必要となる。
結局の所、広温度範囲対応が必要になるという。
して、四季のある日本の風土、南北に長い国土により亜熱帯から亜寒帯まで存在するため
国内で使えるモン作ると、極地域を除く範囲でそのまま持っていって使えるわけだ。
これは他の国にはまねできんのよ。
Posted at 2017/01/20 12:55:52 | |
技術放談 | 日記
2017年01月20日
まで自作品で普通やらんだろ。
しかし、車両用の保安基準がらみの部分や電力を扱う部分はやらんとまずい、
故、乗せる前に低温試験はやってる。
高温試験は乗せてからで無いと無理だが。
田舎基準だと-20℃まではやらんと、冬場確実に動作不良くらいそうなんで余計だが
今の居住地でも-5℃くらいまでは下がるので、やっとかんとダメ。
で、冷凍室に放り込んで動作試験。
温度特性が問題になるのは、コンデンサと抵抗体の種類で抵抗とトランジスタ類
コンデンサ類は平滑能力が変わるのと、劣化問題。
抵抗はまんま抵抗値が変わる。
トランジスタ類はスイッチ用はそう問題にならないが、信号用は特性変化の影響を受ける。
ただし、スイッチ用も100kHz以上で使ってる場合は周辺部品含めて動作不良
起こすことがあるんで要注意。
通常熱対策はするので、回路部品温度50℃くらいまでは大丈夫だが、0℃以下のことは
考えてないんだよね。
車両用になると、周囲温度-20~50℃ 部品動作温度は-10~100℃くらいは想定しないと
ダメだ罠。
うちの車載用部品で一番発熱する電子部品はCRDだな・・・
12V直掛けしてるLED用が一番発熱してる。
コンデンサ類はBX使ったりはするが、基本的に熱持たないように選定してる。
抵抗類はそのもの自体が燃えるんで、これも異常が無い限り発熱しない様に
割り引いて使っている。
基本夏場でも触れる温度で動作させるだの。
・・で、低温対策は結構難しい。
Posted at 2017/01/20 12:33:09 | |
その他 | 日記
2017年01月20日
できるな・・・・
大寒だけに(ええ
ウインカー駆動部は冷凍室試験で直したものの、-5℃以下では・・・・
いまやってるのはDCDCがアナログだからな・・・・
まぁ発振不良起こしたとしても、負荷のvfが高いので問題はおきんけど。
使用部品的に-20℃くらいは大丈夫だろう。
放熱不良で局部的に温度が上がるが、総熱量は小さいため熱の拡散が出来たとして、
電球のように凍結時自己発熱で溶かすことが出来ない。
・・・という問題にまんま引っかかるところに来たのか・・・
Posted at 2017/01/20 12:01:47 | |
その他 | 日記