2017年12月07日
かなり前からここで書いてはいるが、他車種のユーザーには理解できねぇんだよな。
BEAT特有の問題つーかそもそも常用回転域が7000rpm迄位の設計のエンジンを
8100rpmで64ps化したたため、故障原因が山と有るんだ。
エンジン自体は10000rpm回して問題なのバルブスプリングくらいだが、補記類は軒並み
保たん。
特に問題なのが点火系で、ディスリビューターがカムシャフトから90°立ってる構造で
軸が長いから回すとそれだけ負荷がかかる。
また、ただのPGM-FI車と違いMTRECでは、点火や位相確認のためのセンサーを
ディスビに入れて後付けして制御を高精度化しているため(といってもセンサーが
マグネットセンサーだわ思いっきりアナログだが)
付け焼き刃のアキレス腱なんだわな。
よって、点火系はディスビレスにするか、JA4TodayMTREC用の横付型にするかしないと
耐久性的に問題がある。
また、DI化できれば点火の安定性を確保できるため、やるならDI化も含めてやる必要が有る。
この辺いままでに存在したモノは、ただE07Z用のDIを使えるようにしただけで、根本的な
故障要因の排除はしていない。
で、レスポンス向上等のためにそのままCDI化というのはキャブ時代の思想そのまんまで
話にならん。
根本的にキャブ時代は完全燃焼させることが前提でのモノだが、インジェクションは違う。
点火自体タイミングの確実性が必須だからだ。
よってディスビを廃しDI化するのが理にかなう。
余計なギャップ無くし、CDIにするにしても電圧では無く電流に振って
より熱量を上げてやれば良い。
点火のためのエネルギーはジュール熱なんだから。
時代錯誤な奴多すぎだわ。
Posted at 2017/12/07 23:59:35 | |
技術放談 | 日記