オレの場合ブレーキキャリパーはOHしてからしまい込み、その使用サイクルは
2~6年
そして複数有るんで、キャリパー毎のOH回数は今のところ4~5回。
で、フロントは単純なんでいいとして、リアはサイドブレーキ機構も完全にバラして
カムのシールを替えないことには話にならない。
その1
ブリーザーを外してブレーキフルードを抜いておく。
*ま、バンジョーが無いから抜けてると思うが ホースついたままとか無しだぞ
その2
キャリパー本体だけにして、まずピストン押し込みTOOLでピストンを固定して、サイドブレーキの
テンションスプリングを外し、22番のナットを緩める。
*左右でナットを緩めるときにか、締めるときにピストン固定が必要かは違うが
これを先にやらないと、ゆるめられなくなったり中の部品壊すんで注意。
その3
ピストン回して抜く
本来きちんとした工具を使いたいところだが、小さすぎ使えるまともな工具は限られる。
で、ラジペンを十時溝にかけて回す。
これで回せないようだと腐ってるので終了の可能性大。
その4
ピストン抜けたら、Cリングを外す9番のスプリングでテンションかかってるので
ぶっ飛んでこないよう、押し込み方向に力入れながらやらんといろいろ飛んでくるんで注意。
その5
シールやらなにやらすべて摘出。
その6
12番が取れればカムは引き抜けるので、11or27と21を外す。
その7
分解終了したら、まずカムの部分のニードルベアリングの養生して各部錆落とし
ピストン錆びてたら交換。
キャリパー本体側の各溝の錆落としは変形しない程度に。
その8
錆取り丸洗い終了したら、カムの入る部分のニードルベアリングにグリスをなじませる。
その9
カムのシールを入れ、カムにグリス塗って押し込み、ニードルベアリングと位置合わせをしておく
そして、この時点でアームを付けナットは仮締めしておく。
その10
12~20番まで入れた後、19のCリングをプライヤで縮めながら押し込む。
ここでオレはリングプライヤとマイナスドライバーで押し込んでいる。
ブレーキキャリパーはシリンダー側の内径精度はそれほど重要では無い
余計なでかい傷つけなきゃ大丈夫。
シールはキャリパーのシール溝とシールとピストン外壁で行うんで。
溝に入ったことを確認出来たらOILシールをグリス塗って組み付け。
その11
ピストンにグリス塗ってダストブーツ付けてねじ込めば終了。
このときに軽く入ることが絶対。
やたらと硬かったりする場合は、ネジ部の確認とシール溝にグリス入れすぎていなかと
ピストン垂直に入ってるか確認。
Cリングの挿入不良でネジが傾いてるなんて事もあるんで、自己作業は疑ってかかるべし。
んでブリーザーつけとく
その12
ピストン押し込みTOOLでピストンを固定して、22番のナットを締める、んでサイドブレーキの
テンションスプリングをつける。
いじょ
んで分解時15番のピストンが出てこなくて手こずることが多い。
入れるときもコイツ位置決めが要る上に、12番のロッドの座りが悪いと入らないので
結構イラつく(w
ちなみにOH時オレは
11/27/21/12/14/15/7/8/18/9/19/38/5
をすべて替える
11/27と12と15が摺り合わせ部品だからだ。
Posted at 2019/01/29 16:50:54 | |
自家作業 | 日記