
*拡大倍率上げておかしかった点直した図に差し替えam9:12
中途半端なコトしてるの上げてるのよく見るんだが・・・・
バルブシートとバルブフェースの当たり面の意味わかっとらんでしょーもないことしてるのが・・・
まず大前提。
バルブステムとステムガイドも摩耗がない物として(要はメーカー基準クリアランス内)
OH時には左のようにシート切削し、(丸拡大図は15°・30°・60°、丸外拡大は15°・45°・60°)
対するバルブフェースは大概45°のため、摺り合わせと当たり幅の確認と密着確認が必須。
当たり幅の指定はメーカーやエンジンによ異なり、シートカット角度もそれぞれ異なる。
中30°の場合、当たり幅自体指定値が狭いことが多く高圧縮のために当たり部分の
押しつけ面圧を稼ぐ目的などがある。
中45°の場合は初期なじみ性を求めている場合などに使われる。
もっともそれぞれごく一部の理由で、それ以外にも採用角度理由は有るんだけどね。
右の図の様にシートとフェースに当たりが出来るわけだが・・
バルブシートの当たり面の幅は限度規定がある。
理由は単純、当たり幅が広がりすぎるとバルブフェースとシート接触面圧が下がり、
封が出来なくなるから、要は圧抜けする。
また、低回転エンジンではそれほど問題にはならないが、当たり面がベタになるとバルブ駆動の
負荷になるため、(面接着力が大きくなる)いろいろと不都合が起きる。
また、あんまりベタ当たりになるとそれだけステムのカム側への突き出しが増えるので
バルブタイミングが狂う。
また、排気側バルブは只の摩耗だけでなく
スラッジやカーボン・燃焼生成物噛み込んでシートがボロボロになってくる。
只でさえ廃熱もろに食らうから余計傷みが早い。
吸気側と排気側ではバルブ自体の素材、シートもエンジンによっては吸気と排気で
材質が違う。
そういうモンだ。
よってボロエンジン開けたら使える部品寄せ集めた上で、ヘッドのシート切削と
バルブ自体のシートフェイス修正は必須。
元の状態次第ではバルブ自体最低限排気側は全交換が望ましい。
排気熱にさらされ割れる可能性があるから。
まーポンコツエンジン弐個壱すんのは良いんだけど、明らかにベタ当たりなもん
しかもバルブ寄せ集めとくりゃシートカット必須だ。
それやんねぇで摺り合わせだけでどうすんのよと。
ありゃすぐブローするな。
ピストンの全体も見たけどスラッジでリング固着、片方のエンジンはリングが割れていた
・・どっちもゴミじゃん。
・・・・バカ丸出し動画おおいのう
Posted at 2016/05/30 20:00:30 | |
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