前提:タコメーターは福島破壊品では無いこと、校正されてること
EACVとアイドルスクリューは清掃し、アイドルスクリューの穴から
キャブクリーナー等を吹き込み清掃の上。
で、マニュアル上はこんな手順だが・・・長年やってて結論
まず手順には無いがサービスチェックカプラをショートし、診断モード
にし、補正を止める。
その上でアイドルスクリューを全開でEACVを抜きエンジン始動。
その上で900rpm位にアイドルスクリューを締め込みで合わせる。
そして、エンジンを止めサービスチェックカプラ開放、EACV接続し、
再始動しマニュアルの待機時間内に1200rpm前後になればOK
ならなければECUリセットを行いやり直し。
調整完了後ECUリセットして終了。
一番安定して確実だとおもう。
スクリュー閉ではそもそもエンジンが始動しない*スロットル閉は気密全閉 EACVも抜かれた状態では閉
これでエンジン掛かるとなるとどこかからエア吸ってる。
大概スロットルのコート剥がして終わってるか、EACVの蛇腹破裂。
そもそも調整不能。
んで締め込み方向にするには意味があり、様はベース流量の調整なので
絞り込みにした方が単にメーター上は下に振れるだけだから楽。
あけるとある程度のハンチングが起きるので針が上下する。
ま、そもそも締めてたらエンジン掛からんけど。
どのみち個体差があるので、スクリューの回転量では無く
計測指示値が重要。
BEATのスロットルはこうなってる。
MAPと燃料レギュレーターの負圧用の専用ポートとその3シリンダショート経路と
アイドリング制御用のベーススクリューとEACVの経路、そこにブレーキ用の
負圧取り出しとキャニスターの吸い込みがくっついてる。
でだ、スロットルの意味はキャブだとアイドリングから全開までの
吸気調整用だが、インジェクションではアイドリング時は全閉
完全気密が絶対。
アイドリング時の吸気はベーススクリューとソレノイド駆動のバルブ
というのが大前提。
これはどこのメーカーでも同じ。
よってアクセルON-OFFでスムーズに回転が上下しない場合、
アイドリングが下がらないというのは、このキャブとは全く異なる
スロットルの使用法を理解出来ないバカがやることの典型。
スロットルの密閉コートおとしたり、全閉調整狂わせてたり。
アクセルON時に回転一瞬落ちるのなんかもそうで、アイドルスクリュー
締めすぎでスロットル開いてからの繋ぎ吸気が出来てないとか。
締めすぎでもEACVが無理矢理開状態維持で1200rpmは維持できるので
急激なスロットル会閉時に対応できない訳よ。
これはOFF時も同様。
全開からのアクセルOFF時瞬間的に正圧になるので逃げが無ければどうなるか。
つーことよ。
Posted at 2021/11/22 17:16:03 | |
資料 | クルマ