東京モーターショー個人的レポその3,トヨタグループのレクサスとダイハツです。
マツダ編とトヨタ編では想いの強さから長文になってしまいましたが、
ここからはサクっと短くコンパクトにまとめていきますたぶんきっと!
まぁ写真も実際あんまし撮ってないですし、
撮りたいモデルもあんまし無かったですので…(^^;
今回のレクサスブースでは文字通り、めぼしい出展車両は無く、
新型GSとLFAニュルブルクリンクパッケージの展示のみでした。
あとは市販済みのCT200h等を床置きにしていたくらいです。
という訳で、その「LFAニュルブルクリンクパッケージ」です。
私の写真の撮り方が悪いのですが、
実際にはもっと赤みの強いオレンジイエローのような色合いでした。
それにしても、LFAはやっぱりカコイイですね。
でも明らかに私などの指の触れる事のない、世界の違うクルマです。
続いて新型GS350です。
今回はブラックとシルバーの2台が展示されていました。
ブラックのGSのステージで、暗くなると床のカーペットに
浮かび上がる「New GS350」のロゴがすごくかっこ良かったです。
肝心のGSはデザインが好みで無い事もあってか、
あんましカッコイイとは思えませんでしたね。
普通に市販済みのCTの方が遥かにカッコイイと思えます。
まぁコンセプトが違うのですから仕方がありませんし、
誰も私の好みなんて聞いてませんし(苦笑
今回のレクサスブースは最初にも書いた通り、
特に見るべきものが無い、ただの新型GS日本お披露目会でした。
LFAが置いてなかったら、それこそほとんど誰も立ち寄らないのでは
ないかとさえ思えました。
実際、とにかく印象に残らないレクサスブースで
新型GSも特別アピールはしていませんでしたが、
レクサスはあくまで高級車ブランドですし、
他のメーカーやトヨタブランドのように子どもっぽいアピールをされても
レクサスのイメージが失墜するだけですから、
むしろ今回の雰囲気は良かったのかもしれません。
などと、すぐ隣でドラえもんショーを大々的に展開していた
トヨタブースを見ていて思ってしまいました。
隣ではしゃぐ子供(トヨタ)を静かに見守る父親(レクサス)って感じがしましたね。
さしずめダイハツは母親ってところでしょうか。
レクサスのパンフレットです。
紙質が明らかに以前よりグレードダウンしていますが、
掲載内容もとても少ないので割りと理に適っていたりします。
デザインセンスだけはいつものレクサスでした。
続いてダイハツブースです。
トヨタ編でも書きましたが、ダイハツブースは
ステージ全体が見渡せる2階建て構造になっていて、
2階からステージイベントやコンセプトカーを眺める事ができます。
右の画像はトヨタブースを見たところです。
詳しい事はトヨタ編で書いてるので省略しますね。
コンパクトオープンスポーツの「DX"ディークロス"」です。
コペンの次世代モデルとも言われる、
コンパクトオープンスポーツですが、
同じコンセプトのクルマといえど、方向性はまるで違いますね。
最大のセールスポイントは着脱式の外装で
ワゴン風ボディにしたりバギー風にしたりと
スタイルを自由に変えられる事だとか。
まぁ日本ではまず法規的に不可能ですし、
似たようなネタは既にダイハツ自身が過去にネイキッドでやってますし。
何よりファンが見たかったのは「コペンの続き」なのであって、
こういう色物方向へ振ったネタが面白く無いのは
私などが言わなくても明らかですよね。
貴金属を使わない燃料電池車「FC商CASE」と市販車「ミラ・イース」です。
ダイハツに限った話では無いのですが、
今回の国産メーカーのコンセプトカーは
そのほとんどが「自動車メーカーとしてネタ切れ状態」を
示していたように思えます。
流行りモノを分かりやすく取り込んで媚を売るだけで、
中身が希薄というか、自動車メーカーとしての
センスと技術的アピールが皆無で、
これなら実際に行なっている研究開発をそのまま
カットモデルと解説パネルで展示する、一昔前のショー展示の方が
よっぽど「モーターショー」らしいと思うのですが、
そう思うのは私が古い人間だからかな(^^;
わかりやすいネタに走っても、印象に残らないんですよね。
ミニマムEVコミューター「PICO」です。
細かいディテールや装飾は極めてチープですが、
その基本コンセプトは↑に上げた「FC商CASE」と同様に
とても秀逸です。
ダイハツはこういうクルマをきちんと真面目に
作り込んで展示した方が良いと思うのも、
私が古い人間だからなのでしょうか。
とりあえず、PICOはピザ屋さんや新聞屋さん等に喜ばれそうですね。
ダイハツブースも華やかさはあったものの、
展示内容に関してはあまり特筆すべき点が無かったように思えます。
どのメーカーも苦境に立たされていた2009年の方が、
よっぽど頑張っていたような気がしてきます。
ダイハツのパンフレットです。
DXくらいしか載せるものがありませんでしたね。
それにしても、ミラ・イースはなぜあんな姿でデビューしてしまったのでしょうか。
2009年のショーカーのデザインで、ドアだけ増やして出した方が良かったのに。
中身のすごさが見た目に一切現れていない…。
今の日本人が「燃費の数字だけでクルマを選ぶ」事を
推し進めてどうするのかと…ちょっと不安になりますね。
という訳で、レクサス&ダイハツ編でした。
私にしてはわりとコンパクトにまとまったはずですが、
それでも長いような気もしますね。
次回以降はもっと短くまとめてみようと思います。
その4"スバル&スズキ編"へ続きます。
【ろあの~くの第42回東京モーターショー2011レポ シリーズ】
・その1"マツダ編"
・その2"トヨタ編”
・その3"レクサス&ダイハツ編" ←今ココ
・その4"スバル&スズキ編"
・その5"日産&三菱編"
・その6"ホンダ&その他編"
・その7"その他諸々編"