トヨタの新車開発拠点が完成、全面運用開始へ。

トヨタ自動車が本社を置く愛知県豊田市の山間部、
豊田市下山に建設を進めていた新車開発拠点
"トヨタテクニカルセンター下山"の最後のエリアが
3月末に完成し、4月2日に完成式典を開催しました。

2018年に造成を開始し、2019年に中央エリア、
2021年に東エリアが完成し運用を始めていましたが、
今年最後の西エリアが完成した事で
全てのエリアが完成となり、
この4月より運用を開始しました。
・ 豊田章男会長運転の横転車両もそのまま展示　ドーム130個分…トヨタの広大な新テストコースお披露目 (24/04/02 15:43)


この研究開発施設はトヨタ自動車の本社から車で約30分ほどの
愛知県豊田市下山、ちょうど豊田市と岡崎市の市境付近にあり
施設の大部分は豊田市ですが一部に岡崎市が含まれています。



私の地元でもありますので、建設が始まる前から
噂はだいぶ聞いていましたが、ついに完成したのですね。
中央エリア、東エリアとそれぞれが完成してからは
見学ツアーなんかも開催されて行った事がある人もいると思います。

今回完成した西エリアはレクサスやGRブランドの開発拠点も入り、
全エリアで約3,000人が勤務するという、
ちょっとした都市みたいになりますね。

アクセス路も最寄りの東海環状自動車道豊田松平ICからの
国道301号線が現在も片側2車線化事業中等、改良が進みます。
国道301号線からは立体交差のアクセスランプまで建設されて
ほとんど同施設専用になっていますね。

今回のお披露目式での豊田章男会長の
「もっといいクルマづくりの為に走って壊して直す」という
自らラリーカーのハンドルを握る会長らしい言葉が印象的でしたね。

トヨタは現在の電動化に向けた世界の流れにあえて反して
エンジン開発に注力したりと、クルマ好きの期待にも応える車作りをしていますね。
この下山からどんな楽しいクルマが生まれてくるか、今から楽しみですね♪