エンツォ最期の提案…フェラーリＦ４０のミニカー

あのエンツォ・フェラーリが最期に提案したモデル、それがフェラーリＦ４０でした。
Ｆ４０は昔エンツォが愛していた「バルケッタなどのスピリッツを持ったクルマを作りたい」、そういう意図から作られました。ルーツは３０８をベースとした２８８ＧＴＯ（１９８４年）でした。

また、エンジンはＶ８・３リッターツインターボ、４７８馬力という圧倒的なパワーを搾り出しました。それからカーグラフィックのテストでは最高速度は３００ｋｍ／ｈというスピードでした。何しろ１速でも９１ｋｍ／ｈは出たのです!!

それから当時の新車価格は４５００万円という価格でしたが、日本ではバブル景気も手伝って、何と１億円にまで上りました!!

１９８７年～１９９２年までに合計１３１５台が生産されました。

…さてこのミニカーはイクソモデルの特注です。Ｆ４０というとフェラーリレッドを想像しますが、こちらは珍しくホワイトです。
しかしホワイトのフェラーリもいいですね。真のサラブレッドという感じがします。フェラーリのマークである「プランシング・ホース」に相応しいかなと思います。


「Ｆ４０プロトタイプの洗車シーン」
これは１９８７年末の夜中に放送していたカーグラフィックＴＶの特番でやっていたものです。私はこの番組を見てＦ４０が好きになりました。一目ぼれしたクルマです。