※画像:carviewさんよりお借りしました。
多くの方が思っているであろう、「乗り損じ」というクルマってのが自分にも数台存在している。
初代
MR2の後期型、トヨタ MR2 Gリミテッド スーパーチャージャー。
ブラキッシュブルーマイカのボディカラーだ。
オイラの高校時代の頃。
東京モーターショーで発表されたトヨタのコンセプトカーSV3。
その市販型がAW11型、初代MR2。
ほぼそのままのスタイルで登場し、国産初の量産型
ミッドシップレイアウト車という本格的なライトウェイトスポーツモデルだった。
パッと見、すぐにイタリアの
フィアットX1/9をリスペクトしている感じが見て取れる。
実用一般型車両のコンポーネンツを用いたり、レイアウト構成が似ていたりしている点からしても想像に難しくない。
時は流れ、自分もマイカーを所有。
初めての愛車購入が日産スカイラインでもトヨタ・ディーラーの中古車販売での購入だったからショールームに行く機会は少なくなかった。
そのショールームに後期型の ¨ ソレ ¨ がディスプレイされていた。
テンロク(1600CC)のスーパーチャージャーという心臓部も良かった。
残念ながら乗った事はないし、当時は自動車雑誌しか情報は無かったけれど、高回転域へ持って行かなければ効果を感じられない当時のターボエンジンより、低速域から持っていけるスーパーチャージャーの方が効果的だと思った。
さらにあのブラキッシュブルーマイカのボディカラーとTバールーフも魅力的だった。
「これでヤマ(ワインディングロード)を走ったらさぞかし楽しいだろうな。」と思っていたのだが、数年後、前期型のNAだったけれど乗る機会があった。
よく曲がるんだコレが。
「なんだコレ、めちゃくちゃ楽しいぞ」となった。
ミッドシップだからシートはリクライニングできないし、車内も狭い。
エンジンは後ろで唸るし、決して快適ではなく、実用性も乏しい。
しかしそんな事は若いころの自分はどうでも良かった。
結局、手に入れる事もなくMR2も進化の為、SW20型にバトンタッチしてコンセプトは変わった(アレはアレで良いけれど)。
なんで今頃になって印象深く思い出したのか。
多分、あの
ホビーショップの店頭に並んでいた
アレだろうナァ…
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乗り損じたクルマ | 日記
Posted at
2024/01/14 09:00:22