そういや、もう目の前に12月が。
いかん、記憶だと小松崎茂展は
12月初旬までだったはず…
改めて確認すると、12/6 まで。
ヤバいヤバい、行ける今行っとかないとね。
てことで、早々ながら荒川ふるさと文化館再訪です。
エントランスは、この前とほとんど変わらず、企画展のパネルが手前に置かれてるってだけ。
その分? 入館料もお安く、常設展と変わらない \100。
さすが「下町の空想画家」と銘打つ展示だけあって、庶民価格で嬉しいね。
早速展示を見ていきますが、ある意味裏切られた感のある内容。
ヲッサン的にはミリタリーからアニメ/特撮系のボックスアートがタンマリってのを期待してたんだが、並んでいる半分以上は戦中〜戦後の雑誌に掲載されていた挿絵など。
ただそれがまた結構いい(^^
特に戦中に描かれた「機械化」は、時代背景もあって単なる空想の産物とは異なる、必然の空想とでもいうような機能・性能の機械たち。
陸の航空母艦や Me262 ばりのジェットの他にも、地味だが必然性の高い架橋車両など、夢物語では必要なさそうな機械たちの絵も並んでいる。もちろんソコに描かれているモノは結構な種類が実現されていて、その発想力のスゴさには下を巻くところ。
その分、ボックスアートはほとんどなくって、テスター 1号の原画が見れたのが、せめてもの救い。
でも、そのどれもが個人蔵ってところが、今後公開される可能性の低さを感じさせるなあ(^^;
結構堪能させてもらったけれど、半日潰れるほどじゃないので、続いてピックアップしてた先へ。
今度は私設の美術館、石洞美術館へ。
こちらは六角形に三角屋根と見た目は結構ユニークながら、内容は至極オーソドックスなもの。
今は「日本のやきもの展」と、これまたシブい展示になっています。
場所が千住金属工業の敷地内にあるので、休みの日はやってるんかいな? と不安になりますが、片端の狭い入り口が開けられていて、開館中なのが判ります。
中へと進むと、これまた美術館らしいシックな空間と、螺旋状にルートを組まれた珍しい設計。
そこに企画展らしく、焼き物を主として 100点ばかりが展示されています。
もちろん無粋なヲッサンですから、メインの茶の湯器なんざサッパリ判らんのですが(^^;
そんな折、シロート的に目を惹いたのは、現代陶芸作家の展示。特に加藤卓男の「青釉黒彩花鳥文高台鉢」は、ラスター彩陶の青を感じさせる見事な作品。いやいやー、眼福でございます(^^
てな感じで、全く趣向の異なる一日でしたが、いろんな角度の刺激があって、結構オモシロかった。
さてと、今日の予定はここでオシマイ、ちょっと早いけど RTB です。
■フォトギャラリー
Posted at 2015/12/07 21:36:05 | |
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ふらり | 日記