別に狙ったわけじゃなくて。
たまたま白衣観音で縁結びの祈願祭をやってたわけで、こっちはもとから行く予定だった > 縁切寺 満徳寺。
といっても、縁を切りたい人がいるわけじゃなく、どういったところなのか興味津々だから。失礼ながら、なんでお江戸じゃなく、片田舎に縁切寺なるものがあるのかも不思議だったので。
やってきたルートを戻って小 1時間、到着しました満徳寺。
初見、見た目は何の変哲もない普通のお寺、というところ。
広い敷地があるわけでなく、特別これといった特徴も見当たらない。
ただ、駐車場の案内に徳川家発祥の地というのがあって、その辺がキーなのかも、という気はする。ま、とりあえず見させてもらいましょう。
境内へ入ると、まずぶつかるのが縁切寺満徳寺資料館。
ちゅうか、案内によると、ここは縁切寺満徳寺遺跡公園となっていて、現在はお寺としての機能? はないみたい。まあ、そのほうが気兼ねなく見れるからいいけど。
受付で館内の案内を受け、まず隣りの部屋で縁切解説動画を見た後、展示を見て回るように、と。じゃあ、と動画を見始めますが、えーと、これは「まんが にっぽん昔ばなし」では? 語りも市原悦子氏と本格的、と言ったらいいのか、まんまな仕上り。昭和な資料館のナレーションは永井一郎氏の独壇場かと思ってましたが、この手があったか、と(笑
これを見ただけで結構満足してしまったが、本命はこれじゃない。
続いては資料展示室へと。こっちも予想外な、徳川家の位牌がずらりと並ぶ光景。
なんでここに位牌が… これってレプ? いやどこにもそう書いてないってことは、本物ですか? 徳川家康公の迄あるし、これってなかなかスゴイことなんでは?
その続きにやっと、縁切り関連の資料が並びます。
これがまた、現在の司法手続きか! ってほどきちんと整備された内容。
実施例が 100件以上あるってんだから、きちんと機能してたってのは間違いなさそう。
現代のような殺伐とした時代じゃないから、今の家裁よりよっぽど親身になって対応してくれたんだろうなあ。
てことで、思いの外濃ゆい場所だった縁切寺。
ちゃんと御札を使って縁切り祈願もできるので、必要になったらトライしてみるのもありか(笑
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Posted at 2023/03/06 22:16:45 | |
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ふらり | 日記