友だちと遊ぶ > 勉強、だった小中学校時代(^^;
当時、習字やそろばんなどの習い事はやるけれど、塾に通う子供は少数派。まあその分学校の授業をきちんと聞いていたんだと思いたいが、結果がこれだからねえ(笑 ちなみにヲッサンは大阪育ちだったので、もちろん学区制。大阪は特に越境に厳しく… ではあったものの、別学区の学校へ行くとかいう前に、学校を選ぶとかいう気持ちも学力もなかった(^^;
そんな「学区制」の大本が知れる、京都市学校歴史博物館に今日はふらりと。
住所は京都独特の「御幸町通仏光寺下ル」で、元京都市立開智小学校を改修して博物館にしたとのこと。開館が平成10年というから、結構昔からある博物館だったんですね。
厳しい正門(明治の建築を移築)をくぐると、なんとなく懐かしさがこみ上げる風景… そうそう、学校ってのはこういう感じだよね。
なんとなくグラウンドを横切るのが憚られるので、ぐるりを巡ってエントランスへ。
受付を済ませると、すぐとなりから展示室が連なります。
ここでは学校の成り立ちから番組(今でいう学区)などの資料が閲覧できますが、ざっと見ていくだけでも、今とは違う意味での教育への熱意が感じられます。一般の町衆が学校設立にお金を出し合うなんてきくと、現代の給食費さえ払わない(払えない ではない)、という残念なニュースとのギャップに唖然としてしまいますね。こんなこっちゃ日本の先行きが不安になりますな。
それはそれとして、資料の中には、当時の在校生に関するものも並んでいて、目にとまったのは上村ツネ(松園)の名前。そう、あの日本画家ですよ。写真が撮れないのが残念ですが、当時の成績とか出してもいいんですかね(笑 他にも、北大路魯山人や近藤悠三など、著名人や芸術家の作品が普通の資料と同列に並んでいて、ほんとに皆さんここの卒業生なの? と思ってしまいます。
なお、それらは「学校のたからもの」という扱いで、トータル 2,000点にもおよぶ品々が収められているってーと、イッパシの美術館クラスじゃないですか(展示されてるのは数点程度ですが)。
単なる教育制度に関する資料館程度に思ってましたが、なかなかどうして。
「番組」自体はそういうことねって感じだけれど、お手軽に作品を見れるってのが穴場ですね。
■フォトギャラリー
Posted at 2019/12/19 13:13:11 | |
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ふらり | 日記