春日大社に来たんだから、本殿だけ参って真っ直ぐ帰るのはもったいないので、広い境内も巡ってみます。
春日大社の灯籠にはその本数からか古くから言い伝えがあるらしく、それは レアな灯籠を見つけられたら億万長者に!ってのだそう(^^; 基本 灯籠の彫刻は「春日社」なんだけど、約2,000本の中に15本?だけ「春日大明神」と彫られているものがあり、それを一夜に 3つ見つけると長者になれるんだとか。
さすがに今の世の中、夜半に探し回る=不審者扱いw なので、昼間に探しといて万燈会の夜にでも見に行く… ってのがやれる手立てなんだろうが、やっぱそういうのはノーカンなんだろうなあ。
ま、とりあえず長者になるのは次回以降に委ねるとして(笑 本殿回廊外の社も参拝。回廊外の境内にも摂社・末社はたくさん据えられてあり(全 61社)、よく聞く若宮神社や三輪神社の他にも春日明神・伊勢神宮の遥拝所などを含めて南側に 15社、北側には一言主神社・愛宕神社や水谷九社などなどフラフラと歩いているだけで、いろんな社にぶつかる。ただ順番に全部ってのは正直ツライので、簡単にお参りできそうな摂社・末社だけでもグルグルと。
みていくと、どの社も時を経た空気感なんだが、そんな中 夫婦大國社の絵馬だけは、ちょっとなー、と。縁結びの社ってのはよくあるけれど、あのハート型にピンクの絵馬は春日さんとして、今の時代に迎合し過ぎなんじゃない?
と、感じるのは、老◯世代に入ったからかなあw
とりあえず目についた社のお参りを済ませ、あとは駅へ向かって。途中、春日大社 神苑(萬葉植物園)に出くわしたので、ここも久しぶりだし入ってみるべえか、と。
5月上旬までなら藤棚が見頃だったんだろうが、このタイミングだと緑色だけ。
その代わりといっちゃなんだが、大麦?それとも古代米?の稲穂がすっくと伸びてたり、万葉集を象徴するらしい希少種の「紫草(むらさき)」の花が見れたり、と前回が正月だったので、違う季節でまずは良かったな、と。
ただこの紫草、どこが紫なの? ちっちゃい花は白だし… と調べてみると、根っこの部分が紫色の染料になるらしく、奈良時代にはすでに使われてたみたい。冠位十二階の最上位は紫だったはずだから、その辺にも使われてたんでしょうね。
と色に思いを馳せるのはいいけれど、華がない庭園なのは相変わらずですね(^^;
藤の季節は観光客でいっぱいだろうし、他に見頃があれば大明神探しと合わせて再度訪ねてもいいかもね。
レポはフォトギャラリーで:
春日大社 境内 /
萬葉植物園
Posted at 2019/11/25 23:57:35 | |
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ふらり | 日記