3月といえば、やはり桃の節句。
残念(幸い?)ながら
ヲッサン家は代々男の子しかいないので
ひな祭りとか雛人形とかいうのを実感することがなく
博物館や資料館で眺めるものって感じ(^^;
今回も(シーズン ギリギリですが)そんな企画展示開催中の遠山記念館へ。
いつも混みはじめて思い出す R254 北上ルート。
後悔役立たずとはこのことですなーw ということで途中で脇道にそれて、県道 399号を北へ。
もともと家からそんなに距離もないので、ソコソコの時間で到着。
思いの外 広い駐車場から記念館を眺めると、改めてそのお屋敷のデカさを実感。
さすが、日興證券の創立者邸ですね。
遠山記念館は美術館・邸宅・庭園の 3部構成になっていて、結構盛りだくさんな感じなんですが、今日の見どころは本日までの遠山邸大広間 雛壇飾りを観ること。大広間の間尺イッパイイッパイに並ぶひな壇が壮観らしい。
まずは美術館からスタート。
光量を落としてるというよりは元から薄暗い造りで、展示室というより土蔵の中というほうがイメージしやすい展示室。企画展示に会わせてたくさんの雛人形などが展示されていますが、イマドキのきれい・サッパリ・明るいものじゃなく、時代の差を感じさせる・人に迎合しない・思いを託されたかのような人形たちが並ぶ。
かわいいとかキレイとかじゃなくて、なんかこう… 来る感じ? なモノたち。
んー、やはり人形は怖いところがあるよなあ。
予想外に重かったひな人形たちを堪能し、今度は邸宅 & 庭園へ。
茅葺きの庄屋風なデカい玄関から中へと進むと、一気に半世紀以上はタイムスリップした空間へ。そこには網代を組んだ天井やら、シンプルながらも手のこんだ襖紙、こう敷くかって意表をつく畳のはめ込み。
廊下に沿って順番にお部屋を見て回りますが、もう、広い… 広すぎる(笑
邸宅というよりも旅館ですか? ってほど先があって、歩いても歩いてもまだ先に廊下と部屋が続くイメージ。
どんだけの資産持ちなん。
そうこうしてるうちに、やっと大広間に到着。
開け放たれた障子の向こう、そこには確かにドドーンって表現がピッタリの緋毛氈のひな壇。
こりゃ壮観ですわ。
飾られているのは、普通のひな人形セットだけじゃなくて、内裏様の脇には御殿がついてるし。
これはもう、ひな壇飾りとかじゃなくてジオラマって呼んだ方が良いぐらいのスケール感(笑
ただ、唯一残念なのはガラスで仕切られてること。
できれば学芸員ひとり置いてでも、このガラスは外してほしかったなあ。
てな感じで、豪奢な気分を味わえましたね。
次は 4月中旬から端午の節句バージョンらしい。んーまた来るか?
■フォトギャラリー
遠山記念館 /
邸宅 & 庭園
Posted at 2017/03/20 10:21:23 | |
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