古本まゆのブログ一覧

　先日のトヨタ博物館の企画展も、動画化してみました。こちらはブログと違ってあまり自分の趣味にはしらず、全展示車を載せております。



　この動画については、特に みんカラ で紹介するつもりはなかったのですが、今日管理画面を見たら、 WMG & Naxos Digital Services という会社から、ＢＧＭに著作権の申し立てがなされたようです。
　音楽については、著作権の保護期間の完全終了したクラシック音楽をＤＬできるサイトから入手して、一部分を切り取ったものです。著作権関係についてはそのサイトの判断を信頼していますので、あまり詳しいことは判りませんが、一次著作権は当然の如く切れているし、録音は１９５１年１月になっているので、日本では２０１６年の保護期間延長以前の２００１年で著作隣接権も切れていて、一度切れたものは法改正では復活されないはずです。
　検索してみると、ワーナーミュージックグループとかナ糞（クソ）スという会社は、YouTubeで完全に無茶ぶりな著作権侵害の申し立てを多数しているようです。下手な鉄砲も数打ちゃ中る 方式の収益略奪の、著作権アルアル詐欺？　アメリカの会社のようですが、代理というような書き方がされているので、日本でいうJASRAC（カスラック）のような存在か？
　まあ、人に著作権侵害の主張をしてくる以上、自分が正当な著作権者であることを証明する最低限の資料くらいは付けていただきたいものですが。
　著作権者かどうか判らない相手に、具体的な反論もしづらいのですが、取りあえず異議の申し立てを行っておきました。アメリカには著作隣接権という言葉はないようで、このあたりが調べていてよく判らないのですが、演奏者の二次著作権も１９６７年以前に録音されたものについては消滅しているっぽいです。ただ現行のルールをそのまま適用すると、今年の年末まで有効な可能性があるので、先方にどう判断されるか判りません。
　今のところ一社だけですが、YouTube動画でクラシックを使うと、複数の自称著作権者から、分け前を請求されそうな……。当然収益化にはなっていないので、関係はないのですが、面倒というか、鬱陶しいですね。
　相手が申し立てを取り下げしなくても、年が代わって、アメリカルールでも著作権の主張ができなくなるまで放っておきますが、こりゃネット上では、西洋のクラシック音楽は普及しないわ。

追伸：　先方からは何の連絡も有りませんが、今朝（１１月２５日） YouTube の管理画面を見たところ、異議が認められたのか、「著作権の申し立て」は取り下げられたようです。しかし、間違って著作権を主張した事への、説明も謝罪もなし。社名通り「糞」みたいな、どうみてもまともな会社ではありません。クラシックの場合、まだこの類の自称「著作権者」から新たな「申し立て」がなされる可能性がありそうですが、ひとまずほっといたしました。
　この動画の場合、まず「この音楽を使ってみたい」というのがあって、それに合わせて動画の尺を決めているので、ＢＧＭの差し替えは困難なんですよね。

　定休日の今日は、奥さまも留守でしたので、トヨタ博物館の企画展「WRC 日本車挑戦の軌跡」を、昼食がてらひとりで観てきました。イベント名の上に、ちょっと恥ずかしくなるような角書きの如きものが付いていますが、恥ずかしいので省きました(^^;;。
　本館の入り口付近には、トヨタ２０００ＧＴのオープンカーが置かれています。



　トヨタ博物館が所有するボンドカーかと思ったら、俳優の唐沢寿明という方が寄贈された改造車のようです。結構よく出来ています。
　太っ腹ですね。

　文化館のイベント会場入り口。



何やら、車がパネルに突き刺さっています。構図的には、そうは見えないか。









　流石トヨタ車のブースは気合が入っています。
　こういう展示のノリも、悪くはないかな。











　三菱マニアの友人が乘っていたマシンの中で、個人的には一番面白いと思った車です。軽い！速い！壊れない！　ハイカムが入れてあるとはいえ、９千回転以上ビュンビュン回っていました。



　ここからは、エントランス展示の車になります。





　こういう車がさり気なく展示されているので、トヨタ博物館の企画展はあなどれません。





　昼は、博物館カレーを食べて帰りました。