古本まゆのブログ一覧

　ベレットのチョークケーブルですが、現在付いている点いている２（ツィン）ケーブルタイプのものは、ノブのシャフトが、カシメられた筒の中に入っていて分解は難しいです。　１キャブタイブのものなら使えるのではないかと思って、倉庫を探していたら、すぐに見つかりました。
　ノブ部分は同じようなので、これが使えれば、違和感なく取り付けすることができます。



　シャフトの下の方に、ストッパーの機構がありそうです。シャフトとケーブルはカシメてあるだけなのか、ロウ付けでもしてあるのか、よく判りません。



　とりあえず、長くて邪魔なケーブル部分を切断。ニッパーで簡単に切れるのかと思ったら丈夫かったです。
　ワイヤーの径は１.６mm。調べたら、自転車用のブレーキワイヤーで１.６×１９５0mmというのがあったので、これが使えないものか。
　外の被膜はそのまま引っこ抜けるかと思ったのですが、抜けないので切り裂きました。ケーブルの外側の筒部分はスバイラル状の構造になっているので、ペンチで挟んで引っ張れば解(ほど)けて抜けてくるかと思ったら、こちらも固くて全く歯が立たない。



　こちらの凹みは、下のビニールチューブの固定の為か。チューブを破損させないように抜けるかな。
　インターネットで検索してみても、チョークの修理の話は出てこないので、構造的に難しいのかもしれない。
　ワイヤー部分は力任せで抜けそうな気もするのですが、全体的に思っていた以上の強度を持っている上、構造が判らないので、まず軸とワイヤーの接続方法を調べてからにします。
　シャフトが外側の筒から抜けない構造になっていると、ちょっとまずいです。今のところノブ側の構造が読めない。これが使えなければ、汎用のものを探すしかありません。
　ゆっくりと考えてみます。

　残姉号のレストア作業も、念願だったヒーターの復活も完了して、自分でやっておきたい主な作業も、残りふたつくらいとなりました。
　そのひとつが、エンヂンを載せ換えた後、現在は繋がっていないチョークケーブルの接続です。ケーブル自体は残っているのですが、現在のＳＯＬＥＸの仕様ですと１８０°回転させて、前方から引っ張る形になるので、多分長さが足りません。
　ＳＵキャブ用の２（ツィン）ケーブルタイプのものは、分解してケーブルを取り替えることが出来なかったと思います。どこかにシングルキャブタイプのものが何処かにあったはずなので、多分それのノブが使えるのではないかと。
　とりあえずＳＯＬＥＸへの接続に使う小パーツを購入しました。うちの家は細かいパーツを部屋に置いておくと、いつの間にか消えてしまうので、仮付けしておきます。



　ケーブルは、どのくらい曲げて取り回しすればいいのか、やってみないとよく判らないのですが、まあ２mくらいあればいいのではないかと考えています。
　実際の所、冬場でもエンヂンは一発でかかるので、チョークを使用するような場面はないのですが、オリヂナルに近い状態を、一応再現しておきたいだけです。
　最近肉体的に、暑い時や寒い時の駐車場での作業ができなくなってきたので、今年も試行錯誤（トライアルアンドエラー）でぼちぼちやっていきます。