古本まゆのブログ一覧

　現在残姉号に付けているアルミ削り出しのシフトノブを作ってもらった時に、シフトノブに法律で必要とされているシフトパターンをレーザー彫刻で入れてくれる業者さんを探していたのですが、その時は球面にレーザー彫刻をしてくれる業者さんが見つからず、やむなくシフトパターンプレートを作ってもらって、コンソールに貼り付けて、車検時の法的な問題をクリアしました。
　ところで最近球面にレーザー彫刻できる彫刻機をもっている業者さんを見つけたので、早速問い合わせてみようと、色々なアルミ製シフトノブの写真を検索して、ノブに入れるパターンのデザイン、大きさを検討したのですが……、あれ、何も入れない、黒のアルマイト加工のままの方が格好良いじゃないだろうか？
　法的な問題はクリアしているし、シフトパターンプレートも特注品だけあって悪くない。
　結局シフトノブにシフトパターンを刻む当初の構想は、放棄することにいたしました。色々と試行錯誤しています。

　最近ネタはあるものの、なかなか みんカラ のできない状態が続いておりました。
　ワンオフのシフトノブですが、調べてみると、球面へのシフトパターンのレーザー彫刻はなかなか難しいようです。純正のシフトノブ形状に拘ったのですが、頭を平らな形状に変更しておけば、あるいは引き受けていただけたかもしれません。
　コメントでご紹介いただいた企業にも、（こちらは引き受けてくだされば、刃物による彫刻だと思われますので）問い合わせてみたのですが、「仕事が混み合っており、現在ワンオフの注文を受けるのは難しい」とのことでした。
　黒のアルマイト加工にレーザー彫刻、素敵だと思ったのですが、完全に調査不足でした。
　ここで、シフトノブに直接彫刻するのはあきらめて、別の方からのコメントでご教示いただいたシフトパターンプレートの取り付けに方針を変更したのですが、まだ完全に思い切れずに、つらつらと考える日々が続いておりました。
　既製品では、ベレＧのシフトパターンに対応したプレートは、見つかりませんでした。
　取りあえずダブルナットの要領で、シフトノブをきちんと取り付け。
　ブレートの取り付け位置は、センターコンソールのヒータープレートの左横の、フォグランプのスヰッチの付く場所しかありません。個人的な趣味ですが、フォグランプやリアガーニッシュ、サイドのエンブレムは、ベレＧの美しいスタイルを壊すものと考えて付けていないので、この場所にプレートを付けるのに全く問題はありません。
　スペースから逆算して、４０×３０㎜、Ｒ２㎜、厚さ１㎜の方形のステンレス板を、度々お世話になっている きりいた.ｃｏｍ さんから購入。
　最初にシフトノブへの彫刻を問い合わせた２軒の業者さんのうち、対応の良かった 石忠彫刻店 さんに再度問い合わせをすると、引き受けていてただけるとのことでしたので、何度かメールをやりとりし、純正のノブのシフトパターンに近いフォントでのレーザー彫刻を御願いしました。



　イメージ通りの出来です。



　ヒータープレートの下の線に合わせて、位置決め用の紙を貼ります。この位置でやっと、フォグランプのスヰッチの取り付け用の穴が隠れる程度です。



　プレートの裏面に強力両面テープを貼り、



取り付け。
　この位置なら車検も、問題なさそうです。
　今回は知識不足で判らないことが多く、色々と手間取りましたが、従来から取引のある きりいた.ｃｏｍ さんに加えて、ねじの山崎 さん、石忠彫刻店 さんという、こちらの要望にきちんと耳を傾けてくれて、高い技術力でもって仕事をしていただける職人さん気質の企業と出会えたことを、大変嬉しく思います。

　アルミの削りだしシフトノブ。

　そのうち卓上旋盤でも買って、造ってみようかと何となく思い続けていたのですが、店も自宅も商品だらけで、少し大きい工具を置くスペースなんて、どこにもありません。
　でもって、とうとうワンオフで注文してしまいました。
　写真で判るようにシフトパターンは入っておりません。車検用に頭にシフトパターンを彫りたいのですが、せっかくの製品に、自分で下手な文字を入れるのも憚られるというか、悲惨な結果が見えてしまいます。
　シールではちゃっちすぎて合わないだろうし、これはと思った会社に訊いてみたのですが「難しい」ということで、断られました。
　ベレットを運転（ドライヴ）するのは私だけですし、次の車検までかなり時間もあるので、ゆっくりと考えてみたいと思います。アルミノブにシフトパターンを刻んでくれそうなところの情報があれば、ご教示ください。