気が付けばもう7月。
去年同様、色々とやる気が出なくて未だにコタツを片付けられていません。
たまさのです(´・ω・`)
スタッドレスよりもコタツの方がオンシーズン長いというアレな状況ですが、そんなやる気はなくても車遊びだけはやる気満々。
ビギナーズジムカーナin筑波もいよいよ前半折り返しの第3戦です。
先週のブログの通り、デフの仕様変更から1週間。
街乗りの扱い辛さにもようやく慣れてきましたが、果たして主目的であるスポーツ走行においてその真価は発揮できるのか?まずは前日練習会でシェイクダウン。
あいにくの雨模様となってしまった前日練習会。
コースは定常円、スラローム、8の字と、ジムカーナの基礎が詰まったレイアウト。
いつものようなコテコテのターンは無いものの、同じところの行ったり来たりが多く、そういうレイアウトが苦手な自分には常にミスコースの不安が付き纏うと言う油断できないコースです(^^;)
それに加えて路面状況はびっしょびしょのフルウェット。
デフの性能を試すとか以前に、ちゃんと走れるかどうかも危ういですが、翌日の本戦に向けて全力で挑むしかありません。
練習開始直後は案の定ミスコースもやらかし、滑るウェット路面に大苦戦。
スラロームなんかは生まれたての子ヤギのようにプルプルと震えるような挙動でしたが、走行本数を重ねていくうちになんとかそのあたりは改善の兆し。
で、肝心のデフについては・・・思ってたより全然扱いやすい(・∀・)!
唐突にロックするようなことも無く、車体がアクセル操作にリニアに応答してくれるような感触はまさに狙い通り。リヤのトーインによって限界も高くなっている実感もあり、定常円セクションは「曲がりながら加速する」というイメージに近い走りができているような感覚でした。
装備した直後は「やりすぎちまった」感もあった仕様でしたが、スポーツ走行においてはまさに背中を押してくれる心強い味方となってくれたと思います。
・・・かわりに街乗り性能は色々と犠牲になりましたがね(笑)
ウェット路面は相変わらず苦手ながらも、そこそこよさげな感じになってきた午後の走りがこちら。
挙動不審な感はまだありますが、頑張ったほうなんじゃないでしょうか(笑)
はい、そこ!新品タイヤのおかげとか言わない。分かってるから!
新装備についてそこそこの慣れと悪くない感触が掴めた練習会でしたが、それは某ライバルも同じようで、新装備のスーパーチャージャーを大分手懐けてきた様子・・・
これはまたギリギリの戦いになるな・・・と、良さげな感触に反して緊張も帯びてきた練習会の終わり際・・・
「たまさのさんウチのスーパーチャージャー見てみます?」
と、ここでまさかのネタばらし。
スーチャーなんかついてねぇし!!
ええ、純然たるノーマルエンジンでしたよw
危うくスロットルボディをスーチャーに見間違えるというトラップにかかりそうでしたw
全然速いから気付かなかったよ・・・
久々のウェット路面で練習としては非常に充実したものとなりましたが、翌日の天気予報は練習とは正反対のドライ路面が予想される晴れ。
今回の練習がどれだけ生きるか?1.5秒というハンデを覆せるか?スーチャーがあろうが無かろうが速いライバルをどう打ち倒すか?
緊張の本番を迎えます。
ホテルの朝食も取らず、ゲートオープンから早々に会場入りし、準備万端で手にしたコース図は前日練習からちょっとハイスピードセクションが延びたようなアレンジ具合。
「全体的に気持ち悪いとこに入っていくようにレイアウトした」
と、相変わらずなコース委員長の悪意に負けず、いかに迷わずアクセル開けて行けるかがキモとなりそうな感じに、いつにも増して入念な慣熟歩行でイメージを組立。
軽い殺意すら向けられているように感じる同クラスのセリカ、レジェンド、BRZと強敵揃いの中、練習であってもミスコースしたら確実に負けると自らを叱咤し、練習走行から全開アタック。
完全ドライ路面ということで前日練習では感じなかったリヤの出辛さ、ややアンダーな車両セッティング具合もある程度想定範囲に収まり、なんとか戦えるはずだと信じていざ本番コースイン!
サイドちょん引き失敗、荷重曲げの不発などでラインがふくらんでしまう箇所もありましたが、なんとかパワーで押し切ってリカバリー。1本目をトップで走りきることができました。
続く2本目。
実況から次々に聞こえてくる「中間タイムはトップのたまさの選手と同タイム!」というプレッシャーと、後半セクションのミスによってギリギリ届かなかったというライバル達のリザルト報告に一喜一憂しながら待つこと数台・・・
最大の強敵のリザルトが不明なままオーバーラップでコースインという状況に緊張もピークでしたが、とにかく1本目より速いタイムを叩き出すことだけを考えて2本目スタート。
緊張のあまりサイド引くタイミングが早くなってしまい、ターンセクションの出来はイマイチ。
かわりにアクセル踏めるところを目一杯踏んでいけたことが功を奏したのかタイムは1本目より短縮。
・・・が、どこで引っ掛けてしまったのかパイロンタッチ1本を食らってしまい、リザルトとしては1本目の結果からなんとか逃げ切りで優勝を頂くことができました。
より高みを目指すなら、まずは本番1本目と2本目のいいとこ取りした走りができるようにならないとイカンと思いながらも、しばらくは激闘を制した余韻に浸ろうと思います(´・ω・`)
とにかくこれでシリーズ前半戦をランキングトップで走りぬけることが出来ましたが、勝負はまだまだこれから。
ハンデは累積3秒という大きなものとなってしまいましたが、ここで諦めてヌルい結果を目指したりせず、ハンデを覆すつもりで次戦も頑張りたいと思います。
表彰式コメントでも言いましたが、ギリギリの戦いを繰り広げることができるライバル達に恵まれている事が今シーズンで一番嬉しいことだと思いますし、手を抜いてヌルい結果に終わらせてくれるような甘いメンツでは無いことも確かだと思いますのでw
次戦のTC1000ではいつも以上のハイスピードバトルになると予想され、サーキット走行に有利なRX-8であればそう簡単には負けないはず!
ハンデ3秒も持ってるアイツには負けないだろうと油断した相手に一撃かますつもりでベストな走りをキメてやろうと思います(笑)
皆様お疲れ様でした!
次回TC1000でまたお会いしましょう!