今日は何とかへこたれずに済んだので、コペンさんの調査及び清掃作業を行いました。
時間が経つとバンパーの外し方を忘れちゃうんで、
他の方にも役に立つこともあるかもですし、備忘録的にそれを書いてみようと思います。
取り外しの順序は適当ですので、模倣される場合は自己責任で適当にやってくださいませ(笑)。
先ずはインナーフェンダーカバーの前端とバンパーの下端を繋いでいるクリップ外し。
片側に付き赤丸の3か所ですね。
そんで、その一番内側のクリップの内側の裏の方にもう一つクリップ。
このクリップの内側のピースがプラスネジみたいになっているんですけど、
この手のクリップはどこの自動車メーカーのやつも
ネジを外す方向に回しても抜けて来やしないのでメッチャムカつくのですよね。
設計者出てこい!って言いたくなります(苦笑)。
幸い、裏側に指が届くので、裏から中央部を押しながら、回して外しました。
因みにこれら2種類のクリップの品番はコチラ。
右側がネジタイプの方だったと思います。
最初に外した3個×2の方は特に古くなっていると
外す時にぶち壊れる可能性が高いので
バンパーを初めて外す時にはあらかじめ左のを6個用意しておくと安心です。
無論ネジタイプの方も壊れない保証はないので
右のも2個用意しておけば尚良いと思います(笑)。
さて、その後はインナーフェンダーカバーの前側をちょいとめくって、
フォグランプとウインカーのコネクター(赤丸)を抜きます。
んで、フォグランプのコネクターの斜め下にあるナット(赤丸)も外します。
お次はフェンダーとバンパーを繋いでいるネジを外します。
一個目
二個目
三個目
取り付け穴はこんな感じ。
んで、正面のボルトを4つ(赤丸)を外します。
因みにこのうち左右の端のボルトは胴が太い位置決めボルトになっています。
んで、バンパーを前に引き出してくるとそれが外れてくる感じですね。
で、早速点検。
オイルがにじんでいる所をチェックしていきます。
インタークーラーの上のパイプとインテークパイプを繋いでいる個所のバンド付近。
インテークパイプ上のエアバイパスライン分岐部付近。
(ひょっとすると左にあるホースから滲んできてるかも)
エアバイパスバルブ
ここは買った時からオイル滲みというか殆ど漏れと言えるレベルでした。
なので、このシール材はそれを抑えようと私が塗った物です。
バンパーとエアクリーナーを外して見えるようになった部分。
オイル漏れ?
と言っても、エンジンマウントが液体封入式なんでしょうか?
どうもそこから漏れているっぽいです。
って事はこれもその内交換ですねぇ(溜息)。
タービンとインタークーラーを繋ぐホースのタービン側。
なんか、ホースがメッチャ下寄りになっていたのでバンドを緩めて
ホースを上に寄せてバンドを強めに締め込んでおきました。
ここの部分についてはちと後述します。
同じホースのインタークーラー側。
赤丸の箇所にオイル染みがありますね。
インタークーラー自体は表から見てもこの画像で見ても
カシメの部分等でオイルと埃が混ざったような堆積物が認められないので
大丈夫そうですね。
インタークーラーとその上のパイプを繋いでいるホースですが、
バンドが上下とも最初の場所からズレているようです。
こりゃ、何かでインタークーラーを外した経歴がありますね。
ひょっとして事故???
イヤなもの見つけちゃった(苦笑)。
エキマニのガスケットからオイルが滲んでいるみたいです(赤丸)。
タービン交換になるような事があった場合、エキマニガスケットも交換かなぁ。
どこからのオイルで汚れたのか、A/Cコンプレッサーがオイル染みで真っ黒。
尤も、これはA/C系自体からのオイル漏れの可能性もありますが(苦笑)。
ってなわけで、一寸だけ綺麗にしておきました。
因みにベルトに関係ある部分なので、ここでお話しておきますが、
土曜の朝に聞いたチリチリ音がベルト廻りらしいって言いましたけれども、
今回確認してみるとテンション及びアイドラープーリーの類いを使っていないのですよね。
音は確かにエンジンに向かって左側(つまりベルトのある辺り)でしているように思われるので、
オルタ、A/Cクラッチ、W/P、PS/Pのベアリングの音だったりするのでしょうかね(汗)?
で、先程後述すると言った話なのですが、
このヒートシールド(ラジエターコアサポートの一段奥に見えている銀色の板状の奴)の
丁度ホースがズレていた箇所付近の裏側(つまりタービン側)を指で探ったら、
結構オイルまみれだったのですよね。
この部分からそこそこオイルを吹いているのでしょうね。
今回締め付けても音は消えなかったので異音とは関係ないかも知れませんが、
それとは別にして、白煙はこの辺りから上がったと考えても良いかもなぁ、、、
と思っています。
ってな感じで色々考えた挙句、とりあえず次回は
いつやるかはともかくとして(笑)、このホース系の部品を交換してみようかと思っています。
思っている部品を全部交換すると、ネット上にある古い部品表で2万円位逝きそうな感じで
今買えばもう少し高いのでしょうね。
バイパスバルブなんてちと怪しいんじゃないかと思っているので
その辺りも(どうせオイル漏れしてますし)交換しようと思っています。
そうそう、部品と言えば、
先日ディーラーが間違って取り寄せたのを引き取ってあげた部品なんですけど、
ちょいと腹が立つ事になっていました(苦笑)。
ホースとホースバンドを注文していたんですけど、
ホースにホースバンドがセットされているので、
本来はこのホースを間違って注文したにしても、バンド付きはどこかに明記されている筈なので、
これまで別に注文しちゃってるのはおかしい話なのですよね(苦笑)。
あんにゃろ、二重に負担させやがったな(苦笑)。
と、言う感じで、次の方向性は決まったので、元に戻します。
そこで気付いちゃったのですが、
エアクリーナーの一部が銀色になっていました(苦笑)。
ラジエターコアサポートは交換している感じがしないので、
そこまでは逝かなかった程度の事故をしてる疑惑がこれでちと増しましたな(苦笑)。
ついでに言うと、コペンさんの左のライトが右に比べると白内障が進んでいるんですけど、
これも右側をヒットしていると考えれば辻褄が合って来ちゃうのですよねぇ。
アライメント的には全然狂った様子が無いので私的には問題なしですけどね。
ってなわけで、エアクリーナーは綺麗にしておきました。
バンパーを戻すにあたっての注意点はコレ。
例のネジタイプのクリップが付くこの部分が
取り付け位置よりも一段奥(つまり車両の前後でいう前側)に回り込んでしまう事があるので
バンパーを所定の位置に持って行った後、コレの位置が適切かどうかをチェックしてから
バンパーを固定するメインの4つのボルトと2個のナットの取り付けを行う事をお勧めします。
その4つのボルトの内の中央下のボルトの嵌るスロットなんですけど、
ボルト穴の下に何か付きそうな部分があるのですよね。
私の所に来た時からこの状態だったんですけど、ここは何らかのクリップが付くべきなのかしら?
一寸判りにくいかもですが、バンパーを付けた状態でのエアクリーナーです。
やはり銀色の付いていた部分がグリルの形状に合いそうな感じがするのですよね。
ってか、グリルを外してバンパーを塗るなら、普通この辺りもちゃんと養生しません?
で、完全に元に戻したところで午前の部終了。
昼食後は清掃タイム。
綺麗にしただけなので作業内容的にアップできる画像もないのですが、
ボディに気付かない間に起こっていた変化がありました。
先ずはボンネット右側。
クリア層が居なくなってしまったのか、一か所白くなってしまった部分があるのには気付いていたのですが、
その周辺でポツポツと原因不明のシミが発生。
全体的にボンネット上方の艶が無くなった感じになっていたので
ある程度コンパウンドで磨いてみたのですが、
艶感は多少戻りましたが、このシミは全然消える様子がありませんでした。
最後に表に出してみると、この辺りは銀色がかなりブチになっていました(苦笑)。
多分、ボンネットも再塗装されているのでしょうね。
以前、塗装屋さんにボンネットの艶が無くなってきていると言われましたが、
ようやく私にもはっきりと異常な状態が判るようになりました。
やっぱり塗装屋さんとは目が違うのでしょうね。
まぁ、これは我慢できるところまで我慢して、
折を見てボンネットだけ再塗装ですね。
お次は右リアクウォーターパネルの腐り。
購入直後に左リアクウォーターパネルのホイールアーチの上が腐っていましたが、
今度は反対側のホイールアーチの前側に出てきました。
まぁ、ここからどう進行するか判りませんが、
酷くなるようなら、我慢出来なくなったところで修理するしかないですね。
ルーフも半自動になっちゃったし、
オーナー同様、ポンコツ一直線って感じですな(苦笑)。
まぁ、でも18年も(だったかな?)前の車ですし、
とすればボロくなっていくのは仕方のない事ですので、
私にも(特に金銭的に)無理のない程度にメンテし、
労わりながら付き合っていってやろうと思います。
こりゃ、殆ど、旧車二台体制みたいなもんですな(苦笑)。