午前中は時計が予想外の大遅れ状態に陥るという波乱がありましたが、
まぁ、この段階ではジタバタしてもどうにもならないので、
午後からは予定通り、取り付けに行って参りました。
一応プラスチックガラスとクローム枠を取り付けた姿をば。
時計を手にした時に、なにやら音がしたような気がしたので、
軽く振ってみると、やっぱり音がします。
えっ、何か壊れて部品が外れてる???と思い、
どうにかその部品を取り出そうと努力した結果、
出てきたのが上の画像の時計の左斜め上にある物体。
一目見て正体が判りました(苦笑)。
W111ってベンチレーションレバーの照明をケチっていまして(笑)、
時計用の照明の明かりをちょいと拝借しているカタチになっているんですよね。
※因みにその明かりは殆ど役に立たない位、暗いのですが、
あれ以上明るくすると、今度はダッシュボード内部の臓物が見えちゃいますからね(苦笑)。
これはそれ用の明り取りの穴につくクリア素材製の蓋でありました。
これ、裏からでないと取り付けが出来ない物(だから内側に落っこちていた)でして、
今回はそんな事をやっている暇はないし、何時かバラす時に取り付ける事にして、
とりあえず透明のテープを貼って蓋をしておきました(笑)。
んで、こちらが取り外したプラスチックガラス。
朝の調整後に1時間様子を見る事にしたので、時間があったから、
この状態から一寸だけ磨いてみたのですが、
そこそこ綺麗にはなったものの、結構深い傷があって、
もう一枚のそれと同じ状態にはなりそうもありませんです(涙)。
そして昼食後に車庫へ出発。
コペンさんはまだまだ燃料がある筈で、〆が月末という事もあり(笑)、
来月の頭に給油しようと思っていたのですが、
如何せん、こんな針の指され方をしてしまうと、気持ちが良くないので、
やっぱり給油してくる事にしました。
※一応これはキーオン状態で、キーオフにするとほんんっの少しだけ、針が左に振れる感じでした。
コペンさんは40Lタンクらしいのですが、Eのラインの時に満タンにして30L入るので、
そこから走った距離からして計算上、7~8Lは残っているものと思われましたが、
給油量はこんな感じでした。
大体思っていたラインだったので、
タンク容量40Lを信用して良ければ、Eのラインに達してから
90キロ位走っても大丈夫そうですけど、怖くてとても試せません(苦笑)。
午前中はザンザン降りでしたが、午後に入るとパッタリ止み、
雲は多かったですけど、オープンドライブする事が出来ました。
この道沿いの、以前から何が出来るんだろうと思っていた大きな建物なのですが、
一寸前から何のお店かは判っていたけれども、いよいよ建物に屋号が表示されました。
5キロ弱ほど東に行くと同じお店があるんですけど、
こんなに沢山要るものなのかしら?って思ったりしてしまいます。
こうポコポコ作られると、エンチョーさんはたまったものじゃありませんな(苦笑)。
で、車庫に着いて、早速取り付けようとしてしまった(苦笑)のですが、
時計の片方のバネが嵌った瞬間、この機会に取り付けておこう思っていた物を
コペンさんで車庫に向かっている時までは覚えていたのに、付け忘れた事に気が付きました。
それがコレ。
なんすか、コレ、、、って感じですけど(苦笑)、
以前、時計を取り付ける時に付け忘れてそのまま保管して置いた物なんですよね。
この画像の、、、
緑色で線を引いた部分で時計との間にこれを挟んで
ウッドパネルとそれの無い部分の段差を埋めるのに使うゴム部品なんですよね。
ちゃんとパーツリストにも載っています(赤丸)。
※確かこれも生産終了だったと思う…。
んで、話は戻りますが、
時計のバネを片方嵌めてしまったが最後、何としても外れません。
元々の時計を外すのの比にならないほど外れないんですな、コレが。
勿論またグローブボックスを外して、それでも外せないので、
邪魔になる灰皿のガイドも外して、それでも外れない…(苦笑)。
まさかバネを止めているマイナスネジがスルッと緩む事はないよなァ、、、
と思いつつ回してみると何とか緩んでくれて、
それでようやく外す事が出来ました。
こちらの時計のバネは今までの物と違って錆びていて、
それが気になってはいたのであっさりと錆を擦ってはあったのですが、
どうやらその錆びの厚みとザラザラによる抵抗で外れなかったようなので、
急遽、カッターの刃で錆をある程度落とし、金属ブラシで擦ってから
再取り付けする事にしました。
因みにバネはこんな感じで御座います。
で、先程のゴムを挟んで時計を取り付け。
やはり錆取りの効果か、バネが掛かる時の感触も自然でした。
で、この時点で動作確認をと思って、コネクターを繋いでみたのですが、
ソレノイドの力でゼンマイを巻く、カツンッ!という音が何故かしません(汗)。
えっ、ウソッ?、なんで?と思って小突いたり、時刻調整ノブを回してみたりしましたがダメ。
さては、一旦バネが掛かってから外す時にこねくり回した衝撃(掛けた積りはないけど)で
壊れたか???と思ったのですが、
まさか、そんな事があるわけないと思いつつ、ヒューズボックスを覗いて見ると
1番のヒューズが見事に飛んでおり、
念の為取説をチェックしてみると1番の所にUHRと書いてありました(苦笑)。
しかし、何故ヒューズが飛んだのかが謎であります。
で、一つ気付いてしまった事なんですが、
昔、ワイヤハーネスを総とっかえした際にヒューズボックスも新品にし、
それ以来、ヒューズなんて全く気にした事が無くて、
唯一25Aの短いヒューズは入手に困るからと常備していたのですけれども、
それ以外のヒューズの予備は一切、220君に載せていなかったんですよね(苦笑)。
故に1番のヒューズの替えがない(苦笑)。
そこで再び取説を見てみると、3番のヒューズにFREIって書いてあったので、
私が後からそこを使っていたかどうかは忘れたんですけれども、
とりあえずはそれでイイや、と思い、そこからヒューズを拝借して1番に取り付けると、
見事に室内からカツンッ!と音がしました(苦笑)。
ヤレヤレで御座います。
ただ、この作業ではショートさせる事が出来る要素がない筈なので
一体何故ヒューズが飛んでいたのだろう???という感じでした。
というわけで時刻合わせをした後で記念撮影。
グローブボックスや灰皿を元に戻し、ある程度片付けを終えてから
一旦地元に戻れば2時間位経つよな、、、と思い、
スペアヒューズを取りに行くという理由で一旦地元に戻りました。
で、車庫に戻ってきて時刻合わせから丁度2時間後に時計をチェックすると、
目見当ですけど、恐らく10秒程度の遅れがありました。
って事は1日120秒=2分遅れということですので、
その目見当が正しいとすれば今朝の状態から1分短縮した感じだと思われました。
幸い、こんな感じで、、、
車上でもなんとか調整ダイヤルを回せる事を発見していたので、
今朝と同じ分位プラス方向に回しておきました。
がっ、実は土曜日に行った調整の内、2度目は1度目の倍動かしているので、
金曜日の最終調整で1分以内の進みになっていた状態よりも
現在は1段階くらいプラス側に居る筈なんですよね。
仮に気温の問題で遅れが出ているとすると、
気温がこのままだった場合にはこの調整で1分程度の遅れになるかしら?という感じなのですが、
また季節相応の気温に上がってきた時には1分以上の進みになるのかもしれないな
と思っています。
なかなか難しいものですね。
まぁ、普通の機械式腕時計でも本来は3~5年でOHしなくてはならない所を、
これは裏蓋の封印が外れていない所からすると、
新品時から56年以上何もメンテをされていないのかもしれませんから、
仕方のない所ですよね。
もし、気温の低下によって遅れるのが正解ならば、
また改めて気温の高い時に出来るだけ正確に調整してやる事にしようと思います。
んで、その上で、出来るものなら、
今までの物の方のOHにチャレンジしてみたいと思います(笑)。
私に出来るといいけど(大笑)。