ぽおる・ぶらっくのブログ一覧

某業者オークションの220SEbクーペ、流れずに無事落札されました。

落札価格も知っていますが、落札した業者さんが商売をしにくくなるといけないので
ここには書けません。

因みに、画像で見られ得た範囲のコンディションから私が予想した金額の25万円安でありました。

我ながらなかなか好い勘しているなァと思ったのですが、
その反面、もっと行って欲しかったなぁというのが私の本音で御座いました(苦笑)。

そうそう、今日、改めて画像を見てみましたらば、
この車、テールエンドが2本出しになっていました(汗)。

220用の排気管が手に入らなかったのでしょうね。

因みに同オークションには1976年のW114の280CEも出品されていて、
5万円スタートでしたが、こちらも落札されました。

予想との差額は220SEbクーペほどではなかったものの、
私の予想を超え、結構健闘したナァという感じでありました。

しかし、この辺りの旧車って、買う時は高いけど、売る時は安いですね～(汗）。

出品者は損のない金額になったからこそ売り切ったのだと思いますし、
って事は一体幾らで仕入れたのよ？って思うんですよね。

明日の某業者オークションにどうやら220SEbクーペが出品される模様です(笑)。
一昨年にも別の220SEbクーペが出品されているので、
私がその出品を聞いたのはこれで2度目で御座います。

今回の車両の年式はなんとうちの220君と同い年の1962年との事でした。
まぁ、1962年って一番生産台数が多い年ですからねぇ。

画像をチラッと見せてもらいましたが、
メタリックが入っていそうなバーガンディに白屋根で
ホイールはオリジナルの13インチでミッションはマニュアル、
内装も白、円形ホーンリングにシート中央部が４つ峯タイプでしたので、
結構220君と年式が近そうな気がします。

ただ、記載されている車体番号が間違えているようで桁数が一つ足りません。

仮に下一桁の記入漏れだったとすると18000番台という事で
1961年式になってしまい、それだとシート中央部の峯の数が違ってきてしまうので、
ひょっとするとボディナンバー(頭8ケタが車体番号と同じで残りが一桁少ない）を
間違えて記載してしまっているのかも？
なんて思ったりしております。

1963年一杯までは車体番号より目立つ、ラジエターコアサポートに
ボディナンバーが打刻されているので、
海外物件ではボディナンバーと車体番号を間違えて表記しているケースが結構あるんですよね。

はてさて、幾らで落ちるか、又は流れるか…。
100万円スタートらしいですが、余り安いとショックなので(苦笑)、
どうか好い値が付きますように(笑)。

ただ、先日他の会場で出ていた280Sが流れているらしいので
これも流れかもしれませんねぇ…。

フランスのいーべーで買った商品についてですが、
とりあえず相手から返事がきました。

内容的には
その方が間違いのない住所で送っているのを確認したという事と、
（もちろん無料で)同じ物を再度送るのが都合が良いか？という質問でした。

なので、送ってもらえるようにお願いしておきました。

アメリカやドイツからの荷物は全てとまでは言わないまでも
その多くが、ちゃんと追跡サービス付きで送られてくるんですけれども、
今回の方はどうやらそれを付けなかったようで、
伝票番号もいーべーに連絡していないみたいなんですよね。

まぁ、フランスから来るのに運賃が千円一寸だからなぁ…。

さてさて、今度こそちゃんと届くのでしょうか？
乞うご期待(笑)。

7月の上旬に久々に今必要な訳では無いスペアパーツをフランスのいーべーで買ったのですが、
1ヶ月経っても届かないので、相手に連絡してみたら、すぐに返事が来て、
『支払いの後、すぐに送ってるよ、もっかいキミの住所を教えてくれる？』とのこと。

んで一旦送ってるくせになんで住所が要んねん、、、と思いつつも
住所を書いて返信。

それからまた2週間以上が経ちますけど、まったく音沙汰ナシ(苦笑)。

今、また
『2週間以上返信がないけど、いつ私は受け取る事が出来んの？』と連絡しておきましたが、
果たしてどうなります事やら。

連絡は全ていーべーを介してやっていますので、
最悪の場合でも、いーべーが補償してくれる筈なので良いのですが、
久しぶりに不要不急の物を買って楽しみにしていたのに
そういう時に限ってなんでこうなるの？って感じであります(苦笑)。

今日も午前中で仕事が終わったので、午前中の内に220君を取りに行き
三角窓の開閉機構の交換を行いました。

車庫でもう一度ダイヤルの空回りの様子を見てみると、
はは～ん、これが原因か、、、とピンとくるものがありました。

で、会社に移動し、昼食を食べた後に
先ずは届いた部品の清掃作業。

部品はとにかく砂まみれ。
しかもそれが滅茶滅茶こびりついてました。

砂漠地帯から来たのか？と思って調べてみると、
ニューメキシコのプラシタスというところから来た荷物のようで、
どうやらその通りだったっぽいです(笑)。

んで、こんな具合になりました。



うん、これなら倍の値段で売っていた物と比べても遜色ないな(笑)。

んで、回転軸の首を抑えている部分を外してみたのですが、
これで中身がバレてくる事も無く、
一体何のために抑えているのかがイマイチ判りませんでした。

んで、先に、空回りの原因についてピンとくるものがあったと書きましたが、
恐らくそれはコレだと思ったんですよね。



ダイヤルの軸の向こう側を鉄板で蓋をして
ケースから出る棒状の部分を潰してそれを赤矢印のようにカシメてあるのですが、
多分ダイヤルの軸にはウォームが切ってあって、
それが三角窓を閉める時の反力でこの蓋が押されるのだと思われ、
そのせいで、長年の使用の結果、カシメがどんどん緩くなってきて
最終的に閉まる方向一杯に回した時に、ウォームギヤが奥にズレて
ウォームホイールと噛み合わなくなりダイヤルが空回りするという感じみたいです。

これは車庫でダイヤルを回して空回りし出した時に、
ダイヤルが軸方向にガクンガクンと動いている様子から
想像出来たんですよね。

取り寄せたこれ自身は空回りはしていなかったものの、
若干の軸方向のガタがあり、同様に裏の蓋にもガタがあったので、
物は試しとカシメをハンマーでぶっ叩いてみた所、
両方のガタが消えたので、思った通りの事が発生しているのだろうと確信しました。

ってなわけでまた内張りを剥がして(涙）、開閉機構の取り外し。



赤丸の所が開閉機構の固定ネジ、青丸の所が三角窓と開閉機構を繋ぐ箇所のネジなので、
これらを取り外してから開閉機構を下にスライドさせると外れて来ます。

んで比較。



ニューメキシコから来たものも汚かったけど、付いていた物も汚い(苦笑）。

んで、予想通り、裏蓋はガッタガタだったので、
こちらもカシメをハンマーでぶっ叩いてやった所、見事に治ってしまいました(苦笑）。

でも、折角綺麗にしたのでそちらを取り付ける事にしました。

どうやら付いていた物は先人がやはりカシメを叩いているのか、
(220君、大昔にうちの親父も面倒を見ていた事があるので、やったのは親父かも）
今回の物よりもカシメがペッタンコでした。

前回、右を交換した時のブログに
どうして頻度の多い筈の左ではなく、右なのか？という趣旨の事を書きましたが、
左は一旦、カシメ治しているので、カシメていない右が逝ったという事だったようです。

因みに、前回交換した右同様に今回の左も来た部品の方が新しいようなのですが、
やはり三角窓との接続部のネジサイズが違い、
あと、古い方にはない、注油用と思しき穴が裏蓋に空いていました。



ってなわけで、モリブデンのスプレーで注油しておきました。

あ～ぁ、もっと早く気付いていれば出費無しで治ったのになァ。
まぁ、でも、今まで付いていた物を綺麗にし、在庫しておく積りなので良いんですけどね。

右側はどうしたっけなァ、、、
非分解でどうしようもないと思っていたからひょっとしたら捨てちゃったかも。

だとしたら非常に勿体ない事をしました。

んで、注油後は元の位置に取り付けて内張りを組んで作業終了。
道が混みだす前に220君を車庫に戻せて良かったです。

その代り帰りのコペンさんの時には結構ハマりましたが(苦笑)。

まぁ、それはともかくとして、早々に修理が完了して良かったです～。