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ぽおる・ぶらっくのブログ一覧

2023年06月30日 イイね!

何スカ、コレ!?

イタリアのお店で見つけたボロボロのパナールのレーシングカー。









また業者がこんなん掘り起こしてきて、好事家に高い値段で売りつけようとしてやがんな、、、
的に思っていたのですが、
何となく気になって覗いてみる事にしました。

コックピット。



ボディを外した状態。



と、ここまで見た範囲では何とも思わなかったのですが、
次の画像で目が点になりました。



ん???デフが前にある???

そして、、、



エンジンがリアにある???

正確にはエンジン重心点は後車軸より前にあるので、
リアにミッドマウントって解釈になるようなのですが、
リアミッドエンジンフロントドライブなんていう駆動方式の車なんて
ワタクシはじめてお目に掛りました(汗)。

これ、正式にはPanhard PMS Panhard-Alfa Romeoっていう1959年式の車なのだそうですが、
元々はアルファロメオのツインカムエンジンが載っていたのを、
今はフォードのエンジンに換装されてしまっているのだそうです。

これ、是非アルファロメオのエンジンに戻して復活させてほしいものですね。
これってどんな操縦性を有しているのか興味深々でございます(笑)。

気になるお値段の方は59000ユーロ、今のレートで930万円弱だそう。
綺麗に仕上げて2500~3000万円って感じなのでしょうかね?

しかし、こうしたレイアウトにどんなメリットがあるかはともかくとして、
思いつかない考えではないけれど、それを実際に形にしてしまう人が居るとは、、、
って感じですね。

お店の説明では『レーシングカーでは他に例を見ない』って書き方をしていましたが、
レーシングカー以外ではこんなレイアウトを採っている車が
他にも存在するって事なのでしょうかねぇ?
Posted at 2023/06/30 05:34:53 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2023年06月29日 イイね!

これ、おもろい!

昨日だったか一昨日だったか忘れてしまいましたが、
スイスで見つけた物件で御座います。





300SEセダンですね。

昨日の230Sのアウトサイドミラー位置がオリジナルじゃないって書いたのですけど、
偶然これも同じ様な位置にそれが付いているのが面白いですな。

フロント側面に超小型サイドマーカーが付いていて、テールランプの、、、



ウインカー部分がアンバーになっているので、
恐らくイタリア仕様なのだろうと思われます。

枠付き300SEだから、1964年以前、
テールパイプが1本出しなので1963年以前の可能性が考えられますね。

ダッシュボード。



ステアリングの白に対して、シフトレバーとウインカーの握りを黒にしているのは
ステアリング中央のお星さまの所を黒くしている所からして
多分故意にやっていますね。

お遊びとしてやっているのだろうとは思うのですけど、
私的にはメーカーの企図した通り、それらを一つの色で統一した方が
格好良いと思うのですけどねぇ。

ステアリング自体は多分この車両の時代に合った物だと思うのですけど、
ひょっとするとホーンリングは220君みたいな円形タイプがオリジナルだったかも知れません。

カーペットは見た目からして一寸硬いから、恐らくオリジナルの生地ではないだろうと思います。

ファブリック地のシート。



これ、エアサスモデル及びクーペの一部の専用生地なんですけど、
微妙にダサいという(笑)。
ただ、この微妙なダサさがドイツっぽくもあり、MBっぽくもあって
私は結構好きなんですけどね(笑)。

運転席は若干毛羽立ち気味か?という感じがしないでもないですけど、
売り主の自称85000キロも信用出来るくらい、
まずまず綺麗な状態にあると思います。

ドア内張り。



シート以上にお疲れ気味が目立ちますが、
破けや酷いシミも無さそうですので、充分なコンディションですよね。

セダンのこの蓋の出来る物入れが恰好イイナァって思うのですよねぇ。

トランクルーム。



ははは、同色のカーペットをトランクに使っているという事は
室内のは間違いなくオリジナルではないですね。

230Sの時にも話題にした縁の青いステッカーですが、
これもその側の白枠がないので、多分近年のリプロですね。
私もこのリプロ、持っているだけ持ってます(笑)。

んで、エンジンルームを覗くと、、、



おぉ、前期型エンジンがちゃんと載ってますな、、、って一瞬思ったのですけど、
これ、前期型は前期型でも220SEb用の前期型ですがな。

しかもインジェクションポンプは恐怖のサーモスタット2個使いのZEAポンプが載ってるし(笑)。

悔しいのが、私の前期化した状態よりも綺麗で且つ自然な仕上がりをしているんですな。



あっ、でもゲージ棒は私の方がオリジナルに忠実に仕上げてますけどね(爆)。

んで、この車の面白いのは220SEbセダンを300SE仕様にしたのではなくて、
300SEセダンに220SEbのエンジンをブチ込んで、
ちゃんと元のようにエアサスも機能するようにしてあるところなのですよね。



デスビの右隣に見えているのがサスペンション用のエアポンプで、
そこから元々の300SEと同様にタンデムにパワステポンプが繋がれているんですよね。

これね、ただただ、300SEのエンジンが手間がかかるとか、
大してパワーがないのに大飯食らいだから(笑)とかっていう、
つまらんケチな理由でこうしたのではない事は
220SEbのエンジンを始めとするエンジンルームの各要素が
キッチリ綺麗に仕上げられている事で判りますよね。

じゃあなんでこうしたのか?ってのはよく判りませんけど、
とにかく、M127が載ったエアサスのW111セダンを作ってみたかったって事なんでしょうねぇ。

改造車があまり好きではないワタクシではありますが、
こういう普通の発想の逆を行くのは面白くて好きですね。

エアサスポンプがどれくらいパワーを食うものなのかよく判りませんが、
それが走りに大した影響を与えないのであれば、
乗り心地が好くて、ご機嫌なエンジンフィールで快活に走る
究極の1台になっている事と思います(笑)。

床廻り。



綺麗で且つ、ガッチリ防錆ワックスが入っていますね。

エアサスのエアリザーバー。



何やら巨大なドレンコックが付いていますね(笑)。
オリジナルのが壊れちゃったのかしら?

さてさて、気になるお値段の方ですが、
何と、昨日の230Sと同じ39500ユーロだそう。

どっちを選ぶかと言われたら、、、ん~、悩むなァ。

いや、こちらが適当に仕上げられた車なんだったら、全然あちらを選ぶんですけど、
全体のコンディションも悪くない上に、機関もキッチリと仕上がっている様子で、
改造も違和感なく行われていますからね。

今回のはそれだけ面白いと思えた車でありました。
Posted at 2023/06/29 19:56:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2023年06月28日 イイね!

1966 230S 17402km!

発症直前に発見して、画像の準備をしかけていたものの、
発症してしまった為にアップ出来ていなかったのですが、
例の低走行車(だけじゃないけど)が集うオランダのお店に表題の車が入荷していました。

ところが一昨日まで売れていなかったのに、
昨日確認したら売約済みになっていたのですよねぇ(苦笑)。

後述しますけど、これ、低走行車という部分を除けば、
通常は、ふ~ん、で済んでしまう車なんですけれども、
実はマニア的には『!』って車なのですよね。

故に、足が早いのも判るわ~って所なのですが、
売れてしまうのに先んじて、販売価格を記録しておいて良かった~と思いました。

その車両がコチラ。









色は私が大好物なグラファイトグレイですね。

300SE用のクロームモールが幾つか追加されているので素の状態よりも派手になっていますが、
どうでしょう?、デザイン的に失敗だったんじゃないかって言われる事もあるハネベンも
ここまでボディがキッチリした状態にある車だと、凛とした美しさを感じますよね。

惜しむらくは、例によって、ややフロント下がりになっている事で、
これもきっとサブフレームマウントのへたりが原因なのだろうなぁと思う所であります。

運転席ドアからの室内。



グラファイトグレイ外装&赤内装というのは好みの組み合わせなのですが、
これ、赤でも革内装ではなくて、MB-TEX内装なのですよね。

この時代のMB-TEXって(陽が当たり過ぎて?)劣化が進むと、
干からびたみたいになってとても安っぽく見えるようになってしまうので、
それが難点なんですよね。

その点、この車は走行距離も少なく、また保管場所が良かったという事なのか、
無論、革張りの様な風格はありませんけれども、
安っぽい感じにはなっていないと思います。

この車位のコンディションなら満足なのですが、
やっぱりどうしてもその後の経年劣化を考えてしまうので、
これがファブリックだったら尚、革張りだったら尚々良かったのになァと思ってしまいます。

まぁ、クラス的な事を考えると230Sで革を選んだ人は滅多にいなかったろうと思いますけどね。
EPCを見る限り、一応オプションにはなっていたみたいですが。

私の子供の頃にはそんなに珍しくはなかったけれども、
今となっては懐かしいというか、ベンチシート&コラムシフトになっていますね。
(そういや、近年乗った事がないけど、今のタクシーってやっぱりベンチシートなのかしらん?)

しかし、今、こうしてみると、前席のベンチシートって
まともに3人掛けできていたのかしら?って感じですよね。

真ん中の人が一番楽なのはフロアトンネルをまたぐ乗り方だと思うんですけど、
左ハンドルだと、トンネルの過ぎ左脇にアクセルが来るから、それは無理なので、
助手席側に足を投げ出すしかないですから、
一寸体勢的には厳しそうにおもうんですけどねぇ。

バックレストブラケットのアップ。



リクライニング機構ナシ仕様なんですね!
という言い方をする限りはオプションでリクライニング機構アリも選べたという事でして、
これはそれを選ばなかった素の仕様という事なんですよね。

バックレストブラケットがシート色に合わせて赤だって言うのが凄いなぁ。

普通ならグレイとか黒とかって無難な色にして
各シート色で共通にしちゃう所だと思うんですけど、
この部分って弄ってないのかなぁ?と正直疑っています(笑)。

幾ら距離が少ないったって、年数を考えると一寸綺麗過ぎに思えますしねぇ。

ダッシュボード。



この画像だと判りにくいですが、ダッシュ上面に割れもなく、
クローズアップでもいかにも低走行車という感じでしなやかさが残っていそうに見える状態です。

反面、ダッシュ正面のウッドは半艶で表面上綺麗そうではあるものの、
こんなものなのかなぁ?という感じ。

まぁ、W110の230とW108の250Sとの中間に位置するモデルという事から考えると、
元々の感じがこんな物だったのかもしれませんね。

因みに220Sbと230Sって年代が違うだけで同じような車だと思われている方も
居られるかもしれませんが、車格が全然違うので内装の作り込みが全く違うんですよね。

230Sの型式は111010ですが、これって220bと同じものですから、
テールランプは大型化されていても、実はそちらの流れという扱いなんですよね。

イグニッションキーとラジオのデリートプレートの間に
何やらオレンジ色頭のスイッチと、クロームのスイッチらしき物が並んでしますけど、
これって何なんだろう?

チョークの付いている車両はこの辺りにノブが付く筈なんですけど、
230Sは多分自動だと思うんですよね。

他の物件も何台か確認してみましたけれども、ここには何もなかったので、
多分これはオリジナルではなかろうと思われる所であります。

リアシート。



こちらもとても綺麗ですね~。

しかし、こうしてリアシート側から見てもまた、
フロントのベンチシートってパティションパネル的な威圧感がありますなァ。

ドア内張り。



これも文句の言いようもない程綺麗ですねぇ。

これが劣化してくるとこの鮮やかな赤味が無くなっちゃうのですよね。

クローズアップ。



ドアのインナーオープナーハンドルから横に展開している部分は、
シートのセンター部同様の籠の網目パターンの型押しになっています。

以前のE9の集まりの時のブログにも書きましたけど、
BMWにも同様の型押しがされている事からすると、
これってこの時代のドイツの流行りだったのでしょうね。

ルーフ前端。



サンバイザーは弛みもなく、且つ新車のように綺麗ですね。
弛みのないサンバイザー、私も欲しいなァ。

フルクロームのインサイドミラーはイマイチ変更時期が判らんのですが、
少なくともW111クーペの前期内装の時代まではフルクロームだと思われる所ですので、
1966年式のこの車のこれはオリジナルでしょうね。

その一方で、同時期の250S/SEだと、ここのルームランプが
220君用と同じ全体がクロームで蓋が出来るようになっているタイプだった筈なのですが、
230Sではこのタイプだったのですね~。

窓廻りのパネルは一見、ウッドのように見えますが、
確かこれはベークライト?だった筈です。

先程引き合いに出した220Sbはウッドなんですけどね。

Cピラー廻りのヘッドライナーも滅茶滅茶綺麗。



で、この車、床敷きに全くカーペットを使用していないみたいなのですが、
その素材のコンディションも抜群です。

運転席床。



トンネル&助手席床。



トンネルは一瞬カーペット地なのかと思ったのですが、
それっぽい型押しをしてあるだけのようです。

リア床&トンネル。



ホントにこれ、使ってたの?って思うくらい綺麗ですな。

テールフィン。



クーペよりも垂直に近く切り立った、丸みを帯びたトランクリッドとの対比が何とも言えませんねぇ。

テールランプ。



これ、いくら走行距離が少ないったって、17400キロは走っているわけだから、
これがオリジナルのままだというには一寸異常に綺麗過ぎなのでは?

断言は出来ませんけど、近年のリプロを疑うレベルですな。

しかし、仮にここが新しい部品だったとしても、周りも破綻なく綺麗だから、
それが全く浮いてこないのが恐ろしい限りです(汗)。

ワイパーアームの付け根。



この関節から上はステンレス製なんですけど、
下は鉄にクローム処理なので、どの車も結構ポツポツ錆が浮いてきちゃうものなんですよね。

それがこんなにピカピカとは…。

気になるのはアウトサイドミラー位置。



本来これ、三角窓の後ろ側のレール辺りのラインに付くのが正解なんですけどね。

このミラーは、流石に交換してますな(笑)。

以前、ミラーを固定しているシールの当時モノを持っていた事があるのですが、
放っておいてもクリーム色っぽく変色してきてしまうし、
第一、これ、画像をよくよく見ると、シールの切れ目が一寸表に顔を出しているんですけど、
シールがこの場所で切れているのって後年のタイプで、
当時モノはどこも切れていないですからね。

300SE用リアフェンダーアーチモールの先端。



ここまで意識してみた事がなかったけれど、
この前側の立ち上がる部分に幅があるのがデザインとして恰好イイナァと思いました。

アーチモールと言っても、ホイールアーチには前半分しか沿っていないで
そのままテールランプ下部に向かって水平に伸びていくのですけど、
ここの幅広さが水平のラインの細さを引き立たせていて好いですよね。

フューエルドア、オープンの図。



なんかもう、これ再塗装だよね?って言いたくなるほど、破綻なくどこそこ綺麗ですよね。

でも、お店ではどこを測っても、再塗装と比較して塗膜が薄いので
これはオリジナル塗装だって言うんですよね。

薄く赤丸を付けておきましたが、
ここにキャップを挟んで給油中に蓋があけておけるようになっているんですよね。

この装備、220時代には無い物なんですよね~。
、、、なんて思って、ここで変更時期を調べたら、意外な事が判ってしまいました。

230S用のフューエルドアを調べると品番が2種類あって、
(古い方が新しい方に置き換わっています)
その古い方の品番は私のオリジナルパーツリストに出ている、
220SEbセダン用と同じ部品だったので、
それが蓋ストッパーなしバージョンの品番なのは間違いないのですが、
EPCによると車体番号102536までに該当って事になっているのですよね。

ところがこの車の車体番号は7万3千番台(苦笑)。

何らかの理由で交換してんじゃん、、、って話になってしまいました(笑)。

新品は当然着色なし供給ですから、少なくともこの辺りの塗装はやっていますよね。

でも実は、もっと決定的にオカシイ部分も見付けてしまっているのですよね。
それはコチラ。



ルーフの雨樋なんですけど、クロームのモールがないのですよね。
左右とも。

付いていない理由はよく判りませんけど、外す理由を考えると、
リクロームの為か屋根廻りの塗装の為、としか考えようがありませんからね。

リクロームの為に外したのなら、付け忘れる事はまずなかろうと思われる所ですから、
やっぱり塗装には手が入ってるでしょ~と思うのが自然の流れですよね。

さぁ、気を取り直して(笑)、次はエンジンルームです。





使って来ていれば、手も入れているわけですから、
全く手つかずという事はあり得ないわけで、
例えばラジエターのタンクなんかは塗ってるなァとかとは思ったりするのですが、
自然で清潔にイイ感じで時代を経てきた感じのするエンジンルームですよね。

エンジンルーム内、右のサイドメンバー後部



ブレーキパイプの配管が綺麗ですね~。

私は自分で引き直していて、純正が巻きの状態で来たので、
一旦伸ばしてから曲げる所で曲げているから、
直線は汚いし、曲げも綺麗じゃないし、おまけに確か123品番のブレーキ配管なので
表面の色も近代的?だから、
オリジナルってこんなんだったのかなぁ?なんて思ってしまうのですよね。

しっかし、ダウンパイプの通り道が、この車もサイドメンバーに近いこと…。
220君の場合はこのスペースに太鼓まで付きますから、
ホントにキチキチなんですよねぇ。

ホースバンド。



これで締めてあると、昔風で恰好イイナァとは思うのですけど、
実際どうなんでしょうね?
緩んで水漏れとかする事は無かったりするのでしょうか?

とりあえず私はリアアクスルへのブレーキ配管の固定だけは
このバンドを使いましたけれども、他の所はなんとなく怖くて使えないのですよね。
大丈夫なんでしょうけど。

ブレーキブースター廻り。



マスターシリンダーも錆が結構来てるし、
上の赤丸の所には薄っすら何かが垂れたような跡が。

下の赤丸の所は漏れたブレーキオイルによる錆?

状況的に、私的にはマスターシリンダー交換をお勧めしたい感じであります。

あっ、付いてない(笑)。



こないだブログでネタにした、フロントグリルのダンパゴム、
赤矢印の所に付いているのが正解だろうと思うのですけど、
居なくなっていますね。

話がコアサポート近辺まで来たのでここでようやく本題に近づいてくるのですが、
コアサポート上部向かって右側にこのような打刻があるのに気付きました。



一瞬、誰か、ここのプレートを紛失して、その内容についての
適当な打刻をしやがったな、、、と思ったのですが、さにあらず。

逆側を見ると、こんなステッカーとプレートが張り付けてありました。



そこには『I.M.A.』の文字が。

そう、この車、ドイツ製ではなくて、
ウニヴェルザールが作られていたベルギーのI.M.A社で作られた、
数少ない230Sセダンの内の1台なのですよね。

こんなん、私も初めて見ました。
まぁ、ヨーロッパに居ればお目に掛る機会自体はあるのかもですけど、
これだけ低走行の綺麗な個体となれば、珍しいだろうなぁと思う所でありました。

プレートを見ると、海外生産モデルなので、車体番号でハンドル方向を示す数字が
やっぱり『5』になっていますね。

あと、見慣れないファブリケートナンバーって物が記載されているのが気になってしまいました。
ルノーで、部品検索の時なんかにファブリケーションナンバーって言うのが要るらしいですけど、
これも同じ様な類いのものなんでしょうかねぇ?

そうそう、これがIMA製の車だと判って、雨樋のクロームのモールが無かったり、
ミラー位置が違ったりしているのも
一瞬、ひょっとしてそのせい???と思ったりもしたのですけど、
同じセダンは見つけようがないので比べようがないものの、
ウニヴェルザールを何台か見てみれば、
ちゃんと雨樋にはクロームのモールが付いているし、
ミラーも正規の位置に付いているので、
セダンだけドイツ生産モデルから外れた事をやっているわけがないという事で、
やっぱりこの車固有の×だろうという判断になりました。

お次はトランクに行って、工具袋とステッカー。



工具袋は本当に時期が判らないのですけど、
今、私が220君に使っているのと、これは同じタイプだろうと思われるので、
これがオリジナルだと好いなぁと思っております(笑)。

あと、この青いステッカーは220君の時代も青いのですけど、
外側に1本白枠があるのですよね。

って事は250世代からこの一回り小さいタイプになるって事なんでしょうかね?

トランクの中を覗いていて不自然な事に気付いてしまいました。





左右ともテールランプの電球が生えている部分を取り外してあるのですよね。

ひょっとしてテールランプを、外からより一層綺麗に見せるために
外していたりするのかしら?

なんかどうも、この車に関しては変な小細工が成されているような気がしてならないのですよねぇ。

トランク左右の水が入って錆びやすい所も綺麗ですねぇ。





床下廻りも無論、仕上げた車レベルではないですけど、
使用過程車としては滅茶滅茶綺麗な状態にあると思います。









I.M.A.の車両の床下のコーティングはドイツ製のそれと明らかに違っていると
お店では言っているのですが、
これに関してはオリジナルはこうだ~という認識がないので、
私にはよく判りませんです(苦笑)。

しかし、この部分に関しては、、、



なんか、殆ど地金の色が出ている気がするのは気のせい?

リアアクスル廻り。



面白いなぁと思うのはハウジングで、
以前、220SEbと250SEでハウジングが違うという話をしましたけれども、
230Sは250時代の車だから、そちらのタイプのハウジングを使っているだろうと思ったのですけど、
ファイナルの表示位置、ドレーンの位置からして、
これは220SEbと同じタイプのハウジングなのですよね。

って事は時代云々ではなくて、ドラムブレーキ用とディスクブレーキ用で
ハウジングが違うって解釈の方が正しいのかもですね。

フロントアクスルもイイ感じに綺麗ですね~。



フロントブレーキはひょっとしてガーリングの3ピストンなのかな?
外部配管が見えないようなので、だとすればその3rdバージョンだと思われます。

バンパー裏も白い防錆塗料が綺麗で錆のさの字もないですな。



さて、思いのほか超大作になってしまいましたが(苦笑)、
気になるお値段の方は39500ユーロ、今のレートで623万円ほど。

安くはないけれど、思ったほど高くもない感じ。
ここまでの低走行、希少なI.M.A.社製モデルで蘊蓄語り放題って事を考えると
却ってお安いかも?という気すらします(笑)。

結構ケチも付けましたけれども、
足りない点は今度買われたオーナーさんが補って下さることを期待しようと思います(笑)。
Posted at 2023/06/28 21:52:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2023年06月27日 イイね!

コペンさんご帰還。

本日、社長に一緒に塗装屋さんまで行ってもらって、
何とかコペンさんを帰還させる事が出来ました~。



※携帯画像なので例によってボケてます(苦笑)。
あと、出来るだけ余分な物が写り込まないようにと撮影したら、右のライトの辺りが切れてしまいました(苦笑)。


家族のヴィッツにぶつけたバンパーも、
褪せていたのでこの機会にと、再塗装をお願いしたボンネットも
とても綺麗に仕上がっていました♪

がっ、今度は以前、ボンネットを誰かが塗装した時にボカシてあるらしい、
左右のフェンダーのボンネット際の塗装の劣化が目に付くようになってしまいました(苦笑)。

まぁでも、それは以前のボンネットの塗装の悪さと比べれば、遥かに目立ちませんけどね。

それ以外にも塗装屋さんが色んな所を綺麗にしてくださって居て
ご機嫌で帰って参りました。

多分一回り水洗いをされているだろうと思われる所だったので、
ざっとですが、帰宅前に会社で一通り、ポリラックを掛けて参りました。

これでようやく、色んな意味で元の生活に戻れますです~(笑)。
Posted at 2023/06/27 18:24:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2023年06月25日 イイね!

とりあえず、、、

コロナの辛い期間は終了となった模様で御座います(苦笑)。

今日の朝食から解熱鎮痛剤を止めてみたのですが、
お昼に一度だけ37度ジャストが出たものの
それ以外の測定では全て36度台になりました。

昨晩は前の晩のように途中で鎮痛作用が切れるのが嫌だったので、
日付的には今日の1時半頃軽い夜食と共に解熱鎮痛剤を追加投入していたのですが、
もう流石に効き目も切れているでしょうから、これは本物でしょう(笑)。

お昼に37度が出てしまった(笑)ので、さっきまで一応横になっていたのですけど、
普段と違う節々の痛みもなく、また喉の痛みの方も大分軽くなりました。

残された問題は解熱鎮痛剤で攻撃されてしまっている胃腸の状態ですね。
吐き気云々とかはないんですけど、調子悪しです(苦笑)。

あと、発症から10日間は周りに感染させる恐れがあるとの事ですので、
今週いっぱいそちらの方にも注意しなきゃですね。

本当は木曜日の晩に1か月に1度の定期健診で歯医者さんに行く予定だったのですが、
感触的に今日こういう感じになりそうだと思ってはいたものの、
この『発症から10日』に引っ掛かるなと思ったので、既にこの予約はキャンセル済みです(大笑)。

そうそう、ワタクシ、ここでワクチンの話題を上げた事がなかったと思いますが、
実は一度も打っていないんですよね。

以前2度ほど受けた特定検診で共にLDLコレステロールの値が高く、
なにしろ運が悪い人なので(笑)、ワクチンで血栓発生の当たりを引いてしまうかも?と考え、
普段から人との接触が少ない環境に居る事もあって、
まぁ、気を付ければコロナの重症化のリスクが低くなるまでは持ち応えられるっしょ、、、
と思ったのですよね。

まぁ、実際血栓の方が起こるような状態だったか否かは判りませんけれども、
思惑通り、重症化リスクが低くなるまでは何とか持ち応えられたという形になったわけです(笑)。

まぁ、これは逆に普段とは違って運が良かっただけなのかもですけどね。

それと、コロナに掛かってみて思ったのは私って案外健康体なのかも?って事でした。

以前から書いている通り、偏食大魔王ですし、ロクに運動などしていませんし、
見かけ上は健康そうでも、隠れ疾患がゴロゴロしているのでは?と思っていたのですが、
基礎疾患があると重症化しやすいと言われている中、
ワクチンを打っていないのに特に重症化もせず、平均的な期間で回復している所を見る限りでは
案外大丈夫なのかもなぁと思ってしまいました。

しかし、コロナは掛かるよりも掛からん方がイイって言われているようですから、
どこかに何か問題を落としていっていなければいいなぁと願うばかりで御座います。

脳が委縮するとかって話もありましたし、
これ以上おバカになったり、ボケたりしたらどうしよう?って感じです(苦笑)。

コロナはあんまり免疫を期待出来ないみたいな話でもありますから、
二度と感染しないように、今後は今まで以上に気を付けてかかりたいと思います。
Posted at 2023/06/25 17:24:57 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「一寸情報が古かった(大苦笑)。」
何シテル?   04/08 22:55
1962年式の220SEbクーペに乗っています。 物心ついた頃からMBファンである私が (何度も買い替え出来るご身分ではないので) 最初で最後のMBに...
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