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ぽおる・ぶらっくのブログ一覧

2022年09月30日 イイね!

3日違い(凄)

ドイツでまた売り物件を漁っていましたら、こんな車両を見付けました。





レストア前提の販売車両ですが、1962年のUS仕様の220SEbカブリオレです。

フロントシートがバケットシート、、、



なだけではなく、リアシートも、、、



バケットシートでした。

220SEbのバケットシートの場合、
バックレスト中央部の真ん中からチョイ上を水平方向に凹ませているのはオリジナル通りですが、
クッション中央部には同様な処理をされてはいなかった筈なので、
一応元色も209クリームだったらしいですが、
これはきっと同じような色の革で一度張り替えているのでしょうね。

一寸元画像が荒くて元生地かどうかを断言しきれませんが…。
ただ、張り替えた目線で見ると玉縁が一寸ばかり太いように思います(笑)。

エンジンルームには、、、



エンジン&ミッションが載っていませんでしたが、
それらのありなしについての言及はありませんでした。

まぁ、その画像がないところからするとレスなのかもですねぇ。

ちょいと気になったのはトランク画像。



右側のタイヤハウスの前側にジャッキがありますが、
あれ?クーペのそれの搭載状態と違うような?と思って、調べてみると、、、



クーペの場合はもう少し前方寄りについて、且つ搭載方向が前後逆だったんですね。

これ、カブリオレの搭載位置でどちらにも対応出来そうな気がするのですが、
なぜそれをわざわざ変えたのかしら?と思っています。

で、こんなボロボロの車両を普通では紹介に至らない所なのですが、
実はこの車に用意された画像の中にヴィークルデータカードがありまして、
それによるとうちの220君のなんと3日前に出荷された車だったのですよね。

それで、面白いなぁと思うのが、車体番号でして
出荷日とは逆にそれが300番程この車の方が後なのですよね(笑)。

去年の3月に紹介したポーランドのお店のクーペは
うちの220君とこの車との中間をやや過ぎたあたりの車体番号を持っていて
私の車の2週間前の出荷でしたから、
車体番号から推定される出荷時期はあくまでも目安でしかないという事がよく判ります。

その時にオプションの数の多さで出荷時期がズレてくるのでは?と書きましたけれど、
この車の場合は全部で10で、私の220君は13、ポーランドの車は4なので、
ある程度それは正しいのかもしれないなぁという気はしますね。

単純にどれか一つのオプション装備品の在庫が切れて、
それが調達出来るまでの時間だけ出荷が出遅れたって可能性もありますが、
オプションの多さの分だけそうした事が起こるリスクも大きいわけですからねぇ。

特にその時代では各車共通の基本の部分以外の部品調達が
今ほどスムーズにリンクしていくように生産計画が組まれていなかった筈ですからね。

実は今、ネット上でデータカード画像を見付けると片っ端からそれを拾っているのですが、
そうしたデータが蓄積すると結構面白いことが判ってきたりするのかなぁと思っています(笑)。

そうそう、肝心なこの車のお値段は47900ユーロ、今のレートで680万円弱って事になりますねぇ。

これ、仮にエンジン&ミッションが本当にないのだとしたら、
それらの調達が結構大変だと思うのですが、
カブリオレなので金額的に見合わないとは言い切れませんけれども、
個人でその値段で買って仕上げていこうと思う人が居るものなのでしょうかねぇ?

私が仮に暇を持て余したお金持ちでこの車両がMTだったら
逝く可能性はあるかもですが、
一般的にお金持ちだったら普通は、以前こちらで紹介したけどまだ売れていない、
これの3.5倍以上するHKのMTの4バケカブリオレの方を買うだろうなぁって思うのですけどね。

その車を基準にすれば、ざっくり修復に1700万円掛けられると言ったって、
全て人任せでレストアしたら、オーナーの拘りの程度の問題もあるとは思いますが、
そのくらいは簡単に無くなっちゃいますからねぇ。

仮に本当にエンジン&ミッションがないのだとしたら、結構キツイかなァと個人的には思います。

私の場合、MTならエンジン&ミッションは何とかなるのですがね(爆)。
その代わりお金がどうにもなりませんが…(苦笑)。
Posted at 2022/09/30 19:55:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2022年09月29日 イイね!

修正してみました(笑)。

今までの過程からするとぽおるさん的には当然の流れですが(笑)、
お昼休みに右のドアロックの修正をしてみました。

こんな感じになりました。



まだ修正が足りないのか、はたまた個体差なのか、
左のドアロックのようにプッシュボタンに押される部品の奥側に隙間は出来ませんでしたが、
とりあえずコの字板の対面は大体平行になったかと思います。

曲がってしまった部分の根元が浮き上がってしまっているのを修正するのには限界があるので、
隙間が発生しなかったのが個体差でないならば、そこが修正しきれなかったせいかと思います。

プッシュボタンに押される部品の摺動方向は
左のドアロックではベースの板とほぼ平行だったのが、これの場合、一寸斜めなのですが、
これについてもひょっとすると同じ理由からなのかもなぁと思っています。

そんな具合で修正しきれなかったと思われる所があるのは少々残念ではあるのですが、
その結果としてプッシュボタンにおされる部品の先に隙間が出来なかったとはいえ、
それに押されるレバーの位置は確実に左方向に移動しているので、
やはり今まではレバー的にプッシュボタンが少しだけ押されている位置が
スタート位置になってしまっていたのは間違いないようです。

メインの爪の下降ロック解除用の爪の位置にも変化が出ました。

びふぉー



あふたー



修正後は前の状態よりロック解除用の爪がやや左回転しているのが判ると思います。

実はびふぉーの画像を撮影する時に、プッシュボタンに押される部分を押した時の
爪の動きをチェックしていたのですが、
やべー、昨日書いたのと違って、ロック解除の爪とメインの爪が同時に動き出すじゃん、、、と、
今まで思っていたのが記憶違いだったかと思い、また訂正を入れなきゃとまで思っていたのですが、
修正後には昨日書いた通り、先にロック解除の爪が動き出したので、
記憶違いじゃなかったのを喜んだのと同時にこれだけ変わったんだ、、、と実感できました。

こうなるとまた交換して普通に使えるようになったか試してみたい気がしないでもないのですが、
流石にそれは面倒くさいので止めておきます(大笑)。
Posted at 2022/09/29 18:39:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2022年09月28日 イイね!

これが原因?

ドイツの某古MB部品店のHPを見ていましたら、
W111のドアロックの販売はなかったのですがOH対応はしているという事が判りました。

てぇことはカシメを解いてバラシてるのかぁ、、、って事で、
今日のお昼に再びドアロックを眺めていたのですが、
外した右のドアロックについて妙なことに気付いてしまいました。

これですね。



私の親指の上のクリーム色っぽい部分が
ドアアウターハンドルのプッシュボタンに押される部分で
その場合、この状態から右方向に押されるようになっています。

このスライドする金属の部分はコの字状に曲げられた板の対面上にそれぞれ開けられた
異なるサイズの穴で支持をされて左右方向に動くようになっているわけですが、
その対面が何故かそこに書き入れた赤線の通り平行になっていないのですよね。

左側の赤線とスライド方向線(黄色)も
本来は直角に交わっていなければならない筈であるところをご覧の通りですし、
緑矢印で指した部分が浮いていることからして、
これ、左側の支持板の上側が右方向に押されちゃった状態なのでは?
という感じになっていました。

左右が逆になりますが、比較の為に左側を。



これはちゃんと2本の赤線は殆ど平行になっているし
(画像でキッチリ平行になっていないのは多分撮り方の問題だと思われます)
ロックのベースの金属の内張り面側の部分とも平行になっているのですよね。

支持している部分の距離間が違うのはスライド部右側の形状が違うせいなので、
それは置いておいて、
先程あちらで浮いていると言っていた緑色矢印の部分にも不自然な様子がないのですよね。

それで、右側がこのように変形をしていた場合に
どういう影響を受けるかという事を考えてみたのですが、
先ずは正解と思われる左側との違いを見付けることが出来ました。

先ずは正解の左の方。

プッシュボタンに押されていない状態でこの赤矢印の部分に、、、



クリアランスがあるのですよね。

クローズアップで開いているのが判るかなァ。



故にプッシュボタンに押される部分を押すとスプリングの反力を除いて考えた時に
ほんの若干の空走区間があってから何かを押している感覚が生じるのですよね。

一方右の方は、、、



何もせずともすでに接してしまっています。

なのでひょっとすると、クリアランスがないどころか、
レバーが少し押された場所がスタートポジションになっている可能性すらあります。

プッシュボタンを押し込んでいくと、
まずメインのロック爪の下降をロックしている爪が解除方向に動き、
その後でメインのロック爪が下降していく、、というような流れで
ドアロックが解除される仕組みになっているので、
仮にこのレバーが押された状態になっているとするならば、
その下降ロックが効いてるか効いていないかの瀬戸際位が
スタート位置になっている可能性があるわけなので
この辺りがドアが閉められた時にロッキングアイをロックが捕まえきる前に
ドアを跳ね返してしまう要因になっていたりしないかと思うのですよね。

ってなわけで、この曲がりについてはそのうち修正をしてみようかと思っています。

現在、左のドアに付いているドアロックの爪が右に付いていたそれと
同じような減り方をしているのに、殆ど正常に機能していることから考えると、
この変形が悪さをしている可能性は十分考えられると思うのですよね。

こうして考えると修正すれば右ドアロックは使えるかもしれないので、
左ドアロックに移植したスプリングを戻してスペアに取っておこうかと思っています。

逆に左のドアロックの方はW111クーペ用には使えそうもないので
私にもOH出来るのかの検討用にばらしてみようかしら?と一寸考えています。

もし、それが出来ることになれば、その爪やインナーオープナーハンドルのスプリングを
今使っているモノに組み込んで直すという事も出来ますからねぇ。

しっかし、あの部分はなぜ曲がっちゃったのだろう?
表側をドアのアウターパネルに守られているそのさらに外側で
ドアハンドルにも守られているわけですから、
取り付け状態で逝くような部分じゃない筈ですからねぇ。

もう、あの右のドアロックが220君に元々付いていたものだったのか、
どこかから持ってきた中古を取り付けたのかすら判らなくなってしまっていますし、
どう考えてみても答えは出ないのですけどね(苦笑)。
Posted at 2022/09/28 21:53:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2022年09月28日 イイね!

ある程度特定(笑)。

先日の220SEbクーペのホイールレンチマウントが
右のタイヤハウス上にあった時期の件ですが、ある程度まで特定出来ました(笑)。

これが車体番号末尾025091のその部分。



ホイールレンチがありますよね。

んで、これが車体番号末尾026916のその部分。



これには同じ場所に何もありません。

この結果からその間のどこかでこの変更が行われたのだろうと思われるところで、
他のW111の2枚扉の場合ですと通常1800番強の違いだとあまり絞り切れないのですが
220SEbの場合は車体番号がセダン、クーペ、カブリオレの合算なので
これでそこそこまで絞れるのですよね。

それでも私の年式識別法で2か月程の幅が出てしまうのですが、
その判断の範疇ではそれは1962年の1月の終わりの方から1962年の3月の初めの間だろう
という事になるわけでありました。

ざっくりですが、1962年の2月以前のホイールレンチマウントはこの位置にあると
考えてもいいのでは?という感じですかね。

我ながらツマらんことを追っかけてるなぁと思います(爆)。
Posted at 2022/09/28 07:41:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2022年09月26日 イイね!

修理してみた(笑)

今日のお昼休みに在庫の左のドアロックを修理してみました。

以前、他の修理の為に外してしまったというスプリングは
片方外れてはいたものの、結局完全な状態で残っていました(苦笑)。

結構前の話なので記憶が定かではないのですが、
多分、他のに使おうという事で外そうとした所までは正解だと思われるものの、
恐らくもう片方を抜く方法がなくて外すのを断念したのではないかと思います。

ちゃんと撮れていませんでしたが、それはここのスプリング。



左側はバネの輪っかが引っかかっているだけでしたが、
右側は輪っかが抜けないようにしてあるっぽい感じでした。

狭いので苦労しましたが、何とか元の位置に掛けることが出来ました。



あぁ、老眼な上に場所が奥なので判っていませんでしたが、
この画像を見るとやはりスプリングの片方に抜け止めがしてあるのが判りますね。

そんなわけで、メインの爪のロック解除用の爪は正常な位置に固定されるようになりました。



しかし、ロッキングアイの穴に納まるピンのコンディションが
こんな具合に絶望的に悪いので、治っても非常用かなぁ、、、と思いました。

その左右の裏側比較。



同じKIEKERTどうしで右が右用、左が左用ですが、こうしてみると色々違う所がありますねぇ。

一番気になるのは一番下に見えているスプリングが
左用が伸びていて右用が縮んでいる事ですね。

左用で言う、そのスプリングの右側に飛び出している部分が、
ドアハンドルのプッシュボタンの先で押される部分で
その先から上方向に延びている腕がカギを回したときに
昨日のドアハンドルのプッシュボタンの先の扇型の部分で押されて回る部分になります。

今画像を見て気づいたのですが、
左用のこの部分にない回転軸上の出っ張りが右用にはあるし、
第一、左用は右用に比べてどうしてこんなに出っ張っているのかしらという感じ。

あと左用はインロック防止の為、ロッキングアイが入っていない状態では
ロックが出来ない筈なんですが、
これが出来ちゃうんですよね。

プッシュボタンの相手の飛び出し量の件などと併せて考えると、
ひょっとしたらこれって4ドアのリア左用なのかもなぁと思っています。

入手経路がどうしても思い出せないのですが、
ひょっとしたら実家にあった250SEの解体車から外してきたものだったりするのかしら?

だとするとあのピンの程度の悪さも納得なんですけどね。

それから気づいていなかったのですが、
ロックにメリハリを付けるため?のスプリングがなくなっていたので
これは昨日外した右の部品を移植しました。

これは移植を受けた左側のドアロックなのですが、



赤丸のスプリングがそれで、輪っかの上下が右側と同じなのが正解ならば、
これは逆に付いています。

ドアロックのフレームとレバーへの取り付けが違うので、
左側に付けるのには上下逆に付ける必要があったのですよね。

とりあえずちゃんと機能はしているし、
この位置ならロックノブのリンクにも干渉していないので
これに関しては問題なしだと思います。

ってな具合で一応、治ったと思いますが、
4ドアのリアドア用疑惑があるとなると、こりゃ使えませんな。

まぁ、運転席側は現状ドアの閉まりに問題はないですから、特別に急ぐ必要もないので
またいーべー辺りでちまちま探すことにしましょうかね。

因みに驚く事にこんな部品でも現在、メーカーの供給があるらしいんですよねぇ。
これ、一体何年前の車ですか?っちゅ~話ですな。

ただ、私のような庶民にはけっこーキツイ金額みたいですけどね(苦笑)。


※後に記す:ゴメンナサイ、このドアロックのメーカー供給、ありませんでした(汗)。

当初、右側を探していて、その際にアメリカの公式通販をチェックしたら、
それに関しては在庫ありになっていたので
てっきりあるものだと思い込んでしまいました。

上のように書いて、いや待てよ、あの時右を調べたんじゃなかったっけ?と
ちょっと不安になったものですから、
改めてアメリカの公式通販をチェックするのと同時に
クラシックセンターの方を調べてみたのですが、
公式には左右とも現在供給なしらしいです。

デマを書いてしまい、申し訳ございません。

因みにアメリカで在庫があるという、左ハンドルの右用が595ドルとなっていました。
Posted at 2022/09/26 19:31:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「一寸情報が古かった(大苦笑)。」
何シテル?   04/08 22:55
1962年式の220SEbクーペに乗っています。 物心ついた頃からMBファンである私が (何度も買い替え出来るご身分ではないので) 最初で最後のMBに...
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