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2024年03月31日 イイね!

右ハンドルのデュアルサーキットブレーキ車両に前期インマニ

ここ暫く私の課題となっていたのは220SEb/W112 300SEに関する表題の事についての
存在の有無でありました。

アホでしょ~?
自分以外、誰も興味を持たないような事が気になって
都度都度調べているんですからねぇ(苦笑)。

今まで、ブレーキブースターがマスターシリンダーの奥に付くようになった、
デュアルサーキットブレーキシステムだと、右ハンドルの場合、
前期インマニではブレーキブースター的にスペースが厳しいと思ったので
デュアルサーキット化に合わせて左右ハンドルのどちらにでも対応出来るように
インマニの形状を変えてきたのだろうと思っていました。

無論、インマニの変更にそれが影響しているのは間違いないとは思うのですけれども、
ここにきてどうやら今まで存在しないと思っていた、
表題の組み合わせの車両が存在するのではないか?と思われるようになってきたのですよね。

というのは、先日、EPCを眺めていて、W112のインマニの変更が
189984/985エンジンと189986/987エンジンを境に行われているらしいという事が判り、
その変更時期が2枚扉、4枚扉を問わず、
車体番号下桁で005137までが前者、005138からが後者、、、
という事になっていたからなのですよね。

220SEbではインマニの変更時期が8月頃なのはほぼ間違いがないのですが
(ほぼ、というのはインマニの変更時期がエンジン番号管理なので断定が不可なんですよね)
W112の場合は計算上、005125までが1963年なので、
仮に車体番号の途中にいくらか欠番があったとしても1963年の末、
なかったとして1964年の1月にエンジン型式の変更と共にインマニ変更が行われた、、、
という事になるんですよね。

ブレーキのデュアルサーキット化は基本的にどのモデルでも
1963年の8月頃と思われる所だったので
これはおかしいぞ、、、という事になったわけであります。

調べてみると、W112のシングルサーキットはそれぞれ何台かの例外はあるのですが、
セダンが004648まで、ラングが004693まで、2枚扉が004653までという事になっていて、
計算上では8月からは遅れているけれど大体10月頃と思われる感じなので、
少なくとも2ヶ月一寸の間は表題のような組み合わせがあった事になってしまうのですよね。

という事で、実際のその仕様の車を探して見ようと思った訳ですが、
220SEbでの前期インマニのエンジン番号から計算した、その内の右ハンドルの割合を
W112に当てはめて計算した場合に、表題の仕様のそれは70台弱となるので、
その中でどんだけ生き残ってんだよ、、、って話でもあるし、
そうそう簡単に見つかる筈がありません(苦笑)。

なので、とりあえずそこで確認しておこうと思ったのが、探すのに、も少しハードルが低い、
左ハンドルのデュアルサーキットブレーキ車両で前期インマニが付いている車両、
の存在なんですよね。

これねぇ、意地でなんとか見付けましたよ(笑)。
前期インマニ+デュアルサーキットブレーキというくくりの時点でも444台(位)の中の一台、
更にその左ハンドルというとその-70台(位)ですから、結構レア車な筈なのですよ、コレが。

で、それはコチラの車両で御座います。



結構ボロいんで、レストア前提車両って感じでしょうね。

肝心な車体番号はコチラ。



004846なので確実にデュアルサーキット世代の車で御座います。

で、エンジンルームの方はどうかと言いますと、、、



おぉ~、確かに前期インマニのデュアルサーキット車両ですねぇ。
赤丸の所にブレーキブースターが居ますよね。

まぁ、エンジン換装も考えられなくはないので、本当はデータカードでも出なければ
間違いなくそれだと断言する事は出来ないんですけど、
限りなくそれっぽい感じはするのですよね。

こうしてエンジンルーム画像を見て ブレーキブースターを右側に(こちらから見て左側に)
水平移動する事を想像すると、
その場所に収めようと思えば収まりそうではあるのですけど、
マスター上のリザーブタンクへのアクセスが結構厳しいのではないかなぁと思うんですけどね。

ってなわけで実はその2ヶ月少々の範囲だけ右ハンドルの製造は止まっていたのでは?
と思って一生懸命調べてみたのですけれども、コレッという事実は出てきませんでした。

この部分に関しては今後、W112のこの辺りの年式の右ハンドル車を
注意深く見ていく事にしようと思います。

一寸話はズレるのですが、このW112の件で色々調べていた中で、
T50/26用のバキューム配管がエンジン番号の幾つまでに該当するかを調べてみた所、

189984のMT 000155まで
189984のAT  003717まで
189985のMT 000195まで
189985のAT 000701まで

という事になっていたのですよね。

W112ではATが標準でMTが減額オプションだったのでMT比率が低いのは当然かと思うのですが、
2枚扉(189985)は総数が少ないにも関わらずMTの台数が4枚扉よりも多い事からすると、
減額はさておいて、2枚扉の方は好みでMTを選んだ人が4枚扉よりも多かったのだろうなぁ、、、
という気がしますよね。

これでいくと、63年のラングのMTで右ハンドルでデュアルサーキットブレーキ、、、
なんて車が存在するのか判りませんけど、仮にあったとしたら1桁台の台数なんでしょうね。

あと、これらを合計すると4768になり、どこかに欠番がないとも限らないので
必ずしもシングルサーキット時代にそれだけの数のエンジンが作られた、
という事にはならないと思いますけれども、
比較的それに近い数が生産されたという事になると思われます。

その一方で4車種で車体番号上一番最初にデュアルサーキット化された300SEセダンで
004648までがシングルサーキット、
一番最後なのが2件の例外を除いてラングの004693なので、
その間の44台の消息はハッキリしないのですが
(仮にその44台の中に300SEセダンが入っている場合はデュアルサーキットなので)、
それに加えて先行してデュアルサーキット化された18台を無視したとしても、
シングルサーキットの車両は4693台を超えない筈なので、
それを上述のエンジンの総数と比べた時に、
その間に車両に搭載されなかった、もしくは欠番になっているエンジンの番号は
75機分ほど存在するようだという事が判りました。

一方220SEbの方はどうかと言いますと、

シングルサーキットブレーキ付きの車両(車体番号)

セダン 左H 049461まで(例外10台)
セダン 右H 049390まで(例外3台)
クーペ 049448まで(例外7台)
カブリオレ 049722まで(例外6台)

前期インマニ付きエンジン(エンジン番号)

セダン左H 034932まで(例外8機)
セダン右H 005623まで(例外4機)
2枚扉左H 007669まで(例外72機)
2枚扉右H 001892まで(例外4機)

というわけで、前期インマニ付きエンジンに欠番が無かったとしたならば、
50116-88=50028機。

シングルサーキットブレーキ車両の方は49722台から
例外分だけ確実に引くことが出来るのを示しているだけで
実際はもっとマイナスになる筈なのですが、
一応確実な分だけ引いて、49722-26=49696台

50028-49696で最低でも332機の差が生じるのですよね。

この差の分もまた、車両に搭載されなかった部品として造られたエンジンの分、
もしくは欠番になっているエンジンの番号の分かもしれないけれど、
ひょっとするとその中のいくらかに
前期インマニ+デュアルサーキットブレーキが存在した可能性をも
示すものなのかもしれないなぁ、、、とまで思ったのです、、、

がっ、そこまで調査をしておいて、W112の方の話を組み立てていくうちに、
先の、ブレーキブースター配管の件を思い立った所で、こちらでも確認してみる事に。

すると、、、
前期型インマニとブレーキブースター配管のエンジン番号での変更時期がピタリと適合。

故に220SEbの場合は前期型インマニとシングルサーキットブレーキの変更が
同時に行われていた事がハッキリしてしまいました(笑)。

話はW112の方に戻りますが、調べていた過程で一寸面白い事を発見。

W112の4枚扉およびそれらと同じ時期に生産されていた2枚扉のマフラーエンドには
1本出しと2本出しの2種類があるのですけれども、
(厳密に言うと、エンドだけでなくその前のエキゾーストパイプも1本2本の違いがあります)
今までエンジンの前期後期でその違いが出ていると思い込んでいたのですけど、
今回調べてみたら、そうじゃなかったんですよね。

W112の1本出しマフラーは4枚扉では004648まで、2枚扉では004653までだったのですよね。

つまり、前期型エンジンにも2本出しマフラーの車両が存在するという事になるわけであります。

因みに、上の画像の車両では車両から外されているものでしたが、
確かに2本出しマフラーの画像もアップされていたのですよね。



まぁ、それだけなら私の調査不足による間違った知識だったというだけで
終わってしまう話なのですけれども、面白いのはここから。

話はラングのみ除外しなくてはいけないのですけれども、
この1本出しの変更時期というのがなんと、
ブレーキサーキットがシングルからデュアルに変更される時期と、
全く同じになっているのですよね(謎)。

しかも変更時期以前の番号から除外される番号、
逆にそれ以降の時期の番号の中で含まれる番号まで全く同じなんですよね。

更に、クーペに関してはエンジンコンパートメントフラップが廃止になる時期まで
一緒なんですよねぇ。
但し、この場合は除外及び包含条項はないのですが。

因みにエンジンコンパートメントフラップの廃止と
デュアルサーキットブレーキのスタートの時期の関係については
220SEb2枚扉もW112クーペの場合と全く同じになっています。

たまたま同じ時期なのか、何らかの因果関係があるのか…。
そこの所は今の所一寸想像出来ませんが、
この辺りを前期後期の境と決めてしまっても良さそうには思えますよね。

そうそう、今まで何となく判っていたもののちゃんと調べてはいなかったのですが、
220SEbもW112もエンジンコンパートメントフラップの廃止時期が
4枚扉と2枚扉で違うみたいですね~。

220SEb

セダン  052505まで(除外される番号が8つアリ)
クーペ   049448まで
カブリオレ 049722まで

W112

セダン   005002まで
ラング   005011まで 
クーペ   004653まで
カブリオレ 004727まで

どちらでも4枚扉の廃止時期が2枚扉よりも遅れているのは一体何故なんでしょうね。

実はこれを書き始めてから纏めるまでに5日位、
その前にデータを抽出するのにも数日かかっておりまして(苦笑)、ヤレヤレという感じなのですが、
色々と判った事があって面白い調査で御座いました。
Posted at 2024/03/31 14:38:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2024年03月24日 イイね!

引き取りリベンジ

ブログにも書きましたが、先月に腰を一寸痛めてから(ヘルニア要因?)、
特に寒い時に右の股関節メインで右足全体に痛みが走るようになってしまっておりまして、
土曜日の午後は寒かった事から、お外での活動は止める事にして、
おうちにEPCを持ち帰って、今、気になっている事の調査をしようと考えました。

『しました』じゃなくて、『しようと考えた』って事からも判るかと思いますが(苦笑)、
そうする意思はあったけれど、実際には(あまり)出来なかったのですよね(苦笑)。

帰宅後に食事をして、メールを何本か送ったら、
途端に眠気が襲ってきて、しばらく舟を漕いでいました(苦笑)。

あぁ、もう、アカン、寝てまえ!と思って横になりました。
で、どれだけ眠った後か判りませんが、電話が鳴っていたのですけれども、
その時は眠気が勝って取ることが出来ず…。

暫くしてから、ようやく起き上がる事が出来たので、
どなたか確認してみると、日曜日に訪問する予定のHさんからで、
訪問のメインの目的の件に加えて、一つご相談を頂いたので、
それに付いて電話を切った後に暫し考えて、
対策をひとつ思いついたので、もう一度お電話をした後、
その件に関して必要な物を取りに車庫に行って参りました(笑)。

んで、日曜日。

普段通りに起きて余裕を持って準備をした後、一寸会社に物を取りに行ってから出発。

この日の富士山。



当初、土日はずっと雨なのかな?と思っていましたが、
土曜日、昼寝をしていた頃から、とりあえずは雨が上がっていたようで、
日曜日の朝一から背景に雲を控えた姿ではあったものの、
こんな具合に富士山の全体像は見えていました。

前日、雨が降っていたので、凍結の恐れを考えて
う~ん、どうしよっかな、とは思いましたが、思い切って県道71号線を選択。

道路脇の雪は前回より少なくなっていましたし、途中の気温計も4度だったので、
まぁ、ギリギリ大丈夫な感じでした。

ってなわけでIDEBOKさん。



勿論通過でした(笑)。

パディーフィールドのおん馬さん達。



寒そうでした(汗)。

で、結構余裕を持った積りではあったのですが、
途中が思ったより混雑していた事もあって、
程好いタイミングでクンストのWさんと合流する予定のコンビニに到着。

一方でWさんと息子さんはかなり余裕を持って到着されていたご様子で
申し訳なかったです(汗)。

で、コンビニで買ったパンで軽く腹ごしらえをさせて頂いた後で、Hさん宅へ。

こないだのYさんの時と同様にHさんが不要になったMBの部品を
Wさんにお願いして引き取って頂くことになっていたのでした。

2回雪で飛んでしまったというブツの引き取りとはこれの事でして、
ようやく目的が達成出来て良かったです。

ブツの積み込みが終わった後、車庫に戻ってきているHさんのお宝を見せて頂きつつ
暫し歓談した後、Wさん達は帰路に付かれました。

Wさん、遠い所をありがとうございました。

私の方はそのまま残って暫し、車庫で色々お話をさせて頂いたのち、
ファミレスに移動してお茶をご馳走して頂きつつ、更にお話をさせて頂いて、
結局、19時頃まで居座ってしまいました(笑)。

Hさんも色々とありがとうございました。

WさんからもHさんからもお土産を頂いてしまって、非常に恐縮でありました(汗)。

それから家路に就いたのですが、雨は降り続いていたので、
この時間になると気温がどうかな?と少々心配しておりました。

流石に県道71号線を通るのは止めましたが、
それでも1箇所だけ2度という場所があり、少々ビビりながら走行(笑)。

尤も、国道ならば、危なければすぐ凍結防止剤を撒く筈なので、
大丈夫だろうとは思いましたけどね。

往きと違って交通の流れもスムーズだったのと、
普段あまり使わない西富士道路を使ったので、1時間半程で自宅に戻る事が出来ました。

天候の為とは言え、2度も延期されていたブツの引き取りだったので、
ようやく事が成しえて、ホッとしました~(笑)。
Posted at 2024/03/25 07:01:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2024年03月21日 イイね!

Hispano Suiza J12 by Vanvooren

4月26日に行われるGooding & Companyのオークションで
また私の好きなHispano Suiza J12が売りに出るようです。

一寸前にも別の車がオークションに掛かるのをご紹介していますが、
今まであまり売りに出る事が無かったのが、
近年ぽつりぽつりと出るようになったなァという印象ですね。

気に入って長年所有してきた方々が、いよいよ年齢層が上がってきて
ここにきてそれに絡んだ色んな理由で、、、という感じなのでしょうかね?

肝心な車両の方はコチラで御座います。









コーチワークはイスパノスイザ御用達ともいえる、ヴァンヴォーレンによるものだそうです。

ホント、溜息が出るような美しさですなァ。

通常ではドア上のラインは底面と平行に推移するとか、
後ろに向かってなだらかなカーブを描いて垂れ下がっていく
とかいうデザインを採りそうな所を
これはドアの前端部から緩やかに上向きの円弧を描かせつつ、
ドア後半以降からリアクウォーターに掛けて垂れ下げていく所が面白いですね。

畳んだ幌の上部が描く円弧とその辺りのマッチングもまた好い感じですよね。

サイドモールの描くラインと言い、構成されている全ての要素が
美を際立たせるように緻密に計算されている感じがしてイイですねぇ。

これ、実物が私の目の前にあったら、丸一日飽かずに眺めて居られそうです(笑)。

マスコットのシゴーニュヴォラント(飛翔するこうのとり)



前から言っていますが、このマスコットだけでも欲しいです。
ホント、好いデザインだなァ。

グリル上のエンブレム。



細工が滅茶苦茶細かいですよね。
今更ながら、羽の上部の方が盛り上がっている事に気付きました。

ステップ廻り。



この5本のステップモールの配置一つ取っても手抜きがなく、
絶妙なバランス感が表現されていますね~。

普通だったら真ん中を中心にして山型に均等配置しちゃいそうなところですもの。

下の方にさりげなくヴァンヴォーレンの銘板が取り付けられているのもイイですねぇ。

その銘板のアップ。



複製だったら、もう一寸垢抜けちゃった感じになりそうなところなので、
恐らくオリジナルを綺麗にしたものなのでしょうね。
いい雰囲気です。

nから延びるアンダーライン上に文字が浮き彫りになっていますが、
元画像でも判読が難しかったけれど、どうやら、
CARROSSIER-COURBEVOIE-PARIS(コーチビルダー・クルブヴォワ・パリ)
と書かれているようですね。

COURBEVOIEって何ぞや?と思ったのですが、
どうやら、パリ北西部郊外の街の名前みたいです。

郊外って事はパリちゃうやん、、、と思ったのですけど、
VANVOORENはパリ8区のMarbeuf通り33番地にショールームを持っていて、
且つ、Courbevoieに生産施設を持っていたという事のようで、
要はその両方の街の名前を記載したという事みたいですね。

実はCourbevoieの工場から数百メートルの距離には
Bois-Colombesという街にあるHispano Suizaの工場があったのだそうで、
そんな立地的な事もあって、両者の関係が深くなったという面もあるのでしょうね。

ホイールキャップ。



どういう方法で刻まれたものか判りませんが、
ー・ー・ー・ー・という一点鎖線のような感じの線で構成された円が三重に描かれていて、
派手さはないものの、とても品があるものになっていますよね。

これって、恐らく手作業で付けられた模様だと思うのですが、
こんなに綺麗に円形に仕上げられるものなんですねぇ。

何故か内装廻りの画像はステアリングホイールの物しかないのですが、
まぁ、これだけの外観ならば、内装が悪いって事はないと思うんですよね。

Gooding & Companyは確か、オークション詳細を出すのがいつも遅かったような記憶で、
今回も現状全く出ておらず、本当に画像のみ、、、という感じなのですよね。

従って、ESTIMATEもまだ出ていません。
恐らくこれも3~4億円位の事を言うのでしょうねぇ。

ただ、最近、300SL辺りでも3億円位いう車がポチポチ出ている事を考えると、
私にはとてもとても買えないけれど、仮にその位の金額で落札されるならば、
なんかスゴくお買い得な感じがしてしまうのですよねぇ(笑)。

国内でも5~60年代のフェラーリとかだと10億もする車を平気で持っている人が居るらしいのに、
この手のクラシックが好きで所有されているような方の話は殆ど聞かないので、
(聞かないだけで少ないながらも居られるのかもですが)
個人的には非常に残念に思います。

まぁ、戦前車でも人気があるのはミッレミリアへの出場資格があるような
スポーツカーだもんなァ。
Posted at 2024/03/21 20:52:11 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2024年03月20日 イイね!

IGコイル&469号散歩

今日は午前中はお仕事で、さて午後からは何をしましょうかね?と思ったのですが、
作業はする気が起こらないし、
かといって家に籠ると昼寝しちゃいそうだし、つまらないし、という感じで、
あぁ、会社の机の上を片付けた時に見つけた、昔使っていたイグニッションコイルを
220君のトランクに収めて来よう!と思い立ったので、
そんなつまらん理由ではありますが、車庫に行って参りました。

記憶では220君のトランクにも1つ入れてあった記憶で、
コイルは過去に3度交換している筈で、その中で完全にダメになって交換したのは
こないだの愛甲石田駅前でエンコした原因になった奴だけで、
生きているのはもう一つある筈で、きっとそれが今回見つかったのだろうなと思っていたので、
実はその確認という意味もあって行くことにしたのですよね。

結果はこの通り。



やっぱり使える中古は2つあったんですね。

ってなわけで、両方共コイルはトランクに突っ込んでおくことにしました。
これで、遠方でコイルが逝ってもとりあえずは何とかなるでしょう(笑)。

ほぼ新品の純正デスビも積んでいるので、
これらで点火系のトラブルは出先で何とか出来ちゃう筈だと思っています。

で、先日車庫の壁に掛けたミシュランのカレンダーはやっぱり使い勝手が悪いので
(月を変えるのにネジを抜き差しする必要がある)
ヤナセのMBカレンダーに差し替えてきました。



後はこないだ壁掛け時計がどえらく狂っていたのですが、
電池はまだ大丈夫なはずだけど、、、と思ったので、
とりあえず電池を外して端子を軽く布で拭いてきましたが、
さて、どうなるでしょう?という感じであります。

んで、それからどうしましょ?と思ったのですが、
コペンさんで久しぶりに国道469号のくねくね区間を走ってくる事を思い立ちました。

本当は土曜日の天気も悪そうだったので、220君に乗りたいかな?と思ったのですけど、
雨予報ではなかったものの、どうも雲行きが怪しいと思ったので
コペンさんで走ってくる事にしました。

ってなわけで469号のくねくね区間入口の図。



あまり攻めるような走りはしませんでしたが、
まぁまぁ、楽しく走ってきました。



入口で1台、途中で1台としかすれ違わなかったのでラッキーでした。

後半でポツンと窓に水滴が来て『雨?』と思ったのですが、
結構中途半端な感じだったので、なかなか判断がしきれず、
その区間を下りきる頃にようやく雨だったんだな、、、と判断出来ました。

降り切る直前のこの画像でも窓に少し水滴が付いています。



日向橋。



日向橋からの稲子川。



最近、山の中にポツンと生えている桜?がイイナァと思うのですよね。



県道398号線→県道10号線と南下してきて、時折ポツポツ来ては居たのですが、
オープンのままで居て、
それが釜口橋交差点付近でボツボツボツと来始めたので慌てて屋根をクローズ。

富原橋付近ではまた上がった感じだったので、
判断が甘かったか、、、と思いましたが、
蓬莱橋の付近までにまた復活したので、



まぁ、悪い判断ではなかったのかなぁと思いました。

日向橋からの道中、嫌にあちらこちらで変な煙が上がっているなぁと思ったのですが、
途中まで屋根を開けていたのにも拘らず、何故か風がエラく強い事に気付いていなくて、
その煙が砂煙だったという事になかなか気付く事が出来ませんでした(苦笑)。

富士川橋。



途中であるお宅のカーポートで綱を張っている人を見掛けたのですが、
そのカーポートの揺らぎ具合から、いやはや滅茶滅茶風が強いのだなァと思いました。

家に帰ってからも暫くビュウビュウで、本当に凄い風で御座いました。

220君に乗って出掛けなくて正解でした(笑)。
Posted at 2024/03/20 21:51:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2024年03月18日 イイね!

オールドメルセデスクラブの集い2024その2

ケーニッヒスタイルのコーナーの4台(本物かどうか私には判らないので、スタイルとしました)

その1 W126 タイプ名不明。



その2 W126 560SEL



その3 W126 タイプ名不明



キャラットのプレートが付いていました。



その4 W126 タイプ名不明



W126 タイプ名不明(SE)



W220 ブラブス5.8(未確認)



ケーニッヒスタイルのC126 タイプ名不明



Y関東支部長さんのW126 560SEL



W202 C36



W460? タイプ名不明



C107 タイプ名不明



C208 CLK55



S203 C180T



W136 170S or W191 170Sb



この辺りの判別は私にも出来まへん(苦笑)。
一説によるとコラムシフトだとSbらしいですが、内装を覗く暇が無かったので
確認が出来ておりませんです。

W191 170Sb



こちらは2年前の山梨の時に確かプレートに191とあった記憶があります。

W180 220S



これでもちやに集まった車は全てだと思うのですが、
もし万が一、落ちていた場合、そして車名が違っていた場合はごめんなさい。

あと、車名はトランクリッドのプレートを当てにしているので、
ひょっとすると実際には違う可能性もあります(笑)。

それと、私は一番先に富士川河川敷を後にしてしまったので知らなかったのですが、
一昨年の山梨にも来ていたW111 280SEクーペが河川敷でエンジンの再始動不可で
リタイヤになってしまったそうです(汗)。

クラブの方が残って、調べた結果、プラグに火が飛んでいないとの事で
恐らくイグニッションコイルだろうとの判断だったそう。

仮に私が居る時に発覚していれば、
会社までひとっ走りすれば、私の机の上に中古コイルがあったので
それに交換すればリタイヤせずに済んだのにと思うと、非常に残念でありました。

しかしねぇ、ひょっとすると、今、出回っているイグニッションコイル、
私のもそれが原因で愛甲石田駅前でエンコしちゃいましたし、
あまり信頼性が高くないのかもですね。

全車両収めるのに一生懸命で、いつものお駄弁り画像を撮る事が出来ませんでしたが、
会場の雰囲気画像を撮ってきましたので、そちらも貼っておきましょう。























で、ここで先程後回しにしていたW112 300SEのお話に行ってみたいと思います。

これを見るのを楽しみにしていた、というのは
実はこれ、300SEでも前期に相当する車両なのですが、
ワタクシ、後期の170馬力版の方のエンジンは実物を見た事があるのですけれども、
前期の160馬力版の方のそれは今回が初めてだったのですよね。

実は一寸前にトラブルがあったそうで、今回の参加が危ぶまれていたので、
それだけに喜びもひとしおで御座いました(笑)。

ってなわけでそのエンジンルーム。



エンジン本体の横幅が広いので、インマニの枝管の長さが短いのですが、
基本的な意匠は220君のと同じなんですよね。

で、この160馬力の189984エンジンはインジェクションポンプも
220君と同じ2プランジャーポンプ式でそれがインマニ上の分配器でそれぞれ3つに分けられて、
インマニの枝管内からシリンダーヘッドの吸気ポートに向けて
燃料を噴射させるタイプなんですよね。

だから、ベークライト製のホルダでインジェクターを固定する方式も全く一緒で
とにかく、兄弟みたいなエンジンなのですよね。

エンジンのインマニ廻りの意匠が似ているという事は、その周辺のブレーキシステムも一緒で、
文献では300SEは最初からデュアルサーキットだったとか、大法螺吹かれていますが、
実際には前期型はシングルサーキットで、
ブレーキブースターは私が新品で散々苦労させられた、
恐怖のATE T50/26がこの車でも使われている筈です。
(実は確認するのを忘れました…笑)

しかし、私のはブレーキブースターの上には何もなかったからまだ良かったですけど、
この場合は1回の脱着にエアサスバルブ、ドライヤ等々を外さねばならない事は
ほぼ間違いない所で、
それを製品の欠陥で3度も4度も繰り返す事になっていたら発狂するところでしたな(大笑)。

私の後にあれを買う皆さん、私に感謝してくださいね(笑)。

って、滅茶滅茶脱線しましたが、それはこの辺にしておきましょう(笑)。

前期型、、、というわけで、後ろに回ってみますと、、、



そうそう、これこれ、マフラーは1本出しが正解なのですよね。
W112前期型は結構2本出しになっちゃっている車が多い中、
これはよくぞ1本出しを保っているなぁと思う所であります。

これのカッターも220君同様、オリジナルはフィッシュテイルで、
220SEb用とは確か品番が違ったと思うので、
恐らく、パイプ径が若干ちがうのでしょうね。

んで、この車を見るに当たっての事前学習(笑)で
1963年1月から、燃料タンクが82ℓタンク(それまでは何と220SEbと同じ65ℓ)になる、、、
という事だったので、早速確認。



画像では一寸見難いですが、65ℓタンクよりも左方向にワイドなので、
しっかり82ℓタンクになっている事が判りました(笑)。

で、その時に見掛けたのですが、
なんと、リアアクスルのセンターにアンダーガードが付いていたのですよね。

この車、なんとディーラー物なのですが、
同じディーラー物で、私のもフロントだけはついていましたが、
リアが付いているのって私はあまり見た事がないので、
ひょっとすると結構レアなのかもしれませんね。

300SEはエアサスで足が柔らかいからって事で、
当時の日本のでこぼこ道を走るのにはそこまで必要だと判断されたのかもしれませんね。

防火壁。



220君同様、エンジンコンパートメントフラップが付いていますね。

今まであまり意識していませんでしたが、セダン用のそれってV字型に曲がっていて、
且つ上開きなのですね!

しかし、エンジンと防火壁の間のスペースの狭い事…。
ヒーターパイプが本当にギリギリの所を通っているなって感じです。

これ、DCジェネレーター用のボルテージレギュレーターが居ませんが、
ひょっとしてオルタネーター化しているのでしょうかね?

この車、というか、M186系のエンジンって全てなのですが、
実はオルタネーター化するのは結構難しいんですよね。

というのも、このように、、、



って言っても暗くて全然見えませんが、
多分、赤矢印の所に薄っすら棒状の物が見えるかと思うんですけど、
これがジェネレーターのお尻から出ているシャフトでして、
実はこの後ろにウォーターポンプがあるのですよね。

つまり同軸上でジェネレーターとウォーターポンプを回しているので、
ジェネレーターからはプーリーとは逆側にシャフトが出ている必要があって、
オルタネーター化するのにそうした形になっているものがそうそうないって事なんですよね。

これは上手い事、そういう物が見つかった例なのでしょうけれども、
問題は次の交換の時にどうするか、、、って事ですよねぇ。

んでね、同軸上で物を回すのはこれだけじゃありませんで、



エアサス用のコンプレッサーとパワステポンプもそうなっているんですよね。

それに加えてクーラーコンプレッサーまで付いて、
一寸触るのが面倒そうだな、、、と思ってしまう、ぽおるさんなのでありました(笑)。

最後にウエスタンのプレートで御座います。



って、重要な所は全部消しちゃってますが(笑)。

この車、同じ1963年式でもどうやら吉田茂さんの300SEラングよりも古いみたいですね。
車体番号も古いし、エンジン番号も古いし、オーダーナンバーも古い。

OUR CAR No.ってのがよく判っていませんでしたけど、
やっぱりこれ、M-はメルセデスを示していて、
それに続く数は累計かどうかは判らないんですけど、
とにかく、どこかの時点からの何台目のヤナセが扱ったMBだという事を示していそうで、
この数字に関してもやはりこの車の方が古かったです。

今回の私の『お気に入りで賞』はコチラの車で御座いました。





79ないし80年の450SELですね。
納屋で眠っていた車を磨いて綺麗に復活させたそうなのですが、
まぁ、とにかく素晴らしいコンディション。

ベロア内装の綺麗な事も素晴らしかったのですけれども、
ハットシェルフに、、、



全く退色が見られないのですよね。

私の好きなオートマチッククライメートコントロールが付いている世代のモデルでしたし、
とにかくどこそこ綺麗でこれは一寸欲しいなぁと思わせられるものがありました。

番外編(笑)。
今回のイベントには関係ありませんでしたが、
会場のすぐ脇にキャンプ帰りっぽいビートル、タイプ2、ミニが停まり、
その中でこのタイプ2のキャンパー(ウエストファリア?)が



何とも好い雰囲気で御座いました。

本当はお昼は抜いちゃおうかと思って居ったのですが、
レストランが滅茶混みという事で、YさんとTTさんがコンビニまで行って来られて
何と私の分までおにぎりを買って来て下さいました(ご馳走して頂きました)!

この場をお借りしてお礼申し上げます、ありがとうございました!
お気遣いがとっても嬉しかったです♪

お昼を過ぎると、皆さん、ひとり、またひとりとお帰りになる方があり、
河川敷でのトラブルの影響もあって、開会式的なあいさつも出来なかったという事で、
適当なタイミングで閉会式?が行われる事になりました。

その様子がコチラで御座います。







その後は基本、自由解散ではあったのですけれども、
運営の方々も遠くから来られている方が沢山居られたので、
皆さん帰宅の途に就かれました。

というわけで我々もボチボチ帰る事に。

元々、Yさんの560は220君の隣だったのですが、反対隣りにTTさんが200を停められたので、
3台で記念撮影。



どうせなら暖気中のNAOさんも呼んで4台揃って撮れば良かったですが
後の祭りで御座いました。

運営のお手伝いをされていてお駄弁り会の時にも遊びに来て頂いている方達の
ボルボ軍団もここで一枚。



そしてもちやを後にしました。
皆さんが何時間とかけて帰られる中、
ワタクシは20分少々で車庫に到着、そして家路に就きました。

ところがコペンさんに乗り換えてからがまぁ、眠い事眠い事。
前から睡眠障害はあるんですけど、最近また悪くなっているかも知れません(苦笑)。

比較的さっと寝る事は可能なんですが、眠りが浅くて、
ちょくちょく起きてしまう(でもまたすぐ眠れるのですが)んですよね。

まぁ、そんなことはさておいて、今回は凄い台数のMB(85台位?)が集まり、
色んな方達と交流も出来てとても楽しいイベントで御座いました。

これもひとえにOMCの(勝手に略すな)運営の皆さまの準備のたまものだと思います。
楽しい機会を与えて頂きまして、本当にありがとうございました。

来年は西日本という事で、う~ん、どうだろう、
上述のようにオネムが酷いワタクシに行けるかなぁ?と一寸心配なのですが、
もし、行けそうな距離であれば、一寸検討してみようかなぁとは思っております。

検討はするけど、体力に自信がないから約束はしませんよ(爆)。

今回も、まぁ、全車の画像を収めるって目標を掲げて
走り回っていたせいもあるかとは思うんですけど、
上述の通り、昨日は帰り道で眠かったし、今日の朝は結構しんどかったですからね。

年は取りたくないものですな(爆)。

そうそう、最初に朝一、富士山がハッキリ見えなかったと書きましたけれども、
結局最後までまともに拝むことが出来ませんでした(涙)。

それに引き換え、今日の富士山の綺麗だった事。

今日の姿を是非とも遠方の皆さんには見て頂きたかったので
天気が一日ズレてくれれば、、、と本当に悔しく思いました。

でもまぁ、雨が降らなかっただけ良かったですよね。
Posted at 2024/03/18 23:41:26 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「一寸情報が古かった(大苦笑)。」
何シテル?   04/08 22:55
1962年式の220SEbクーペに乗っています。 物心ついた頃からMBファンである私が (何度も買い替え出来るご身分ではないので) 最初で最後のMBに...
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