ケーニッヒスタイルのコーナーの4台(本物かどうか私には判らないので、スタイルとしました)
その1 W126 タイプ名不明。
その2 W126 560SEL
その3 W126 タイプ名不明
キャラットのプレートが付いていました。
その4 W126 タイプ名不明
W126 タイプ名不明(SE)
W220 ブラブス5.8(未確認)
ケーニッヒスタイルのC126 タイプ名不明
Y関東支部長さんのW126 560SEL
W202 C36
W460? タイプ名不明
C107 タイプ名不明
C208 CLK55
S203 C180T
W136 170S or W191 170Sb
この辺りの判別は私にも出来まへん(苦笑)。
一説によるとコラムシフトだとSbらしいですが、内装を覗く暇が無かったので
確認が出来ておりませんです。
W191 170Sb
こちらは2年前の山梨の時に確かプレートに191とあった記憶があります。
W180 220S
これでもちやに集まった車は全てだと思うのですが、
もし万が一、落ちていた場合、そして車名が違っていた場合はごめんなさい。
あと、車名はトランクリッドのプレートを当てにしているので、
ひょっとすると実際には違う可能性もあります(笑)。
それと、私は一番先に富士川河川敷を後にしてしまったので知らなかったのですが、
一昨年の山梨にも来ていたW111 280SEクーペが河川敷でエンジンの再始動不可で
リタイヤになってしまったそうです(汗)。
クラブの方が残って、調べた結果、プラグに火が飛んでいないとの事で
恐らくイグニッションコイルだろうとの判断だったそう。
仮に私が居る時に発覚していれば、
会社までひとっ走りすれば、私の机の上に中古コイルがあったので
それに交換すればリタイヤせずに済んだのにと思うと、非常に残念でありました。
しかしねぇ、ひょっとすると、今、出回っているイグニッションコイル、
私のもそれが原因で愛甲石田駅前でエンコしちゃいましたし、
あまり信頼性が高くないのかもですね。
全車両収めるのに一生懸命で、いつものお駄弁り画像を撮る事が出来ませんでしたが、
会場の雰囲気画像を撮ってきましたので、そちらも貼っておきましょう。
で、ここで先程後回しにしていたW112 300SEのお話に行ってみたいと思います。
これを見るのを楽しみにしていた、というのは
実はこれ、300SEでも前期に相当する車両なのですが、
ワタクシ、後期の170馬力版の方のエンジンは実物を見た事があるのですけれども、
前期の160馬力版の方のそれは今回が初めてだったのですよね。
実は一寸前にトラブルがあったそうで、今回の参加が危ぶまれていたので、
それだけに喜びもひとしおで御座いました(笑)。
ってなわけでそのエンジンルーム。
エンジン本体の横幅が広いので、インマニの枝管の長さが短いのですが、
基本的な意匠は220君のと同じなんですよね。
で、この160馬力の189984エンジンはインジェクションポンプも
220君と同じ2プランジャーポンプ式でそれがインマニ上の分配器でそれぞれ3つに分けられて、
インマニの枝管内からシリンダーヘッドの吸気ポートに向けて
燃料を噴射させるタイプなんですよね。
だから、ベークライト製のホルダでインジェクターを固定する方式も全く一緒で
とにかく、兄弟みたいなエンジンなのですよね。
エンジンのインマニ廻りの意匠が似ているという事は、その周辺のブレーキシステムも一緒で、
文献では300SEは最初からデュアルサーキットだったとか、大法螺吹かれていますが、
実際には前期型はシングルサーキットで、
ブレーキブースターは私が新品で散々苦労させられた、
恐怖のATE T50/26がこの車でも使われている筈です。
(実は確認するのを忘れました…笑)
しかし、私のはブレーキブースターの上には何もなかったからまだ良かったですけど、
この場合は1回の脱着にエアサスバルブ、ドライヤ等々を外さねばならない事は
ほぼ間違いない所で、
それを製品の欠陥で3度も4度も繰り返す事になっていたら発狂するところでしたな(大笑)。
私の後にあれを買う皆さん、私に感謝してくださいね(笑)。
って、滅茶滅茶脱線しましたが、それはこの辺にしておきましょう(笑)。
前期型、、、というわけで、後ろに回ってみますと、、、
そうそう、これこれ、マフラーは1本出しが正解なのですよね。
W112前期型は結構2本出しになっちゃっている車が多い中、
これはよくぞ1本出しを保っているなぁと思う所であります。
これのカッターも220君同様、オリジナルはフィッシュテイルで、
220SEb用とは確か品番が違ったと思うので、
恐らく、パイプ径が若干ちがうのでしょうね。
んで、この車を見るに当たっての事前学習(笑)で
1963年1月から、燃料タンクが82ℓタンク(それまでは何と220SEbと同じ65ℓ)になる、、、
という事だったので、早速確認。
画像では一寸見難いですが、65ℓタンクよりも左方向にワイドなので、
しっかり82ℓタンクになっている事が判りました(笑)。
で、その時に見掛けたのですが、
なんと、リアアクスルのセンターにアンダーガードが付いていたのですよね。
この車、なんとディーラー物なのですが、
同じディーラー物で、私のもフロントだけはついていましたが、
リアが付いているのって私はあまり見た事がないので、
ひょっとすると結構レアなのかもしれませんね。
300SEはエアサスで足が柔らかいからって事で、
当時の日本のでこぼこ道を走るのにはそこまで必要だと判断されたのかもしれませんね。
防火壁。
220君同様、エンジンコンパートメントフラップが付いていますね。
今まであまり意識していませんでしたが、セダン用のそれってV字型に曲がっていて、
且つ上開きなのですね!
しかし、エンジンと防火壁の間のスペースの狭い事…。
ヒーターパイプが本当にギリギリの所を通っているなって感じです。
これ、DCジェネレーター用のボルテージレギュレーターが居ませんが、
ひょっとしてオルタネーター化しているのでしょうかね?
この車、というか、M186系のエンジンって全てなのですが、
実はオルタネーター化するのは結構難しいんですよね。
というのも、このように、、、
って言っても暗くて全然見えませんが、
多分、赤矢印の所に薄っすら棒状の物が見えるかと思うんですけど、
これがジェネレーターのお尻から出ているシャフトでして、
実はこの後ろにウォーターポンプがあるのですよね。
つまり同軸上でジェネレーターとウォーターポンプを回しているので、
ジェネレーターからはプーリーとは逆側にシャフトが出ている必要があって、
オルタネーター化するのにそうした形になっているものがそうそうないって事なんですよね。
これは上手い事、そういう物が見つかった例なのでしょうけれども、
問題は次の交換の時にどうするか、、、って事ですよねぇ。
んでね、同軸上で物を回すのはこれだけじゃありませんで、
エアサス用のコンプレッサーとパワステポンプもそうなっているんですよね。
それに加えてクーラーコンプレッサーまで付いて、
一寸触るのが面倒そうだな、、、と思ってしまう、ぽおるさんなのでありました(笑)。
最後にウエスタンのプレートで御座います。
って、重要な所は全部消しちゃってますが(笑)。
この車、同じ1963年式でもどうやら吉田茂さんの300SEラングよりも古いみたいですね。
車体番号も古いし、エンジン番号も古いし、オーダーナンバーも古い。
OUR CAR No.ってのがよく判っていませんでしたけど、
やっぱりこれ、M-はメルセデスを示していて、
それに続く数は累計かどうかは判らないんですけど、
とにかく、どこかの時点からの何台目のヤナセが扱ったMBだという事を示していそうで、
この数字に関してもやはりこの車の方が古かったです。
今回の私の『お気に入りで賞』はコチラの車で御座いました。
79ないし80年の450SELですね。
納屋で眠っていた車を磨いて綺麗に復活させたそうなのですが、
まぁ、とにかく素晴らしいコンディション。
ベロア内装の綺麗な事も素晴らしかったのですけれども、
ハットシェルフに、、、
全く退色が見られないのですよね。
私の好きなオートマチッククライメートコントロールが付いている世代のモデルでしたし、
とにかくどこそこ綺麗でこれは一寸欲しいなぁと思わせられるものがありました。
番外編(笑)。
今回のイベントには関係ありませんでしたが、
会場のすぐ脇にキャンプ帰りっぽいビートル、タイプ2、ミニが停まり、
その中でこのタイプ2のキャンパー(ウエストファリア?)が
何とも好い雰囲気で御座いました。
本当はお昼は抜いちゃおうかと思って居ったのですが、
レストランが滅茶混みという事で、YさんとTTさんがコンビニまで行って来られて
何と私の分までおにぎりを買って来て下さいました(ご馳走して頂きました)!
この場をお借りしてお礼申し上げます、ありがとうございました!
お気遣いがとっても嬉しかったです♪
お昼を過ぎると、皆さん、ひとり、またひとりとお帰りになる方があり、
河川敷でのトラブルの影響もあって、開会式的なあいさつも出来なかったという事で、
適当なタイミングで閉会式?が行われる事になりました。
その様子がコチラで御座います。
その後は基本、自由解散ではあったのですけれども、
運営の方々も遠くから来られている方が沢山居られたので、
皆さん帰宅の途に就かれました。
というわけで我々もボチボチ帰る事に。
元々、Yさんの560は220君の隣だったのですが、反対隣りにTTさんが200を停められたので、
3台で記念撮影。
どうせなら暖気中のNAOさんも呼んで4台揃って撮れば良かったですが
後の祭りで御座いました。
運営のお手伝いをされていてお駄弁り会の時にも遊びに来て頂いている方達の
ボルボ軍団もここで一枚。
そしてもちやを後にしました。
皆さんが何時間とかけて帰られる中、
ワタクシは20分少々で車庫に到着、そして家路に就きました。
ところがコペンさんに乗り換えてからがまぁ、眠い事眠い事。
前から睡眠障害はあるんですけど、最近また悪くなっているかも知れません(苦笑)。
比較的さっと寝る事は可能なんですが、眠りが浅くて、
ちょくちょく起きてしまう(でもまたすぐ眠れるのですが)んですよね。
まぁ、そんなことはさておいて、今回は凄い台数のMB(85台位?)が集まり、
色んな方達と交流も出来てとても楽しいイベントで御座いました。
これもひとえにOMCの(勝手に略すな)運営の皆さまの準備のたまものだと思います。
楽しい機会を与えて頂きまして、本当にありがとうございました。
来年は西日本という事で、う~ん、どうだろう、
上述のようにオネムが酷いワタクシに行けるかなぁ?と一寸心配なのですが、
もし、行けそうな距離であれば、一寸検討してみようかなぁとは思っております。
検討はするけど、体力に自信がないから約束はしませんよ(爆)。
今回も、まぁ、全車の画像を収めるって目標を掲げて
走り回っていたせいもあるかとは思うんですけど、
上述の通り、昨日は帰り道で眠かったし、今日の朝は結構しんどかったですからね。
年は取りたくないものですな(爆)。
そうそう、最初に朝一、富士山がハッキリ見えなかったと書きましたけれども、
結局最後までまともに拝むことが出来ませんでした(涙)。
それに引き換え、今日の富士山の綺麗だった事。
今日の姿を是非とも遠方の皆さんには見て頂きたかったので
天気が一日ズレてくれれば、、、と本当に悔しく思いました。
でもまぁ、雨が降らなかっただけ良かったですよね。