我が家の白猫プロジェクト

変なとこ連れてこないで！@ひでエリです。

実は(モビ)リオちゃんが8月で9年経過の車検を迎え、10年車となります。
いまだエンジンは元気ですし、電動両側スライドドアも非常に便利、下取り価格27万円では買えない価値を感じます。
前回の車検時もこの辺、入庫半年前くらいから買い替えの検討に入り、結局リオちゃん車検更新したという思い出があります。思いの外、リオちゃん、いい車なんですよ、荷物がたくさん載って車内はとっても広いですからね。

しかしそろそろ買い替えを考えても良いんじゃないのかな、というタイミングです。
結果論としてリオちゃんは良い車でした。もともと子供が少年野球をやっていて、たまに7人乗ることもあり、燃費はプレーリーより良い車で車内が広く、電動スライドドアが付いている、という選択肢に合う車としてのセレクト、シエンタ、キューブなどのライバルを押しのけてリオちゃんとゴールインした訳です。
あれはもう2007年、10年ほど前の出来事だったのか…遠い目。って実はエリちゃんも10年車ってことなんですけれども。

さて次期脚車、ファミリーカーな訳ですが、真面目に考えるとフィットかノート辺りが最右翼、大きさなどからマイ奥の運転を考えると個人的に乗りたい車は選択肢に上がってこない訳ですが、なんと白いジャガーだけは「カッコ良い」とのマイ奥の談。
マジすか学園！という訳で早速我が家の「白猫プロジェクト」始動です。
プロジェクト名が某社のスマホゲーに酷似していますが、意図はございません。

大ファンの方には大変申し訳ないのですが、私、ジャガーに詳しい訳ではなく、マイ奥が白ジャガーなら良いかもといった一言からスタートなため、不勉強な点が多々ありまして、某巨大SNS内にあります秘密板で某蓮沼の方達にご教示頂き、ザックリとした当たりを付けて、カーセンサーで調べて意中近辺のご近所のジャガーを本日見に行って参りました。

脚車ですからもちろん4ドア、トランクに大物が載るのかも大事なポイント、後は壊れる壊れるというのは本当なのか？という話の検証をしなければ流石の私もエリちゃんに加え、さらに壊れる英国車クオリティが炸裂ということになると、購入維持に踏み切るのは無理です。

大体、的に入ってきそうなのは排気量3.5LまでのXJシリーズ。やっぱり丸目4灯の平たいデザイン、意味なく長いオーバーハングのあのジャガーXJでなければなりません。
ある程度の信頼性を考えると、1994年からのX300系、1998年からのX308系、2003年からのX350系辺りが有力候補になります。

(写真はX350)
これを機にジャガーXJって？と思った方は、wikipediaのジャガーXJの項目をどうぞ。

ちなみに現行のX351系は2009年からなんですが、丸目4灯ではなくなってしまっており、マイ奥のカッコいいセンサに触れず、オジサンのセンチメンタリズムもくすぐらないため、却下となっています。
高いから買わないってのもあるけど、あと3年したら100万円台になるってクルマみたいだしｗ
あとタタだしｗ
狙ってるX350系はフォード傘下期間中では最も新しく、丸目4灯の伝統XJフォルムです。

X300あたりについて古いのは壊れないのかと千葉柏のジャガー屋さんに聞いたところ
「まあ壊れるといってもミラーの折りたたみができないとか、動かないとかそういう話です。まず動くほうが珍しいですし、この外見が好きな人は電装系の細かいところは関係ないと思います」
という話。どっかの走るしか能がない英国車でも同じ様な話を聞いた記憶があります。
あと車内の天井内張りが落ちてくるのは仕様だそうで（笑）、納車時に張り替えますとのことでした。

脚車で使いたいので日常の信頼性が高いものを求め、かつコスパが良いのはどれですか？と聞いたところ、X350系を勧められました。

前掲の写真のX350、3.5Lで130万円ほど。エアサスになっているため乗り心地は良いらしいのですが、メルセデスなどと違って減衰調整などの機能がないため、フワフワ感があるとのことでしたが、そんなのは仕様ですと言い切ってしまいそうな英国車気質が見え隠れします。
これは前期型とのことなのですが、後期型に内装廉価版の3.0Lが出ているそうで、多少ではありますが、年間維持費などはこちらの方が良いかもしません。

また元々の乗り出し価格が800万円程度であるにもかかわらず、前述の的のX3⁇系たちは軒並み100万円前後、10年以上前だからとはいえこんなもんでしょうか…何ででしょうねと聞いたら
「人気がないんでしょうね…」
ということでした…。
とはいえ、人気ない中でも白は人気色らしく、他色と比べると30万増しだそうです。
確かに写真のクルマは129万円くらい、同型他色は100万円前後でした。

ところでこのコスパが良いX350系ですが、ドアトリムなどのメッキ部分が酸性雨などに弱く腐食してしまう(タイトル写真)ようで、端に磨いても綺麗にならないそうです…。
ジャガー埼玉ではここを復旧させるメニューが特別に4.2万円くらいであるとか(byあんだ〜メカ調べ)。

ドライブに行くと言って連れ出して、ジャガー屋に着いたところ「変なところに連れてきやがって！」とキレたマイ奥。
彼女的に見た目がカッコいいのはX300系などの古い方だそうですが、その辺はバックカメラやナビなどが付いてませんので、もし買ったら文句を言うのは目に見えています。
というか
「絶対買わないから！取り回しできないよ、あんなデカいクルマ」
との弁。

船出早々、我が家の白猫プロジェクトは暗礁に乗り上げております…。