全国5箇所のイオンシネマにてウルティラ上映が決まっていた
ガールズ&パンツァーTV版全12話一挙上映と劇場版&アンツィオ戦。
17日からのTV版一挙上映に先駆けて
先週末の11日より始まった「
劇場版&OVAアンツィオ戦」、
私の地元の
イオンシネマ名古屋茶屋でも
初日には3回の上映がありましたが、
そのうち最後の1回がウルティラナイト上映となるとあって、
当然私も馳せ参じました。
今回はOVAアンツィオ戦から始まり、
途中休憩等を挟まずすぐに「3分ちょっと~」から劇場版へと続きます。
これは他の劇場版&OVA上映館でも同じとのこと。
175分にも及ぶ長丁場ですが、
ぶっちゃけるとあっという間に終わってしまいました。
ガルパンのウルティラナイト上映は5月21日にも劇場版を見ていますが、
今回は特にアンツィオ戦がポイント。
劇場版とどう違うかも含めて注目して見てみました。
ウルティラナイト上映のOVAアンツィオ戦は
映像はとにかくキレイでシャープな画質でした。
輪郭線もとてもくっきりしていて、
CGで描かれた戦車等も隅々まではっきり見えました。
その辺りは劇場版よりもシャープかつクリアな画質という感じで、
私の家の65型4K REGZAのBD再生でも叶わない感じ(比べるな
動きの面も違和感等も全く無く、
さすがに劇場イベント上映されただけはありますね。
画質面に関してはとにかくキレイかつ大迫力で、
名古屋茶屋では隅っこが若干見切れる欠点はありますが、
それを差し引いても十分満足のいくものでした。
音質面ですが、こちらはちょっと予想外な感じでした。
以前の劇場版ウルティラナイト上映では
特に金属音の鋭い音が身体に突き刺さるように響き
それを圧は無いが重さの乗った重低音が包み込んでくる感じでしたが、
アンツィオ戦ではそういった特徴的な音の鳴り方はしておらず、
「ほぼ全ての音が強烈な音量で襲ってくる」感じで、
本音を言えば「音がわかりにくいけど、とにかくド迫力」というか、
強烈な音の暴風雨に晒されている感じ。
戦闘時はそんな感じでしたが、
非戦闘時の秋山殿がアンツィオ校に潜入してた時等は、
お祭り気分を掻き立てられるような
アンツィオの雰囲気が結構いい感じに強調されていた気がします。
ただ単にペパロニに圧倒されただけな気もしますが…(^^;
映像面ではCV33の軽くて素早い動きがとても鮮明に見えて、
改めて細かいところまで描写されている事がよくわかりましたし、
Ⅲ突とセモベンテの鍔迫り合いは
音と動きがとても激しく迫力が伝わってきました。
その辺りだけでもウルティラナイトで見る価値があるというか。
全体的に音が強すぎるという部分も
結局は見ている間に慣れてしまって
逆にその圧倒的な音量を普通に楽しめてしまいました。
ただやっぱり劇場版のしっかり作り込まれた音の臨場感に比べると、
闇雲に音量上げてみました的な面がチラホラと見えてしまった点が
アンツィオ戦でのちょっとした残念ポイントだったのかもしれません。
でも、やっぱ楽しいですねアンツィオ。
続いて3分ちょっとからの劇場版。
アンツィオが音の暴力的な面があったのに対し、
劇場版に入った途端に全ての音がキレイに鳴るようになって、
ここで音響設定変えたんじゃないかって思うくらいに違いがありました。
例えるなら、アンツィオが元気いっぱいな若い子のノリで
劇場版がちょっと大人の佇まいというか。
…変な例えですね(^^;
今回の劇場版は前回のウルティラナイトの時とも比較してみましたが、
前述の通り、前回のナイトでの強烈な金属音がほとんど鳴りを潜めていて、
全体的に程よいところでバランスが取れたみたいな感じに聞こえました。
もしかしたら、前回の上映を元に再調整したのかもしれませんね。
ちなみにウルティラナイトで金属音強めっていうのは、
イオンシネマの各館でほぼ共通する傾向なのだそうです。
それが今回、名古屋茶屋だけ変わったのか、それともみんな変わったのか…。
低音パンチも前回で強すぎた部分はやや抑えられていて、
一部セリフが聞こえづらい部分もよく聞こえるようになっていました。
さすがにエキシビションの時の、
そど子の「おりゃ!」は聞こえませんでしたが。
なんだか劇場版は大人の大音響って感じになって
改めてアンツィオ戦の豪快な音量との差が際立っていましたね。
TV版の一挙上映は市販されているBDの上映という事で、
元の音源の違いもあって、アンツィオ戦との音の違いが楽しみデスね。
今回の劇場版&OVAアンツィオ戦も
5月21日からの入場者特典フィルムコマの配布対象となっています。
イオンシネマ名古屋茶屋ではまだ配布が続いていたので、
私も貰ってきました。
フィルムは西住しほが島田家を訪れた後、
大学選抜バミューダのアズミの
「島田流戦車道の後継者…」の後のアリスの後ろ姿でした。
…こっちを向いてよ、アリーチュ!(笑
という訳で、イオンシネマ名古屋茶屋の
「ガールズ&パンツァー劇場版&これが本当のアンツィオ戦です!」
ウルティラナイト上映でした。
この劇場版&アンツィオ戦とTV版全12話一挙上映は
イオンシネマ名古屋茶屋、京都桂川、春日部、
港北ニュータウン、幕張新都心の5箇所で行われていますが、
このうちイオンシネマ幕張新都心では
上映開始直前に「ULTIRAセンシャラウンド9.1ch」という
岩波音響監督による特別調整が行われたと発表されました。
今後イオンシネマ幕張新都心ウルティラシアターで上映される全てのガルパンは
この「ULTIRAセンシャラウンド9.1ch」仕様となります。
ものすごく羨ましくてなんとしても行きたいところですが、
東京よりもさらに遠い幕張はそう簡単に行けるはずも無く…。
地方民は辛いですね(´・ω・`)
アキバ総研さんに、ULTIRAセンシャラウンド9.1chの
岩波音響監督の調整の記事が掲載されています。
ガルパンの劇場上映は立川シネマシティ以外は
恐らく全て6月中に終了すると思われます。
ここに来て立川シネマシティの6.1ch化やULTIRAセンシャラウンド9.1ch以外にも
シネプレックス枚方や四條畷、イオンシネマ岡山グランシアター、
アースシネマズ姫路エクストリーム等が上映を延長、
シネマサンシャイン平和島もエクストリーム上映延長に加えて
さらにimm sound上映リバイバルを敢行する等、
文字通り最後のラストスパートに入っている感じがしますね。
とくにイオンシネマ幕張新都心の9.1chはあまり上映期間も無いので、
勿体無いですから、できる事なら7月以降も続けて貰って
少しでも多くの人に見て貰えるようにして欲しいところですが…。