今から空港に行けば、着陸と離陸が撮影できそう。
夕方近くなって、カメラ好きの会社の後輩に「飛行機撮影に行かないか?」とメール。
空港近くの公園で合流しました。
とりあえずいつもの撮影ポイントへ急行。
アイツのカメラはペンタックスのK-5。
高速連写もしっかりこなす、防塵防滴の実力機です。
飛行機撮影は今回が初めてと言うことで、極端なスローシャッターなどは狙わず、無難に「P」で1/250秒あたりで撮っていたようです。
こちらはやや遅い1/60秒に設定。
曇り空で時折小雨が落ちてくる天気なので、NDフィルターも不要で光量的にもちょうどいいところです。
離陸シーンはフィルムに切り替えたので今回は写真無し。
高速連写仕様のEOS-1nHSにEF70-200mmF2.8LISIIUSMの組み合わせで挑みました。
結果はまだわかりませんが、キレのあるシャッター音と一瞬で完了するフィルム巻き上げ音、素早いレスポンスで次へ次へと連写が放たれ、撮影している行為自体が非常に面白く、撮影の最中に「ヤッホホーーイ」と発狂してしまいます。
「おぉ。19枚も撮っていた!」
調子に乗っていっぱい撮っていました。
さすがのEOS-1nといえど、真ん中から横並びに5点しかないAFポイントや、そのうち中央だけがF2.8レンズの時のみクロス測距となるなど、現代の一眼レフ水準から見るとあまりにも低スペックなAF性能。
中央だけでなく上下左右をカバーする19点すべてがF5.6レンズ使用時でもクロス測距で被写体を捕まえるEOS7DのAF性能には遠く遠く及ばない印象。
当時のプロ用高性能機といえど、こういった点はさすがに時代の進歩、技術の進歩を実感しないわけにはいきません。
それでも最新のレンズを付け、新しいフィルムを入れてしまえば最新のカメラに変身します。
連写に任せてバシバシ撮っても手応え十分。
うまく撮れないのはデジタルに慣れきった自分のせいです。
デジタル時代で当たり前になってしまった感覚や、カメラの能力に甘えている自分を見直し反省するためにも、今となっては性能の低い古いカメラにフィルムを入れて時々撮影してみるのもいいことなのかもしれません。
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Posted at
2012/07/07 23:50:29