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quadrifogliospaのブログ一覧

2025年08月14日 イイね!

気仙沼行 お盆前半

昨日まで少し早めのお盆休みで気仙沼に行っていました。

本当は仕事が多忙でお盆返上体制なのですが、自分の作業は終わっているので前半だけ纏めて休みとしました。

金曜に帰宅してから出発します。

今回も下道は帰宅時間に重なり渋滞しており、環八のトンネル内で谷和原へ分岐する車線に入っているべきところ、渋滞で行列になっており、よく見かける隙間があったら頭を突っ込んで割り込むという気にもなれず、そのまま本線を直進してしまいました。

その先の和光あたりから乗るつもりでしたが、どうもこちらかも大泉に分岐する交差点で左折してそのまま復帰。

前回の帰省同様、混雑シーズンは無理に渋滞に並ばず直進した方が早いという知見を得ました。

しかし外環もすぐに混雑渋滞につかまりノロノロ運転。


東北道は順調かと思ったものの、半分にも満たない所で「事故渋滞1キロ」の案内が出たかと思ったら本線上で流れが止まりました。

どうも起きたばかりの事故に捉まったようです。


15分から20分くらいで止まってようやく流れ始めました。

事故現場とは1キロも満たない距離でした。


事故を抜けると後続が事故処理に捉まっているため台数が少なく、時より猛スピードで追い上げてくる一団が絡んでくる以外は順調と言えば順調でした。

今回はHONDA考案の「実効空力デバイス」とTOYOTA考案の「士別フィン」を装着、その効果は、というと驚きの変化がありました。



どちらも車体の乱流を抑制して操安性を増すというコンセプトのものですが、簡単に言うとものすごく安定します。

気のせいレベルではなく、例えば大型トラックに追い越されたり追い越すときに風圧を受けて押さえつけられるような感じがありますが、それが全く気にならないと言うと伝わるでしょうか。

またカーブに入る時に顕著ですが直線であってもレーンのセンターをキープするのが楽。
オン・ザ・レールと形容されるような感じで微調整の修正舵をほとんど充てることがなくなり、狙ったラインをピシッとトレースできる感覚は運転が上手くなったとか高級車に乗っているように錯覚します。

ただ、両方いっぺんにやってしまったのと同時にGRエアロスタビライジングコートを施工してしまったので何が良かったのか分からない状態になってしまいました。

しかし試しに140km/hまで加速してみましたが名古屋出張の時に感じた120km/hから急にフロントの接地感が減り、フロントリフトしている感じはついに感じられませんでした。

アンダーパネルへのアルミテープ、あるいは士別フィンでタイヤハウスへの流れが抑制されて圧力が高まるのが抑えられたか。

また、エーモンの防音シートでロードノイズが低減したからか、上屋の風切り音が気になるようになりました。

これは久々にかなり満足度の高いカスタマイズでした。

また、燃費も高速走行中にスルスルと伸びていくのはモリブデン添加剤の効果でしょうか(ただし一定のところからは変化しなくなる)



高速燃費は、下道で70キロほど走っていたので参考値として19.8km/L(タイヤ補正20.59km/L)


外気温は24~18℃


下道ではもう少しで気仙沼に入るところでしたが、道の駅でいったんトイレ休憩。


気仙沼の家には1時50分到着。



翌、9日(土)

気仙沼もかなり暑いですが、天気は下り坂という事で、表仕事を優先します。

まず庭の雑草取りと庭木の手入れ。
普段防犯カメラで見てはいましたが、今年は伸びるのが早いようです。


午後にはお墓に供える花を買いに出かけ、その勢いでフライングで伯父と本家の墓まりをしてしまいます。


夜は大分涼しく、東京とは大違いでした。


マニュアルモード撮影の月だけ切り出し。



10日(日)

九州は大雨で被害が出ており、震災の傷跡も癒えぬ能登半島も大雨、そしてその勢いで気仙沼にも雨雲が流れてきている状況です。


時より叩きつける激しい雨が降りましたが、10分程度で雨脚が弱まったり。

夕方に少し雨が止んだのでこちらも墓掃除した勢いでフライング墓参。



11日(月)山の日

雨は止んでいますが、庭木は雨を含んでいます。
しかし時間も限られるので今日も庭木の剪定。

本当なら多すぎる枝を間引きたいのですが、あまりに暑いので気力もなく飛び出している枝を切りそろえる程度。


この中から出ている新芽を育てて一回り小さくしたいのですが、表層の古い葉があると新芽もそこまで伸びてしまうか、途中で枯れてしまうので陽が当たる程度には枝を抜いていきます。


隣の家との垣根。


いつもなら高校野球やプロ野球中継をみながらやいのやいの言っているのに今年は静かだな、と思ったら隣のご主人が最近亡くなったと聞かされ驚きました。

この界隈で一番最後まで長生きしそうな頑丈そうなご主人でしたが、救急車で搬送されてそれっきりだったそうです。

もっとも、挨拶しても無視して通り過ぎ、ウチに来た親戚も評判がよくなく、また近所の人も何で亡くなったかは聞かなかったという程度の近所づきあいでした。

懇意にしていたのなら焼香に伺うところですが、どうもウチも含め良く思われていなかったようですので聞かなかった事にしておきます。

それにしても庭木の手入れをしていると砂利の通路を今にもジャリジャリと歩いてくる気配が残っているような気がしました。


12日(火)

相変わらず空模様が不安定なので本を読んで過ごします。


いつもは頭に付けるLEDヘッドランプと本を持って来るのですが、今回は最近始めた電子書籍なのでダウンロードした二代目のスマホを持参するのみでした。

電子書籍はなかなか読み切らないので敬遠していたのですが、さすがに物理的な本が置き場所に困るようになったので読むだけの本は電子書籍に移行しています。

メリットは買いに出かけたり宅配で受け取る段取りを気にすることなく読みたいと思った瞬間、購入して読み始めることが出来るのと、500ページとか700ページあるような本でも重さはスマホ以上にはならないので何冊も持ち歩くことが出来るという事。
そして気になる部分を選択してそのままネット検索など便利ではあるのですが、どういう訳か紙の本と比べると最後まで読み切る事が困難で途中で読まなくなってしまうものです。ネット記事とか気になる部分を調べている感覚に近いものです。

昼過ぎ、親戚に挨拶回りに出掛けます。

兼業農家(定年退職したからもはや専業農家)で稲穂に実が入る水が必要な出稲期には水道から田んぼに水をいれていたので水道代がえらいことになったと言っていましたので今でこそ備蓄米は2000円を切る価格で投げ売りされていますが今年も米価は高止まりしそうです。


13日(水)

今日は東京に戻ります。

しかし日中はお盆休みの移動渋滞に巻き込まれる可能性が高いので出発は夕方とします。浦和インター通過が0時過ぎなら深夜割引適用にもなります。

そのためこれまで出来ていなかった収納スペースのドアのヒンジを直したり雨樋の応急修理をして過ごします。

雨樋はこれまでも何度か防水テープで修理していますが、角で毎日方角ごとに違う膨張収縮の差を受けているとどうしてもはがれて水が漏れてしまいます。

今回は業務用のような本格的なテープを調達していました。

接着面が広くブチルテープのような粘着テープなので耐候性も含め期待しています。


夕方に出発。

職場へのお土産などを買いに寄り道していたら少し予定より遅れてしまいました。


帰りはお盆休みの中日だから順調で混雑渋滞にも事故渋滞にも合わずに済みました。

実は滞在中の寝具が違うから盛大に寝違えてしまい、ほとんど左を向けないくらい痛みが酷かったのですが、筋を緩めるストレッチをして出発までには首を動かせるくらいには回復しました。

運転中も手が空けば頭蓋骨を支える筋や肩甲骨のコリコリをずっと揉んでいたので左方向確認は出来るようになりましたが、やはり体の深部に違和感があり、たまに痛みが走ります。

満タンから燃料計の針が動き出したのは202.6km地点(燃費はタイヤ補正で21.3km/L)


高速燃費は21.2km/L(タイヤ補正22.0km/L)


外気温は24~23℃と恐ろしく安定していました。


燃費はひょっとしたら少し悪くなっているかもしれませんがエアロチューンは思いのほか効果が高く、高速以外でもワインディングでも安心して切り込んでいける感覚を味わってしまうと、燃費については継ぎ足せばいいのでこのままでもよいように思います。

今後はフラットボトム化やタイヤディフレクターも試してみたい感じです。
Posted at 2025/08/14 18:16:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2025年08月02日 イイね!

空力パーツ考2025

GD FITを車検点検に出すために外していた社外のアンダーパネルやリップスポイラーですが、車検が二か月前から出来るようになったとはいえ、結局予約が取れたのが車検ギリギリになってしまい、車が戻ってきた頃には屋外作業が憚られる酷暑だったことや仕事が多忙で休日出勤シフトだったので作業するタイミングをすっかり逸していまになりましたがようやく車両に戻すことが出来ました。

その間、ただ外して戻すだけだと面白くないと思いいろいろ空力を改善できないか調べていたのですが、最近は色々面白いものが出ているようです。

まず注目したのが「シェブロン効果」で、ホンダアクセスのModuloがCIVIT TYPE-Rなどで実験して注目されていたようです。

シェブロン(chevron)とはV字や山形という意味で、航空機などに取り入れられている空力形状です。

最近では民間の旅客機のエンジンカウル後端がギザギザになっているのを見かけるようになりました。


もっとも航空機の場合、騒音低減効果を狙っているそうで自動車に取り付ける場合とは目的が違っているようです。

自動車の場合、操安性の向上や燃費向上が期待できるそうです。

ホンダは「実効空力」として研究を重ね、土屋圭市氏らもその効果を認めています。
https://www.honda.co.jp/ACCESS/civic/styling/tailgatespoiler/

実効空力パーツの魅力と効果
https://www.genspark.ai/spark/%E5%AE%9F%E5%8A%B9%E7%A9%BA%E5%8A%9B%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%84%E3%81%AE%E9%AD%85%E5%8A%9B%E3%81%A8%E5%8A%B9%E6%9E%9C/45731263-de7c-4349-90f3-2f13b8eecb0b

で、この形状は一辺3cm、厚み5mmの正三角形が一番効果が出ると公表されていて、3Dプリンターで成型し製品にして売っている物もありました。

実験するだけならスチレンボードでも効果は同じだそうですが耐候性を考えるとちゃんとしたいところなので2セット購入。


シェブロンでは車体後端に発生する乱流を車体から遠ざけてドラッグを低減する狙いのリアスポイラーやボルテックスジェネレータとは違っているようで三角ごとに発生する小さい渦で大きな乱流を抑えるような働きを狙っているようです。

そのため、流体力学に基づいた位置に取り付けないと効果が無かったり逆効果になってしまう事もあるようです。

航空機では空力パーツは翼の前縁から15%前後あたり、表面を流れる空気の流速が最も速くなる位置で効果が大きいとされていますが速度域が遅く、また流線形ではなく居住空間や安全装備が優先される自動車の場合、セダンやクーペではリアウィンドウギリギリのルーフ後端、ハッチバックやワンボックスではハッチの車体後端から10センチ前後に取り付けると効果大となるようです。

これは車両によるため取付位置を含め、試行錯誤が必要かもしれません。

次に気になったのが「士別フィン」。

これはトヨタが北海道の士別でテストしていた事から名づけられたもので、車体底面に小さいフィン状の突起物を複数貼り付けることで、車体の後方に生じる乱流のバランスをとり圧力差によるふらつきを抑え直進安定性を増そうというものだそうです。

士別フィン
https://toyota.jp/dop/comfortable/shibetsu_fin/

これも「実効空力デバイス」同様、理想的な寸法と言うのが公表されていて、それを模したものがやはり3Dプリンターで成型しして売られていました。


これも違いを体感できるレベルで差が出るそうですが、トヨタがやっているようにハイブリッドなどのフラットボトム化されている車両ほど効果が大きいようで、あまり期待はしない方がよいかもしれません。

あとは定番のアルミテープチューン。


原理としてプラスに帯電した車体から静電気を逃がすことで車体にまとわりついた空気を減らして車体デザインの持っている空力性能を回復させるといったもので、天下のトヨタが生産車にも導入していて世にいうオカルトチューンとバカにしたものではないようです。

わかりやすい実験としては高速走行中にステアリングコラムカバーに貼ってある導電性のアルミテープを剝がしたり張ったりしてハンドルを左右に軽く振ってみると数秒でグググっとハンドルを切る重さが変化するのが体感できて面白いです(車両や天候によって差はあると思われます)

これはステアリングコラムを通じてフロントタイヤあたりに帯電した静電気を逃がすことでタイヤハウス内の乱流が減ってリフト効果が低減するためと思われます。

GD FITには既にバンパーなど車体各所に貼ってありますがせっかくアンダーパネルを外しているのでここにも張ってみる事にしました。



関東は台風一過で曇っているうちにと朝から作業を始めましたがすぐに気温が上がり駐車場に陽が差し始める日中には朦朧としながらなんとかバンパー一式アンダーパネルを戻すことが出来ました。

熱中症寸前なので部屋に戻ってクールダウン中です。

もっとも、違いが体感できたとしてだからどうしただというものではありますが、お盆の帰省準備にはなんとか間に合ったようです。

夕方涼しくなってきたら少し近所を走ってみたいと思います。
Posted at 2025/08/02 14:25:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2025年07月21日 イイね!

参院線結果に思う

20日に投開票が行われた第27回参議院議員選挙は事前に予想されたとおり、自公は非改選含め過半数である50議席に届かない見通しとなりました。

参院選【速報】自民・公明が過半数割れ、続投を表明した石破首相に退陣論…国民民主や参政が大躍進
https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20250720-OYT1T50062/

石破茂首相は自らが設定した勝敗ライン50議席を割り込んでも続投の意思を示し、かつて自らが選挙結果で安倍首相に退陣を迫った過去を蒸し返され、党内からも異論が出ている所です。

自民がこのような結果になったのは、選挙中にも「幸運にも能登で地震が起きた」「消費税は死守する」というような国民軽視の現在の石破政権を厳しく見られたこともありますが、派閥解消した事で選挙互助会としての機能を失ったのが大きいでしょう。

自民党を支えてきた公明党も創価学会の池田大作名誉会長の死去や支持者が高齢化し引退、子や孫はそれを引き継がなかった事で組織の弱体化が言われていました。

自民党はその役割を終えたと言える選挙だったかもしれません。


今回注目されたのは国民民主党と参政党の躍進でしょう。
その二党に注目が集まった余波で新興政党は振るわない結果ともなりました。

国民民主党は「103万円の壁撤廃」で大きく注目されましたが党首の不倫や女性天皇擁立を目指す山尾しおり氏、反ワクチンなどの陰謀論に夢中な須藤元気氏ら公認を発表した事で失速、それを埋め合わせるように所属議員が五名となり「政党」としてメディアに取り上げられるようになった参政党が躍進しました。

選挙戦中盤あたりから候補者がロシアの工作メディアである「スプートニク」取材に応じた事が報じられると、参政党党首の神谷宗幣氏の過去と併せ、ロシアの影響力工作の疑いも報じられ勢いは削がれましたが、国民民主とともに野党第二党をうかがう情勢になりました。

神谷宗幣氏に関しては参政党結党前から注目はしていました。

かつて自民党から選挙に出馬し落選した後、思想を背景にした高額商材を買わせるマルチ商法でカルト的人気を博し一部界隈では知られる存在で、YouTubeの動画チャンネルでは各界の言論人を招いて話を聞くというスタイルで一時は視聴していましたが、いつの間にか神谷氏の思う歴史観などを展開するチャンネルになっていたようです。

その後、有志らと参政党を結党、先述のYouTubeチャンネルのような歴史観を開陳し支持を広げていきました。

多くの新興政党がSNSなどで過激発言をして注目を集めるのに対し、参政党は地方議会などで着実に議員を増やすなど組織固めをしていきます。

そこには囲い込みマルチ商法時代の人脈が組織しているとも噂されています。

神谷氏の外国勢力の脅威を強調し日本を取り戻す、日本人を舐めるな、という日本観に共鳴した「見捨てられた人々」の集まる負け犬集団と見なされてきましたが、寄付者の顔ぶれを見ると地元の有力者なども取り込んできていることが分かってきています。

しかし神谷氏の歴史観は選挙戦でも明らかになり、また「女性は大学に行かず子供を産めるように高報酬で雇えばいい」「発達障害など存在しません」「農民は全員公務員にする」などの人権を無視した現実離れした発言が物議をかもし、参政党が専門家と二年超の時間をかけたという憲法草案は天皇統帥権のような威勢の良いことが書かれてはいても基本的人権の概念が抜け落ちている等問題があるもので、それを指摘されても「草案はたたき台なので」と言うかと思えば「キリトリだ」とお得意の被害者と加害者を入れ替えるDARVO論法で反論します。

DARVOについて知っておくべきこと(英語)
https://www.medicalnewstoday.com/articles/what-is-darvo

またかつて有機農法で食料自給率100%などとしてジャンボタニシ農法を提唱していましたが、外来種であるジャンボタニシは雑草だけでなく稲そのものも食べしまう問題のあるもので駆除が困難であると農家や農業専門家から苦言が呈されると「ジャンボタニシなど知らない」と言い、党の公式ページなどからもその項目は削除されました。

このように問題発言ばかりなのになぜ人々は熱狂するのか。

そこには街宣車の上から「ね?皆さんもそう思うでしょ?ね?」と熱く語りかける神谷氏の姿がありました。
彼の演説は上手いとは言いがたいものの、人の良いお兄さんが熱心に語っている姿に心を動かされる人も多いようで、どの街宣でも多くの聴衆が集まりました。

このような陶酔状態にかつてナチスドイツが民主主義のプロセスから政権を奪取し独裁に走り、欧州全土で数千万、ドイツ国民だけでも800万人が犠牲になり、ユダヤ人迫害で世界を震撼させた過去と照らし合わせる人も出てきました。

もちろん、参政党がナチスの突撃隊のような武装組織で政敵を襲撃したりする危険性は杞憂でしょう。

しかし参政党支持者の既成政党への人々の不満は「本物」です。

正直、日本の移民問題は欧州やアメリカ、それ以外の国に比べればまだマシなものであり、外国人労働者200万人が農業や工場、運輸業、コンビニなど日本人がやりたがらない仕事に入っている事で支えられています。

自分はコンビニ弁当なんか買わないから関係ない、と言ったとて彼らに依存したシステムで生活していることに変わりありません。

近年、川口のクルド人問題などを過剰に取り上げ、元々日本にあった外国人はなんとなく怖い、という思いを増幅させたのでしょう。

また左派が伝統的にやってきた政権政党へのデマでも誤報でも「権力監視」なのだとした誹謗中傷や政治家個人にとどまらず家族にも及ぶ人格攻撃といった手法を参政党は取り入れ再現したに過ぎないと思います。

神谷宗幣氏は今回の選挙結果を受け、与党との協力など内閣入りを匂わせる発言をしており、権力と戦ってくれると思っていた有権者を戸惑わせています。

今後の自公政権がどう対応するかはまだ確定していませんが、立憲の野田代表に首相を明け渡す自公立大連立になれば緊縮財政で経済圧迫、円安で生活は苦しくなり、それ以外の野党協力を得ようと大型給付金や減税に踏み切れば物価上昇のインフレ加速となり、どちらに転んでも庶民の生活はじわじわと圧迫されていくように思われます。

しかしこれも民主主義。

かつて古代ギリシャでは民主主義はポピュリズムに陥るとして危険思想とされました。
それゆえ哲人政治や高度な教育を受けた貴族階級が王政を支える権威主義が世界の主流となりましたが、それらも権力の腐敗と言う宿命から逃がられることはなく、民意を取り入れた民主制に徐々に、あるいは一夜の革命で大きく舵を切りました。

民主主義でも権力は腐敗しますが、民衆のためにならない政治をしていれば選挙という審判で交代させられ、またポピュリズムはやがて是正されるというのがメリットとされます。

人権を考慮しない参政党が与党に参画すれば現実路線で穏健化せざるを得ないのはこれまでの例から予想されますが、逆に国民が陶酔すればナチ化したり、文革やポル・ポトの原始共産主義のような実体経済を無視した結果、大きな犠牲が出る時代になるかもしれません。

現在の日本で一党独裁や個人崇拝なんて、と笑っていられる日が続くことを望んでやみません。
Posted at 2025/07/21 13:03:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2025年06月12日 イイね!

LA抗議デモでWaymoは狙われたのか

LA抗議デモでWaymoは狙われたのか今月から激化しているトランプ政権の不法移民強制退去処分に対するLAの抗議デモで自動運転配車サービスのWaymoの車輛が襲撃され、抗議の落書きをされた上で放火された映像をご覧になった方も多いと思います。

これはただ単に通りすがりに遭難したのではなく、狙われたという憶測が飛び交っています。

LA抗議デモ、ウェイモの自動運転タクシーが標的に
https://jp.wsj.com/articles/waymo-driverless-taxis-become-protesters-new-favorite-target-a6ef68a6?st=6CK4xV&reflink=desktopwebshare_permalink

当日の予約状況などからデモ側がバリケードにするつもりで配車アプリで現地に呼び出し、停車させられていたもののようです。

カリフォルニア州はじめ、アメリカでは既に自動運転車による配車サービスが普及しており、高齢者や視覚障碍者などに利用が広がっています。

しかし同時にこれらの自動運転車の前にパイロンや自転車などの障害物を置くことで進行を妨害でき、また緊急自動車が接近してもそれを認識できずに道を塞ぎ続けるなどの問題点も指摘されているところでした。

そこに来て、一部に報じられるように抗議活動のため悪用されたという事になると今後の抗議デモや暴動でも同様の手法が悪用される懸念があります。

LAの暴動では、常に暴れる口実を探して何かあると暴動を扇動する「活動家」が現地に入っていたとも噂され、派手に燃えるEVは格好の放火物件という事もあったかもしれません。

Waymoでは暴動地域でのサービスを止め、当該地区の車輛を他の地域に移動させるなどの処置を講じているようですが、トランプ政権の移民強制退去処分に対する抗議活動は今後全米に広がりを見せるようで、またトランプ氏が予定している14日のワシントン軍事パレードに対する抗議活動も予想されます。

賢く使えば少子高齢化の日本でも生活の質を向上させることができる可能性のあるサービスでもこのように悪用されると規制ばかりが先行して使いにくいものになってしまうのかもしれません。
Posted at 2025/06/12 13:42:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2025年06月11日 イイね!

迫る中国車の脅威

世界各地で行われるモーターショーで東京よりも北京や上海のモーターショーが新車発表の場になるようになって久しいですが、近年では勢いのあるBYDが日本市場向けに軽自動車規格の投入を計画中と報じられています。

日本市場独自のため、これまで参入障壁が高く日本メーカー独壇場と思われていた軽自動車にもいよいよ外資との競争が始まるのでしょうか。

今、注目している自動車ジャーナリストの川端由美さんが上海モーターショーを現地取材、地場のトレンドやメーカー関係者などの話を述べている動画は興味深いです。


中国人気質として標準化の水平バリエーション展開が得意で中国語圏でのAIなどの先端技術も獲得し、製造業として抜きんでた感があります。

中国の自動車メーカーと言えば日本メーカーの特許切れしたエンジンのコピーしか造れない二流三流とみなされていましたが今や企画、設計から製造、販売まで中国国内で行われるようになり、国家戦略とその市場のスケールメリットから過剰生産になっており、これまでは他国に輸出していましたが米中デカップリングなどのあおりで輸出が制限されると、今度は国内で過当競争がさらに熾烈となっているようです。

件のBYDは、しかし環境対策部品を搭載していないことなどが中国の自動車業界重鎮から指摘されているところです。

いったん市場を制圧したらあとは好きにやるという中国のいつものやり方がまかり通ているようです。

日本では日本車が完成度が高く、商品力では他の追従を許さない成熟市場ですが、世の中には安ければ安いほど良い、という部分を重視する顧客も一定数はいることから、もし勢いを増す中国メーカーが日本市場切り崩しに本腰を入れた場合、多くのメーカーが影響を受ける可能性は否定できないでしょう。

アメリカ・トランプ政権の関税攻勢のあおりで多くの自動車メーカー、部品メーカーなどが減収になると見られているだけに今後の動向から目が離せません。
Posted at 2025/06/11 13:35:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「今日車検出してきたけど車検時の法定費用先払い、今は後払いになってた。
一回で済むならそれに越したことはないけど用意してた現金を口座の方に戻しておかないと。」
何シテル?   06/14 22:03
ネコとキャブを愛でるのが趣味の低年式オッサンです。
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TMエキマニに、バンテージを巻いてみた! 
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日光サーキットに注文あり(笑) 
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Torque Pro 
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2016/07/23 22:27:58

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ホンダ フィット 二号さん (ホンダ フィット)
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