トヨタ　ＧＲスープラをデトロイトモーターショーで世界初披露

トヨタがデトロイトモーターショーで新型スープラを公開しました。



これまでカモフラーシュされた量産試作車やワイドトレッドのＧＲスープラ　レーシング　コンセプトなどを見て来た上での第一印象は

「ゴテゴテしてる」
「ＢＭＷ　Ｚ４かな？」

ゴテゴテ感はいずれ目が慣れると思いますが、各部のディテールが調和していないというか意味があるのか？というボコボコが目に付きました。

また全体のフォルムを見るとＢＭＷ　Ｚ４そのものという感じです。
グリルをＢＭＷのキドニーグリルにするとそのままＺ４ハードトップとしても通りそうな感じ。

インテリアに目を移すと、ん？７０スープラ？それより直線が多くて古めかしい感じ。特に８０スープラの包まれるコックピット感はありません。


エンジンは最高出力250kW（340PS）/5000-6500rpm、最大トルク500Nm（51.0kgfm）の3Ｌ6気筒と2Ｌ４気筒ですが、2Ｌでもトルクは40.8kgfm、32.6kgfmあるので９０年代の2Ｌよりもトルクフルで扱いやすいのでしょう。


噂では2Ｌ版シャシーには2JZ用のマウント穴が開けられているとか。

日本では今春発売予定ですが、北米価格から推察するに３Ｌ６気筒の最上位モデルで国内乗り出し７００万円前後と思われます。

スポーツカー冬の時代にこういった車を出すという点は評価すべきでしょう。

果たして国産ピュアスポーツカー復権の起爆剤になるか注目です。