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2023年11月05日

東京モビリティーショー2023 雑感

東京モビリティーショー2023 雑感 東京モーターショーから名称が変更になった東京モビリティーショーを見てきました。

比較的開期が長く三連休の中日という事もあってかそれほど混雑はしていない様子でしたが、インド系と思しき外国人が多かったのが印象に残りました。

IT系などで日本に来ている方が多いそうで知的水準や収入も多めの、いわばエリート層と言える人達なようです。

中国語と思しき言葉も聞きましたが、振る舞いからして台湾人ではないかと推察されます。上海や北京で開催されるモーターショーの方が規模が大きいですから大陸からは来ないのでしょう。

「モビリティ」と銘打っていますが結局モーターショー+アルファ、くらいの感じでした。

自動運転も掘石場や港湾埠頭など限定された場所なら敷居は低い筈ですがあまり盛り上がっていないというか進展がない感じです。



展示の方は事前に注目されていたブースはどこも黒山の人だかりができていました。



MAZDAなどは観客を入れ替える誘導をしていたので順番を待っていればいいポジションで撮影できる時間がありました。


展示で一番好印象だったのはSUBARU。


いつものように展示がリフトして見やすいというのもありますが、綺麗な絵空事を並べるのではなく、2030年に死亡事故0件を目指すというのは技術の正常進化のあるべき姿でしょう。

ただ奇をてらわない映像が損保の自動車保険CMみたいな感じにまとまっていたのには苦笑。


外で昼食。
風もなく季節外れの夏日で大変心地よかったですが、軽く二千円を超えてしまい閉口。


モビリティーと言う事でドローンが多いかと思いましたがあまり目立たなかったです。

それよりは作業補助に装着するアクチュエーターを出展している所が複数ありました。


こちらはTHKという聞きなれない企業の展示。

中華系かと思いましたが後で調べると免震機構などの部品メーカーでした。
問題多発の某テスラの貧相な足回りと比べたら頑丈そのものという感じ。


メグロ100周年。子供の頃には既にメグロは無かったと思います。


KAWASAKIから復刻リバイバルモデルが出るという事で話題だったようです。




ソニー・ホンダモビリティのAFEELAも人気。


こちらも同線誘導してきちんと最前列に並べる配慮がされていました。


ただ、何をしたいのかについては意味不明。


HONDAは何屋さんになるのか。


まぁゼロからここまで持って来るのは大したものです。



そして黒船になるか、中国のBYD。



例のその場でグルグル回る戦車のような超信地旋回のデモンストレーションをやっていましたが、アレが本気でウリになると思っているところが怖いです。

展示されていたDOLPHINについてはEV補助金を合算すると300万円を切る価格帯となり国内で競合するライバル車も無視できない存在になるか。

細部の造り込みについては国産車のそれには及ばないものではありましたが、既に実用にして充分なレベルにはあるようです。


SUZUKIは奇抜さは無いものの、片隅に置かれていた水素エンジンスクーターの開発の方と少しお話させていただきました。


半導体不足で開発も遅れが出ている事や開発車輛をなんとか開催に間に合わせて搬入して来た事などいろいろ苦労されているようです。

水素に関しては高圧ガス保安法が厳しく、メーカーが努力するとか以前の問題で難航しそうです。


NISSANは綺麗に見せていましたが、展示車がう~ん、というレベル。






別館の「モビリティ」


本来はこちらがメインにならないとダメなのではないかと思った次第。

この展示だけ見ていれば気が付きませんが日本車の進化が止まった感じ否めないのと世界市場から取り残されているように思われました。
ブログ一覧 | 日記
Posted at 2023/11/05 14:02:24

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この記事へのコメント

2023年11月5日 23:31
失礼します。
先週の木曜に東京モビリティーショーに出向く計画をしていましたが、やはりEV主導のこれからのクルマには興味がなく、さらに個人的にはスマホ同様にEVは人類と社会の破滅を加速する魔の道具としか思えず・・・

Apple社が携帯電話のけの字も知らずにiPhoneを世に出し爆発的にヒットさせたように、テスラ社はクルマのくの字も知らずにEVを作って先駆者となり、単なる物まねLi-IonバッテリーメーカーのBYDがクルマを作って売れる世の中が不思議でなりません。 

考え方が古いと言われようが、すべての技術は何十年もの血のにじむような努力と執念と積み重ねと社会的責務を担って作られたものであり、市場受け以外何の信念も哲学もないメーカーが人と社会の命を預かるクルマを作るなんて私には受け入れらず、真の技術を継承しない(できない)社会はいつか大きな代償を払うことになると思っています。

まあ数年または数十年・数百年後の世の中がその失敗に気付いた時には、また技術回帰ブームが起きて歴史をおさらいして、生き残るために人も社会も一からやり直せば良いことなのかもしれませんが・・・

東京モビリティーショーについて、つまらぬ所感をコメントに書いてしまい失礼しました。
コメントへの返答
2023年11月6日 3:47
コメントありがとうございます。

以前、何処かに書いたと思いますが、技術レベルの向上とデジタル化で世界の何処でも同じものが造れるようになり製造業は一変しました。

日本が得意としたアナログ的な「擦り合わせ」による積み重ねが必要なくなり優位性が失われた格好です。

また、先行組の宿命として過去資産を無視できないため、大胆な変革が出来ず、ルールが変わることに対応できないので高機能や高付加価値で差別化を図ろうとしてコスト負けしてしまうというのが多くの産業で繰り返されて来ました。

自動車産業だけはそうならないという根拠として安全性をあげる人も居ますが、個人的にはそれも後発組は乗り越えてくるだろうと思います。

テスラに関してはモノ造りを変える力はありますが、品質が追い付いておらず、また同があまり深刻に捉えていませんので、自動運転などを巡っていずれ集団訴訟に発展するとみていますが、どうなるか。

中華勢に関しては玉石混淆で、悪いものばかりに目が行きますが、過剰な生存競争を勝ち残ってくるメーカーの脅威度は高いと思われます。

所謂大変革が起きているその現場なのにどうして良いか戸惑っているのがTOYOTAやNISSANのピントがズレている展示に現れていると感じました。

ただ、自動車に関しては特殊な販売網などもありますのですぐに外国勢が浸透して置き換えられるという事にはならないと思われますが、国際的な存在感は間違いなく減少し、海外で売れなくなる時に業界再編が起きて到達されたり海外資本に買われるような事態になるでしょう。

地殻変動に自らが変わることでしか生き残る道筋はない筈で、変革を拒めば退場するしかない時代がやってきます。

エネルギー効率や貯蔵性などを考えればBEVは最適解ではなく、過渡期の技術と見ることも出来ますが、だからといってハイブリッドやFCVを推進するほどの力がないのもまた事実でしょう。

こらからの日本人に必要なのはかつての先人たちがそうしたように虚心丹海に新しいものに挑戦していく姿勢ではないかと思いました。

プロフィール

「今日車検出してきたけど車検時の法定費用先払い、今は後払いになってた。
一回で済むならそれに越したことはないけど用意してた現金を口座の方に戻しておかないと。」
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