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2022年11月11日 イイね!

ウクライナ 日本人志願兵戦死

ウクライナ 日本人志願兵戦死11月9日、ウクライナ軍の戦闘任務に参加していた日本人志願兵が戦死したとの報が入って来ました。

ウクライナでNGO活動をしている日本人らの間で日本人に戦死者が出たようだというやり取りがありましたが、誤報であって欲しいと思っていました。

しかしつい数日前に戦友である台湾人志願兵が戦死したと自ら報告していただけに、任地が危険な状況であると予想される事から心配していました。

10日に、松野官房長官が「事実関係を確認中」としていましたが、頭部に受けた傷が元で亡くなったようだという具体的な話も聞こえてきました。

そして本日日本政府からも死亡確認の発表がありました。



身元は伏せていたので氏名などは不明ですが、この方は元自衛官で7月頃から戦地で活動されていたようでツイッターで時々戦地のスナップ写真をアップしていたり、戦友のカメラに収まっている様子を見かけていてたので「ドブレ」というニックネームは承知していました。

それまでの戦場のスナップ写真の投稿が10月に入ると戦闘ヘリから攻撃を受けたとか戦車砲の至近弾を受けた報告が上がっていましたが11月4日に台湾人の戦友の戦死を告げ、5日に彼との想い出、そして

「私達に来世というものがあるならば、また彼と友人になりたいです」

という書き込みが彼の最後のツイートとなりました。


ウクライナ軍に加わり戦闘任務に参加している日本人は9名ほど居たと言われております。
ロシア側は40人としていますが、ウクライナ大使館の義勇兵募集に応じた人数と思われ、その後本国からの意向で大使館がこの募集を撤回しておりこの数字は誤認識かプロパガンダの誇張であろうと思われます。

しかし、ロシア軍に大打撃を与えているウクライナ軍も半ば捨て身の攻撃を敢行して物量に勝る相手を押し返す反抗作戦の最中であり、アメリカは両軍ともに10万人の死傷者を出しているという見立てが発表されています。

日本人志願兵に対しては「私戦予備及び陰謀」の罪に当たるのではないかという批判もありますが、ウクライナ側はジュネーブ条約に基づき「傭兵」の類ではなくウクライナ軍人であるとしています。

外国人軍隊構成員の戦闘員資格 - ウクライナ紛争に係る法的争点


法の解釈については今後も議論されるでしょうが、ロシアの横暴を許してはならないという決意を以って、自由主義陣営を守るために命を懸けて戦った人物が居た事を、そして今日も戦地で戦っている人々の存在の意味を考えるものです。

ドブレ氏の献身に感謝するとともに、ご冥福をお祈りいたします。
Posted at 2022/11/11 13:58:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2022年11月06日 イイね!

気仙沼行 4連休

先週の文化の日に合わせて気仙沼に行っていました。

少し前に食事中に咽たら食べていたものが気管に入ったか副鼻腔に入ったかで盛大に咳き込んで以来、水を飲んでも咳が出て、深呼吸しても咳が出る状態で平日は夕食後すぐ横になっても明け方まで寝つけず、土日も寝ているような日々だったので文化の日や週末も寝ているつもりでしたが少し咳が収まったので急きょ気仙沼に行くことにしました。

本来なら9月か10月の祝日の三連休のどれかでいくつもりでしたがディーラーで破損した車の修理が上がってきたのが10月、というか今年最後の三連休の中日だったので11月4日の平日に休みを取って四連休にしました。

水曜の仕事上がりに出発します。

高速は車線規制の工事が多く行われています。


高速燃費は20.9km/L。
外気温は12℃~6℃。
タイヤは定期点検の時に純正スチールホイール+スタッドレスに替えたままなのでタイヤ距離補正はナシ。



翌木曜日。文化の日。
Jアラートの不気味な音で起こされます。
訓練かと枕もとのスマホを見ると本物のようです。


前日から米韓軍事演習に反発した北朝鮮が気が狂ったようにミサイルを乱射していましたがついに日本上空を通過させてきたようです。
布団の中で情報を集めたりしている内に二度寝して昼前に起き出すと、どうもミサイルは空中分解したかでレーダーから消失。
早くもJアラートが不適切という方の話になっていましたが、どう考えても日本上空を通過する軌道でミサイルを発射した北朝鮮の方が悪い訳です。

それにしてもあのJアラートのサイレンを不協和音でアレンジしたような気持ち悪い音がいつまでも耳に残っています。

イージーリスニングでは用をなしませんが生理的に不快な音ではなく、もう普通のサイレンで良いと思います。

寝不足と体調不良のまま寝ていたのでは来ている意味がないのでとりあえず冬支度します。
部屋は前回掃除しておいたので軽く掃除機掛けしてコタツや温風ヒーターを出します。


ホムセンに買い出しの途中に墓の方に回り塔婆スタンドを回収します。


東京から持参したLEDランプを通路に配置します。


と言っても廊下の照明はセンサーライト化してあって、今回置くのは屋外。
防水との事ですがどうでしょうか。

夜のイメージ。


足元でも結構眩しいのでもっと埋設してもいいかもしれません。


翌金曜日。
朝から風が強いですが、塔婆スタンドを設置しに寺の墓に向かいます。

といっても勝手に工事は出来ないので天幕などの固定の重しに立ててみます。


家で試した時はしっかり刺さったのですが、完全には刺さらなくなっていますが手前に倒れて来ないのでまぁこれでいいかな、と。
どうせ後は七回忌で十三回忌までやるかも微妙なので。

家に戻り、今回のメインイベントに取り掛かります。

屋根裏の通気口にハチが出入りしていて、巣を作られているかもしれない件です。

まず今の脚立兼はしごでは高さが足りなかったので二階に掛けられる脚立兼はしごを買って来ました。これでアクセスできるようになりました。


見てみると蜜が垂れたようになっていて巣があるかもしれません。

前回8月には部屋の中に何度もハチが出現したし死骸も5匹くらいあったので屋根裏(外)と室内に通路が作られているかもしれません。

スコープカメラを入れてみようとしたのですが、スマホもタブレットも買い替えていたのでUSBのタイプが変わっていて使えません。

ノートパソコンは適合するポートがありますが日指にあげるきにならないので中は見ないまま、蓋をします。

今回は部屋の中で見つけたハチの死骸は二匹だけで、前回帰省時にエアコンの配線を通す穴や外壁の隙間に粘土を詰めておいたのですが、これまでも一匹二匹は居たので風呂の換気口などから入って来たのかもしれません。

或いは前回仕掛けたハチ駆除剤の効果で死滅してくれていると良いのですが。


まず通気口の採寸をして図面を描き起こします。


現物から採寸してそのまま図面を書けないので、いったんはしごを降りて記入しているので何度か測り直しました。


翌土曜。

今日も風が強いですが昨日の続き。
図面を切り抜いて型紙にして現物合わせしたらホムセンで買ってきたステンレスメッシュに転写します。

金切りばさみで裁断して折り曲げて立体にしたら被せます。


書くと簡単ですが、数年前に近所の人にハチが出入りしてるよ、と言われてからずっと構想していたものです。はたしてうまく行くでしょうか。

オマケにハチの天敵のオニヤンマの模型を取り付けておきます。


家の守り神的な感じになったでしょうか。
近所の子供が見つけて取ろうとしないかだけ心配。

剪定した庭木で不揃いに伸びてきている枝を剪定していたら近所の人に話しかけられて世間話をしている内に日没。


翌日曜。

東京に戻ります。
東京から持参した食材を食べ残さないように朝食にしたり、荷造りしている内に10時となりました。
予定より遅れましたが、この時間に出ればなんとか16時までに関東圏の渋滞を抜けられるでしょうか。


紅葉シーズンというには微妙。


風が強い事もあって、燃料計の針が満タンから動き始めたのは190キロ地点。


この時の燃費は20.5km/L。


15時前に早くも事故渋滞に捕まります。


これで予定が崩れます。
帰宅渋滞が始まります。


事故、渋滞、渋滞、事故、渋滞。


予定より1時間遅れ。
1時間は渋滞の中にいた計算。


燃費は渋滞で伸びて21.5km/L。
外気温17℃~12℃
やや風強し。


今回は荷物を降ろしたら駐車場に戻す前に、道中でワックスを拭いたウエスで曇りを拭いてぎらついてしまったので、ガラスの内側を純水で拭き上げておきます。
Posted at 2022/11/06 21:42:48 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2022年10月23日 イイね!

正しい核戦略とは何か ブラッド・ロバーツ (著), 村野 将 (監訳)

正しい核戦略とは何か ブラッド・ロバーツ (著), 村野 将 (監訳)アメリカの戦略意志決定にも参画してきた筆者が世界が「核戦争による滅亡」の恐怖から解放され核戦力問題に関する関心が急速に失われていった冷戦終結以降のアメリカの核戦略と他国の政策を分析した原書をハドソン研究所の村野将氏らが翻訳、新たに出版されて以降の2015年から2022年までの分析も加筆した日本国内では極めて稀な冷戦以降の核戦略を扱った本。

8月12日の発売日に予約して手元にはあったものの、他に読みたい本があったため後回しにしていましたがプーチンの核使用宣言などもあって優先度を上げて読んでみました。

ロシアの核使用基準や手続きについてはベールに包まれている部分も多いのですが、プーチン大統領、ショイグ国防相、ゲラシモフ参謀総長の三人が「核のボタン」を共有していると言われています。

実際のシーケンスがどうなっているのかは使われた事が無いので推測の域を出ませんが、三人の合意が必要なのか、三人中二人の合意でもいいのか、プーチンだけは独断で決定権があるのかなどはっきりしていません。

一方のアメリカは大統領が最終的決定権を持っていますが、戦争開始には議会の承認が必要な事から、実質的に大統領単独でも戦争を始められる現在の制度は問題視されてきました。

そのアメリカは核軍拡の果てに一度核戦争が始まったら双方が滅亡するという「相互確証破壊」を抑止の柱にしてきました。

そしてソビエトとの軍縮条約などを経て、ソビエト連邦の解体と冷戦の終結からは一貫して核戦力の削減に努め、またそれをもう一方の核大国でもあるロシアにも求めてきました。

ロシアもある程度この方針に従って双方で冷戦終結前の70000発の核弾頭を13000発にまで削減してきました。

しかし、アメリカは大陸間弾道弾(ICBM)による核抑止を主力にしてきたものの、ロシアはより小型の戦術核(低出力核)が中心であり、これを削減するとロシア軍の軍事ドクトリンが成り立たなくなるため、ある時期からアメリカの推し進める核削減はロシアの核戦力を削減するものであるとして反発を強めるようになりました。

大陸間弾道弾は都市を丸ごと吹き飛ばすほどの破壊力であり、米ソ相互確証破壊の名残でしたが、ロシア(そして中国)は広島型原爆の1/10程度の威力の低出力核を実際の戦場で使用する事で戦力の劣勢を挽回する方針であったため、アメリカの目指す核軍縮の世界(グローバルゼロ)とは相いれないものとなり米ロ、米中で不信感が増大し軍縮交渉は暗礁に乗り上げたまま、北朝鮮やイランといった新たなアメリカへの挑戦者が登場する事になります。

その頃、アメリカは中東のならず者国家や対テロ戦争など「弱い相手」との戦争を想定しており核戦力は強力過ぎて使えない為、不要論が出始めます。

ロシアや中国のような低出力核オプションを次々退役させていたアメリカは、従来のICBMが旧式化してきても、それを新型に更新するなどの能力向上を怠り、もっぱら能力維持か戦力削減に政策の主眼を置いてきました。

オバマ政権下ではアメリカが核軍縮の規範を示したものの、ロシアや中国、それに北朝鮮といった挑戦者は核戦力の能力を拡大し続けました。

気が付けば、ロシアはウクライナで核恫喝、また東アジアでも中国がミサイルと核戦力を整備して、台湾への接近を実力で阻止できるまでになっており、台湾侵攻も目前に迫っていると言われています。

世界の良心を信じていたアメリカはようやく中距離ミサイルや新型の極超音速滑空ミサイルなどの開発に乗り出しますが、先行して来た中ロはもとより、北朝鮮にすらこの分野では後れをとっている状況となっています。

・アメリカ
核戦力は
1)アメリカの国土安全保障上必要
2)挑戦国の意志を挫くため世界最強の能力を有する事
3)同盟国やパートナー国に安心を提供するものである事

などが求められて来たが、冷戦終結により核兵器の存在そのものがアメリカを脅かすものとして一貫して核戦力の削減、核の拡散防止の為、全世界の核削減、廃絶(グローバルゼロ)を目指すが、アメリカのみの核軍縮はアメリカのみならず同盟国やパートナー国家の地域を不安定化させるため、核戦力の能力向上を求められている。
現在は潜水艦発射型の戦術核(低出力SLBM)や核・非核両用任務の戦闘機(DCA)の展開に地域安定が委ねられている。

・ロシア
アメリカの核削減の働きかけをロシアの核戦力を削ぎ、アメリカ優位の状況を作り出しロシア政権を崩壊させる目的であるとしてアメリカやNATO諸国に反発。民族自決権を理由にウクライナのクリミアやドンバスに侵攻するのみならず、ウクライナに軍事侵攻し核恫喝で既成事実化を目論む。

・中国
アメリカの軍縮・管理交渉には一切応じず、核戦力、通常戦力の拡充を図り、アメリカとの数的なパリティを目指す。その時点になれば交渉に応じるのかは極めて不透明であり、仮に軍縮交渉に応じたとしても軍拡は続けると見るのが妥当。
こちらもアメリカが共産党支配を転覆する画策をしているとして自由主義陣営と対立、核心的利益として台湾併合や西太平洋海域の掌握を目指す。

・北朝鮮
体制維持の為、アメリカと対等に交渉するための核開発、ミサイル開発を継続しており、開発段階から実戦配備段階に移行しているとみられる。
朝鮮半島有事が起きた場合、まず日本を火の海にすると宣言するなど、条件が整えは実際に核使用する可能性が高い。

・NATO
ソ連邦崩壊により最盛期の3%までヨーロッパ配備核兵器の削減を進めた。通常兵力も削減していたためロシアのウクライナ侵攻にも満足な支援すら行えない程戦力が低下していた。アメリカの欧州配備核兵器の他、NPT体制以前に核保有国であったイギリスとフランスの核戦力が主な抑止力。

・日本
唯一の被爆国として根強い反核意識がありアメリカ軍の核持ち込みも難しい状況だが中国や北朝鮮の核の脅威の高まりに直面して核シェアリングや核兵器自主開発が叫ばれるようになる。
ただしアメリカはNATO以外と核共有する事は無く、また憲法九条がある日本において核兵器を保有したところで実際に反撃する事が出来ないであろう事から抑止力の効果は他の核保有国よりも低く見積もられ、また日本の核保有は韓国の核開発に繋がるなど地域不安定化を招くと懸念されている。トランプ政権では「防衛の応分の負担」という事で日本の核保有を歓迎する流れがあったが、基本的にはアメリカの核不拡散の努力に反し、日米間の相互不信に発展する可能性もある。
核開発の能力を持った日本が今だにNPT体制に従い核開発を自重している事を評価。

筆者は極めて現実的な立場から核兵器万能論や核廃絶論を批判しつつも、核保有国が核戦力の削減に応じられるように率先してアメリカがアメリカと同盟国の安全が保障される最低限まで核戦力を削減し、必要があれば旧式化したICBMなどの戦力を更新して進化する核戦力投射能力(ミサイル)に対応していくべきとしています。

しかし、核弾頭を運搬するミサイルの高度化多様化や変化する地域情勢を見るとこれはやや楽観的ではないかと思います。

まず、いかにしてロシアと中国を軍縮のテーブルに着かせ、また北朝鮮やイランといった挑戦国、潜在的な核開発国を思い止まらせる事が出来るのかだと思います。

それは残念ながら戦場での実力行使でしか証明できないものなのかもしれないという暗澹とした気持ちになりつつも、戦後3/4世紀にもわたり核が使用されてこなかった事に一縷の望みを見出し、ウクライナで核が炸裂する日が来ない事を祈るばかりです。
Posted at 2022/10/23 17:10:27 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2022年10月16日 イイね!

EV製造は簡単なのか

よく「EVは複雑なエンジンやトランスミッションが不要だから造るのは簡単だ」といい、既にHVやPEVの経験がある日本の自動車メーカーならその応用程度で済むのですぐにでも増産できるけど部品メーカーの雇用を守るためにそうすべきではない、という論調を聞きます。

確かに中国などでは小さい町工場でも独自EVを手掛けたりしていますので、既にガソリン車の製造で一日の長がある日本のメーカーには安全性や乗り心地を突き詰めるノウハウがある分、EVでも良い自動車が造れるでしょう。

しかし良い物を造れば売れるのかと言うと、それはそう簡単な話ではありません。

EVの環境負荷などの話は置いておくとして日本はこの変化に対応できるでしょうか。

成熟した自動車市場の日本では売れなくても、世界でみれば中国製の数十万円のEVで充分と言う購買層も多いでしょう。

したがって日本の自動車メーカーがEVにシフトしてどれほどの競争力があるのかは未知数といってもいいでしょう。

そして製造数では走行用バッテリーの調達数が実質的にEV製造台数の上限になっています。

これはテスラであっても中国EVメーカーでも同じです。

現在は大容量かつ比較的安価なリチウムイオンバッテリーが使われていますが、原材料のリチウムやコバルトなどは中国、政情不安なアフリカや南米に多く依存しています。

CATLやPanasonicといった電池製造工場の生産が増えない事からテスラはバッテリーをこれらの企業に委託するだけでなく自社生産に乗り出しました。

トヨタも結局バッテリーの調達がネックとなりなかなか増えない生産台数の多くを有望なEV市場である中国向けに振り分けています。

当然、この状況では売り上げは増やせません。

対策の一つは一台に搭載されるバッテリー容量を減らす事で、用途は通勤買い物などに限られます。
リサーチによると、乗用車ユーザーの多くがこの範囲に収まるようですがガソリン車より使い勝手で劣ることになります。

商品力を落とせないならリチウムイオンバッテリーの代替となる新種のバッテリーを開発する必要があるかもしれません。

全固体電池は安全性が高く急速充電が可能となる事から次世代電池バッテリーとして有望視されていますが、走行用バッテリーにするほどの大容量化はしにくい事や寿命などの課題があります。

次世代バッテリーに求められるのはリチウムイオンバッテリーよりも高密度で安全性が高く、急速充電や耐劣化性が高く、かつ安定して安価に生産できるという要件を満たすという前人未到の条件を満たす必要があります。

むしろこれらの課題を克服するのは一企業の能力ではなく、国を挙げて取り組むべき課題であり、日本はまだその認識はないでしょう。

EVの商品としての性格を決めてしまうこのバッテリーの事を考えれば「EV製造は簡単」というのは日本の置かれた状況を正しく把握できていないか中国の優位を認めたくないかで、何ら日本のためにはならないでしょう。

困難に直面した時こそ知恵や工夫が求められ真価が試される事になります。
Posted at 2022/10/16 14:18:29 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2022年10月11日 イイね!

イーロン・マスク氏について

テスラやスペースXのCEOであるイーロン・マスク氏がここの所のウクライナや台湾を巡る発言で物議をかもしています。

ウクライナではスペースX社の通信衛星事業であるスターリンクをウクライナ軍に提供して前線の兵士を助けており、自由主義陣営の旗手のように見られていました。

しかし、ウクライナに対する停戦協議は2014年以前のロシアのクリミア侵攻前の選挙結果を持ち出したり、台湾についても台湾を中国の特区のようにしてはどうかと言うなど、何を考えているのか分からないと批判の的になっています。

またTwitter社買収騒動では条件が折り合わず、訴訟を避けるためか二転三転し、結局買収資金捻出のため保有しているテスラ社の株を大量に売却するのではないかという憶測からテスラ社の株価は連日大きく下げ続けています。

かくいう自分もインデックス投資の指数で間接的に、また直近のテスラ社株式3分割後には買付け直接の株主でもある事からテスラ社やマスク氏についてこれまで以上に注視しています。

テスラ社のEVについては興味はありませんが、その事業形態については過去に何度か取り上げたように既存の自動車メーカーにはできないドラスティックな手法を取り入れており、また蓄電池事業や自律ロボットを乗用車と同程度の価格で市販化を目指すなど単なるEVメーカーには収まらない将来性を秘めており、アナリストによっては2026年にはその株価は4倍になるという強気の予測もあります。

しかし業績は好調でも元々株価に対する期待値PERが高い為、少しの要因でも取引時間中の株価変動が10ドル以上になる事も良くあります。

更にイーロン・マスク氏の言動一つで株価も乱高下します。

今回の台湾特別自治区発言は、巨大な中国EV市場に目が眩んで金儲けに走っていると言われていますが、自分はそれはどうも違うと見ています。

まずイーロン・マスク氏は苦労した叩き上げですが金に対する執着はあまり無いようでセレブに良くある豪華クルーザーを所有して週末ごとに豪遊するといった事はしておらず、ビジネスジェットも仕事の移動の足として使用しているだけだと言います。

出先では知人の家を泊まり歩き、破れたマットレスすら買い替える事を拒否するなど、およそ資産家のイメージとはかけ離れています。

したがってマスク氏が儲けに拘るのはあくまでビジネスを加速させるための手段でしかないようです。

スターリンクで自由主義陣営をけん引するかと思えば台湾を中国の特別区と提案してみせたりと一貫性の無さが個別株特有の最大リスクとなっていますが、これまでのイーロン・マスク氏の言動を見れば、民主主義は危機に瀕しており、人類は一刻も早く火星に入植すべきとしている事から、地球の将来を悲観している事は明らかで、現在の自由民主主義や共産覇権主義とは全く異なるような国境や民族といった括りにとらわれない政治体制を夢想しているのかもしれません。

イーロン・マスク氏が「宇宙人」などと揶揄される由縁かと思います。

しかしウクライナも台湾も現在、非常に不安定な立場に置かれている事を考えると、影響力のある人物が迂闊に「ああすべき」「こうしたら良い」などと表明しない方が良いのかもしれません。
Posted at 2022/10/11 18:53:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「今日車検出してきたけど車検時の法定費用先払い、今は後払いになってた。
一回で済むならそれに越したことはないけど用意してた現金を口座の方に戻しておかないと。」
何シテル?   06/14 22:03
ネコとキャブを愛でるのが趣味の低年式オッサンです。
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