金曜に休みを取っての4連休は気仙沼に行っていました。
水曜日は東京も春とは思えない降雪でしたが夜半には上がっているという予報を信じて早上がりして出発します。
三月と言えども東北ではまだ雪が降る事もあるのでスタッドレスは履いたままにしていました。
それに加えてソックスタイプのタイヤチェーンも積んであります。
ハンドルを取られる強風は残っていますが宮城県に入って高速を降りる頃になると重めの雪が降り始めます。
外気温は6℃~0℃

高速燃費は20.1km/L
下道も大分積もってきて少し滑る挙動が感じられました。
気仙沼の家には1時半に到着。
例によって寒いので貴重品だけ降ろして就寝。
木曜日
お彼岸なのでお墓参りに向かいます。
普段なら備える花を前もって調達しておくのですが今回は当日になってしまったのでイオンで必要数を買い求めます。
地元ならJAの直販所とか売っている所を探すのでしょうが、悠長にしていると売り切れてしまうので店にある分で買い求めます。
お彼岸ど真ん中という事で寺の駐車場は満杯でしたが時間を見計らって赴いたので丁度午前にお参りした人は退けるところでした。
手前の新しいのは墓ではなく警察官として殉職した大叔父を大叔母が顕彰した碑になります。塩釜に事件の記念碑が建ったらしいですが今もあるのかは不明。
いったん家に戻って昼食をとり、伯父(と祖父)の墓のある寺に向かいます。
既に直系の者が墓参を済ませていたようです。
「本家」の方もお参りは済んでいた様子。
その足で「本家」に顔を出しに向かいます。
電話した時間より早めについてしまったので買い物か何かで不在でしたが時間は伝えてあるので近所を散策します。
本家からほど近い伯父の家が建っていた場所。義伯母は施設に入って空き家になっていたので建物は取り壊されています。
東京や神奈川に住んでいたころはお盆などに伯父が車で迎えに来て、その家に宿泊し、蛍や蝉を捕まえたり、この裏山でキノコ狩りをしたりといった思い出が分かるものはもう残されていません。
最寄りの駅は一時間に一本くらいの二両編成のローカル線でしたが東日本大震災の後、廃線になって取り壊されています。
動物除けか短く「パァン」と警笛を鳴らしてゴトゴト走っている姿か目に浮かびますが汽車(ディーゼル機関車なので)でここに来た記憶はありません。
そうこうしているうちに帰って来たようなのでお供え物を仏前に供えてとりとめのない思い出話と、やはり近隣の大船渡の火災の話題。
東日本大震災で被災して建て直した家が今回の火災で燃えた人もあったようです。
些少ながら募金に寄付してきましたがどれほどガッカリした事か。
金曜日
今日は世間は平日なので生命保険の見直しに出向きます。
昔、母親が働いていた職場でもありますが、近ごろうちの近所に移転してきたとの事なので歩いていきます。
ご想像のように母親が営業成績の水増しのために自分を加入させて働いたら自分で払え、という事で続けてきたものです。
今回の見直しも含めて三万円程の出費を抑えることが出来ました。
いつも公共料金を払っているコンビニに回ると、なんと閉店していました。

病院に隣接していて立地は良いものと思っていましたが。
母が入院直前に予約していた恵方巻をキャンセルしたいと言ったらきちんと対応してくれて、その事を当時まだ意思疎通が出来た母に伝えたら喜んでいました。
大手食料品店やドラッグストアが街道沿いに進出して旧市街区はどんどん寂れていきます。
自分が利用していた坂の途中の自販機が消え、街に降りての自販機も消え、その先のスーパーも閉店し、市役所の下のドラッグストアも閉店し、コンビニも無くなり、夜の散歩がてら利用できる場所がなくなりました。
公共料金は別のコンビニで支払ってきました。
戻ってきて庭木の手入れ。
前回、年末年始に来た時に茶色く変色していたので心配していました。
紅葉のように寒さで色が変わるというものから病害虫にやられている、あるいは水やりの問題で枯れてしまうなど、原因はよくわかりませんでしたが、東京でも同種の木は茶色くなっており、ここのところの暖かい陽気が続いたことで徐々に緑色を取り戻していましたので気仙沼の方もどうなっているか。
監視カメラで見てもよく分からないので来てみて緑色が戻っていたので一安心。
強選定したところなのでボワっとなっている枝を切りそろえる程度にしておきます。
隣家との境の木もボリュームが出そうな枝を抜いていきます。
土曜日
昨日は弱まっていた風が再び強く、屋外作業は出来ないので正月にやっていた木製まな板の再生に取り組みます。
今回は東京で軽くやってみたオービタルサンダーでの表面の削り込みで凹んだ部分を平らにしようという試みです。
しかし二か所の凹みは残ったまま。
更にジュリアクーペのレストアにと調達していた大きめのハンドサンダーを持ってきてあったのを思い出し削ってみます。
捗るというよりは平面を出すのが楽でした。
これで平面出しをしてオービタルサンダーで削り込み、鉋で研ぎ出しまし角の面取りしてある部分が無くなるくらい2ミリ以上削りましたが結局包丁が良く当たっていた二か所の凹みは消えませんでした。
あまり板が薄くなって反ってしまってもいけないので両面の再生はあきらめてダメージが少なかった方だけ再生するに留めることにしました。
近所の人などから貰い物をして食べきれないので東京に持って帰ります。
日曜日
東京に戻ります。この日も朝からの強風でした。
荷物を積み込み朝八時に出発。
下道は恐ろしく順調でした。
高速道路の吹き流しは真横なので風速10m/sと読めます。
遠くの山並みはまだ雪を被っています。
今では珍しい328GTB
なんと扉が片開きになっているトラックと遭遇。
開いた扉が対向車や歩行者を直撃する動画はよく見ますが実際に見たのは初めてかも。
もっとも風圧のため扉が全開になったりすることもなく、荷物も前掛かりで積んでいるようで散乱させたりはしていませんでしたが、追い越す人がパッシングしたりハザードを焚いても気が付くでもなく、こういう場合どうしたらよいものか。
外気温は13℃~26℃

高速燃費は22.6km/L
帰宅して荷物を降ろしたら、新調したパソコンが届くのに合わせて新しいキーボードや出力切り替え機を買いに新宿のヨドバシカメラに出かけます。
通販の方が便利なのですが、仕事が忙しく受け取りの時間調整が出来ないので休日のうちに済ませておきたいところ。
帰路に立ち寄れば時間の節約でしたが、いつもと違うやりなれない事をして仕損じても面白くないので仕切り直しました。
久しぶりに降り立った新宿駅は西口再開発に伴う工事中でビルも取り壊されており、見知らぬ土地のようでした。