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強盗殺人容疑 背後に窃盗グループか
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131207/t10013654231000.html

今年の２月２２日に愛車インプレッサの盗難を止めようとして跳ねられてオーナーの方が亡くなったという事件をご記憶の方も多いでしょう。

直後からみんカラでも事件を伝え情報提供を求めたり、賛同して拡散しておられた方も多数いらっしゃいました。

このオーナーさんは自分も参加していたサーキット走行会にもいらしていた方で、事件後、オーガナイザーさんが力を落されていました。
その後、危篤状態の後亡くなられて墓前に参ってきたとご報告がありました。

こういう事件ではたいてい外国人窃盗団が組織的に暗躍しており、土地勘が無くてもストリートビューなどで「下見」ができてしまうので被害者との接点も無く、窃盗グループの一味が別件で捕まるなどしないと解決に結びつかないことが多いようで、たいていは泣き寝入りになってしまいます。

今回も容疑者の別件での逮捕をきっかけに捜査が進んだようです。

すでに多くの方が指摘されていますが、「ヤード」と呼ばれる高い塀で囲われた自動車解体場が盗難車の解体から海外発送までを行っており、かねてから問題視されています。

もちろん「働かずに楽して儲けたい」というふざけた動機の窃盗団が圧倒的に悪いのですが、狙われるような人気車種のオーナーも、まず車を外から見えないように隠したり、盗難に対応できる車輌保険に入っておくなど二重三重の防衛策が必要な時代になりました。

事件が解決しても、愛車とそれにつぎ込んだお金や時間、愛情を奪われ、命までも落してしまった今回のオーナーさんが戻ってくるわけではありませんが、同じく車を趣味にする者としていろいろ考えさせられました。

今後、同じような事件が二度と起こらないようにと思わずにはいられない事件でした。