2014年12月20日
朝、ゴミ出しに外に出たら予報どおり雨。しかもかなり寒い。寒すぎる。
早々に部屋に戻り、先日ついに正常に動作しなくなったPCから作り直したPCのセットアップをしておりました。
以前のPCは5、6年前くらいに組んだ自作PCでたいへん気に入っていてちょいちょいアップグレードしてきたのですが、だんだん動作が不安定になり、変なリブートをした際にOSが壊れてしまったようでだましだまし使ってきたものが、動画の再生やキャプチャ、エンコードはもちろん、修復セットアップすら通らなくなってしまいました。
普通ならOSをごっそり入れなおしてまた使うところですが、サポートが終了したWindowsXPだったので、こういうこともあろうか買ってあったWindows7に入れ替えてしまいます。
しかし機材の要求スペックは満たしているものの、さすがに5年以上前の不安定なシロモノですからCPUなども入れ替えてしまう事にしました。
会社の昼休みに大慌てで調べて会社帰りに秋葉原や新宿に回って購入した機材は以下のとおり
CPU:INTEL I7-4790T
M/B:GIGABYTE GA-H97-D3H
MEM:DDR3 PC1600 8GBx2
SSD:INTEL SSD530 240GB
キャプチャBOX:REX-HDGCBOX1
主な用途はメールチェックにビデオキャプチャ、エンコードです。
以前は自宅でも趣味であり仕事でもある2D、3DCG製作、画像編集環境を整えていたのですが、職場で導入しているソフトを全ては持っていない事やデータの持ち出し、持ち込みの管理がうるさくなってしまったので仕事を自宅に持ち帰ってやる事もないし、忙しすぎて自主制作している時間もないので今回はピークパワーは重視していません。
また、以前に高効率の静音電源に交換したところ、作動音が静かになったのはもちろんの事、電気使用量も目に見えて減った事からCPUのTDP45Wというのを最優先にしました。
前回INTEL製CPUを買ったのはCeleron300Aが450MHzにオーバークロックできるかとかいってペルチェ素子やらなんやらやってた頃なので、実に16年ぶり(笑)でメインは常にAMDで組んでいましたが、さすがに今は選びようがなく、ピークパワーを大電力消費で搾り出すという低電力、静音計画とは正反対の製品くらいしかないようでした。
M/BやメモリはオーバークロックはしないのでH97チップセットでチャンネル数はメモリモジュールが多いほど早くなるはずですけど、PCIeなどの制限がでてしまうようでしたので二枚挿しで様子見です。
今はGPUもCPUに統合されているのが普通なようでビデオカードを省略してもいいでしょう。
システムドライブはもうずっとSSDですが、これまでの構成も残しておきたいのとSSDの寿命の観点から新調、しかも初のMLCです。
いろいろ下調べはしたのですが店舗での在庫や価格までの調べは不十分で、自作数年ぶりのブランクは完全に浦島太郎状態、店頭で候補の中から調達できる組み合わせを選ぶのに苦労しました。
しかし驚いたのは秋葉原の通っていた店が無くなっていた事ですかね。
正確には経営母体が複数の老舗Dos/Vショップを抱き込んで統合されていたようでかつての最安値、あるいは在庫店をハシゴする最短ルートとかを考えなくてよくなった代わりに価格は高めで調べていた最安値よりも1万円近く割高になっていました。
しかしM/BのCPUとのセット割引やまとめ購入割引が適用されて誤差の範囲に収まりました。
それから帰宅後に機材を組み上げたりOSやソフトをインストールしていたのですが、肝心のキャプチャカードだけ認識されません。
J:COMのSTBも録画がいっぱいで撮り溢しそうで後回しにしている時間的余裕は1ミリもありません。
仕方なく仕事あがりに新宿のヨド駆け込んで調べていたUSB接続のキャプチャボックスを探すも見つからず、これもまた店頭の情報だけで予定外のキャプチャボックスを購入しました。
画質がどうか不安でしたが入力系統の制約などでほとんど選択肢はありませんでした。
今回選んだのはREX-HDGCBOX1という初見のものでしたが、店頭で押しまくりのディスプレイに不安を覚えつつも他も画質や認識の不安は条件が同じですから勢いで買ってしまいました。
コンポーネント入力の他にHDMI入出力にも対応しているのでゲームプレイの録画や将来のアップグレードにも対応できそう、というのが決め手でした。
というところまで今週、平日帰宅後に1、2時間ずつやっておったわけですが、なんとか稼動できる状態になり、今日はそれぞれのアプリケーションのインストールと設定をやっていて、いくつかうまくいっていなかったり前のPCから取りこぼしている情報もありますがようやく復旧した感じでしょうか。
CPUの演算処理能力はベンチマーク比でこれまでのAMD PhenomII X4 905eに対して3倍近くでしたがエンコード時間は厳密に同じ設定にはなっていませんが半分以下にはなっています。
低消費電力なのと静音ケースという事もあってファンを低速にして作動音もわずか。HDDのゴリゴリ言うシーク音が一番気になるほどで感覚的にはエアコン>PS3>J:COM STB>PCという感じです。
さらに金を掛ければファンレス化、もしくは電源ファンかケースファンのみにも出来るでしょう。
OSが対応したので仕事用に買い足した3TBのHDDもXPの2TBの壁を越えて全領域を使う事ができるようになりました。
何よりブルースクリーンで落ちる心配をしなくていいしOSのサポートがあるという安心感は精神的には大きいですね。
大慌てで調べから導入まで短期間で一気にやりましたがデータのロストもなくなんとかいい年の瀬が迎えられそうです。
Posted at 2014/12/20 21:37:58 | |
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