quadrifogliospaのブログ一覧

一昨年亡くなった大叔母の一周忌法要で気仙沼に行っておりました。

これまでは母親がやっていたのですが今年は病床にあるため自分の方でおおよそ段取りをつけて近親者には連絡をしたので当日は遅刻しないようにする程度でした。

午後１５時半からなので当日の朝出発しても間に合う勘定ですが、最近、高速道路では渋滞だけでなく事故で通行止めになったりする事もあるので、前回の帰省同様前日仕事上がりで即出発する形にしました。

平日なので全くトラブルはありませんでした。


せっかくの機会なので以前から気になっていた事を試してみます。

無給油で東京―気仙沼を往復できるのか。
厳密には前回気仙沼で給油していますので気仙沼―東京間という事なのですが。

ＧＤＦｉｔの燃料タンクは満タン４２Ｌですから片道４９０ｋｍとすると往復９８０ｋｍで燃費２３．３ｋｍ／Ｌ以上必要ということになります。
満タン法燃費計算のため給油口摺り切り一杯まで給油するのでもう少し緩いと思いますが、それでも２３ｋｍ／Ｌが絶対条件になります。

前回は気仙沼からの帰路、東北道は仙台で事故渋滞し、通行止めで夕方渋滞の仙台市内を通って常磐道から首都高で帰ってきたのでいつもと同じではありませんが、燃料計の針は中央から４目盛りほど多く残っています。
この「中央」が燃料タンクの半分＝２１Ｌなら計算は楽なのですが、ちょっとそれが怪しい感じです。

とにかく燃費運転に徹します。

幸い深夜でトラフィックは極めて少ないため７０～７５ｋｍ／ｈでもあまり迷惑になりませんので、同じような速度で走っている長距離トラックに着いていきます。

燃料計の針と川口ＪＣＴからの距離、カーナビの残距離を見比べます。
休憩ももったいないので持参したおにぎりを運転しながら食べます。

燃料タンクの形状からでしょうか、急に針が減ったり減らなくなったりで気をもみますがようやく見通しが立ったのが高速道路の距離が残１００ｋｍになった頃。

これで下道に降りても十分到達できる見通しです。
ただし深夜の田舎の山道ですからガス欠したら救援は望めません。

高速を降りる前には既に燃料警告灯が点き始めかなりの緊張の中、ようやく気仙沼の２４時間営業のガソリンスタンドに到着しました。


走行距離は９０７．１ｋｍですが、タイヤ外径が変わっているため補正すると９５２．４５５ｋｍとなります。

燃費は２３．９ｋｍ／Ｌ。前回の帰路の燃費が悪かった事を考えると頑張った方でしょう。


給油量は約３９Ｌ。残３Ｌほどであと７０ｋｍほど走れた計算です。
ただし、前回出発時に給油したのはこのスタンドではなく３３．５ｋｍ行った所なので残１Ｌという事になります。

道路状況が安定しない事、７５ｋｍ／ｈで巡行できる時間帯は限られる事、現地での移動が一切できないなどを考えると、やはり毎回満タンで出発し道中、給油の心配をしなくても済むようにする方がはるかにメリットが大きいでしょう。

ただ、ＧＤＦｉｔでも東京―気仙沼を無給油で往復できるという事は証明されました。
燃費２５ｋｍ／Ｌも可能な標準タイヤならもっと現実的な数値になると思います。

翌日、午前中は母親の入院する病院を訪問し、前回掃除したものの台風一過で落ち葉や泥はねなどで早くも汚れた大叔母の墓を掃除します。

墓掃除が終わり病院に行くと昼食の時間帯で、母がリハビリで介助されながら食事をするところでした。
このリハビリ担当医が付いてから母はどんどん運動機能が回復してるので頼りにしていますがこの日は体調が悪いようで、呼び掛けにも反応が乏しくただ食べているだけでした。

午後は親戚と法用してもらうお寺に集合し、持ち寄った花やお供えの品を本堂に飾ってお経をあげてもらいます。

参列者は高齢なため、お墓には従姉と自分がお墓に上がりました。



なんとか形になったかな、という所です。

大叔母は生前そうだったようにニコニコしていたでしょうか。

翌日、金曜も休みをとりましたので帰りはゆっくりできますが、今度は東京に到着する時間を調整しなくてはなりません。

金曜は平日なので深夜割引にするためには深夜０時～４時の間に料金所を通過する必要があります。
まぁ０時を過ぎたら土日割になるのですが、いずれにしても午前０時以降に料金所を通過しなくてはなりません。

まぁセコい話ではあるんですが１回や２回ならともかく、これだけの頻度となると３割引はボディブローのように効いてきます。

二回往復すると、そのうちの一回は１６００円で行ける計算です。

という訳で泉ＰＡで仮眠します。


帰りも往き同様に川口ＪＣＴまでの距離の標識、時間、速度計を見比べてターゲット速度を計算します。

８０～８５ｋｍ／ｈで走っていると、浦和本線料金所は川口ＪＣＴの手前にある事を思い出します。

つまり今道路脇の川口までの距離、では０時前に料金所を通過してしまいます。

料金所手前の道路脇で時間を潰すのは安全上問題があります。

カーナビでチェックし予想到着時刻から目標速度を逆算します。

おかげでなんとか浦和本線料金所を０時３分に通過。時間ロスをほぼ最小で帰ってくることが出来ました。

燃費は、気仙沼で下道１２０ｋｍほど走ってからの東北道で４９０ｋｍ走って２２．５ｋｍ／Ｌ。


トータルでなんとかなったという感じで。