週末は祝日に挟まれた平日に有休を取って母親が長期入院している気仙沼へ。
これまでどうも往きより帰りの方が燃費が良い傾向でしたので往きでどれくらい燃費が伸ばせるか例のアルミテープチューンの確認の意味もあって燃費トライアルをしてみました。
今回はこれまでのバンパーやガラスに加えてエアインテークボックスにもアルミテープを貼ってみました。
こうなるといよいよオカルトチューンっぽくなってきます。
東北道は往きより帰りの方が楽、というのは知り合いも言っています。
高低差を見ると

(ネットより拝借)
川口より160km付近、標高451mの白河の手前を境に下っていることがわかりますが、北関東ではなだらかに上っているのに対し、宮城側は降って登ってを繰り返しながら下っていきます。
アクセルワークが一定にできないので燃費にも悪影響がありそうです。
そこで標高451m地点までに燃費を稼ぎ、そこからの下りはペースを上げて他車と絡まず自分のペースで走るように心がけてみます。
結果としては燃費計は25km/Lを示しました。タイヤ外径変更分を補正すると26.3km/Lでこれまでの最高値となりました。
また、川口から70km付近では燃費計は27.4km/L(補正値28.8km/L)でしたが高低差によって約2km/L無駄になっていると思われます。
つまり、同じ高速燃費、と言ってもどの高速道路かによっても少し変わって来ることになります。
まぁ当然ですが。
この差が往きと帰りの体感の差となっているのでしょうか。
今回の気仙沼行きは、母親が借りている仮設住宅の明け渡しの準備として家財道具の搬出が一つの目的でした。
仮設住宅には退去期限があり、既に延長は認められない事が伝えられています。
復興公営住宅を借りるか自力再建しない場合、他の仮設住宅に移るか特養などの施設に入ることになりますが、既に公営住宅は辞退しているのでいずれにしてもこの仮設住宅は明け渡すことになります。
ただし市や県の備え付けの備品は置いていかなければなりません。
エアコンや畳、こたつやカーテンなどがそっれにあたります。
逆に言うと、それら以外は退去時にすべて撤去しておく必要があります。
衣類なんかは特養にも持っていけないので処分するにしても、冷蔵庫や洗濯機、テレビといった日本赤十字から寄贈された家電は個人の所有物となります。
これらは近所の仮設の人も同じものを持っていますし普通に生活していれば既に持っている物ばかりですので貰い手はまず見つからないのですが、処分するとなるとそれなりに費用は掛かります。
友人のお母さんが横浜に避難していたのですが、今回、復興公営住宅に入居する事になったというので、ゼロからの再出発になりますので、ウチの仮設にあるもので欲しい物があったら持って行って、という話になっており、ようやく双方の日程を合わせることができたので搬出する事にしました。
友人のエルグランの後席を畳んで冷蔵庫やソファーなども運べたので山奥の仮設住宅と復興公営住宅を4往復しました。
じつにこれまでの気仙沼に似つかわしくない真新しい団地です。
でも反対側を見ると
まだまだ工事中。
1日目はそんなこんなで日が暮れて2日目。
母親の入院している病院へ。
前回、胃ろうの同意書を提出し手術をしてもらっていましたが、検査で黄色ブドウ球菌が検出されたという事で隔離されて一人部屋になっているというのは親戚から聞いて知っていました。
病院へ行くとそこらへんの話と、あと長期療養入院を受け入れているという病院があるという事で紹介状を書いてもらうお願いが2日目の目的です。
しかし、これまでにも特養の入所審査に要るからと診断書を書いてもらったりしたのになんで紹介状が要るのかとか言われました。
あなたたちが早く退院してほしいというからあちこちの施設を探して申し込んでるんですけど???
なんなのこの病院。こっちも出られるなら今日にも退院させたいくらいですわ。
しかしよく聞くと紹介状じゃなく診療情報提供書じゃないのか?という話になりました。
電話で問い合わせたら今入院している病院の紹介状をもらってください、と言われてるんですけど。
何にしても話が食い違うので再確認です。全然話が進まずフラストレーションが溜まります。
3日目。
この日は親戚の方の用事です。高齢で免許を返上した叔父を迎えに行き、相続の件でいろいろやっていただいた弁護士先生に御礼に行きました。
夜は同級生の飲み会をセッティング。
この面子でいつまで集まれるか分からないので、それぞれ仕事や震災からの再建が忙しいですが無理やりセッティングしましたが、それぞれ生きてきて会社員、公務員、妻子持ち、独身と立場がいろいろ違ってきているので誰かが発言すると他の誰かがむむ?となってしまうようになりました。
4日目。つまり今日ですが、いつもなら病院に行ったり墓参りしたり親戚に寄ったりするのですが完全フリーというか家具搬出の予備日に全て用事を済ませたので東京での生活の事もあるので今回は早朝に気仙沼を出発しました。
帰りは風が強く、データ取りには不向きなので時間優先で平均速度を上げて帰ってきました。
時間をズラした事もあってまったく渋滞に遭遇せずにすみました。
唯一ペースが乱されたのは、まさかの暴走族。
それにしても並走、蛇行している点を除けば、左の走行車線からはみ出さず70kmくらいのペースで流れていてお行儀のいい事。高速道路料金もしっかり払っているんでしょう。
もっとももう全部の車線を抑え込めるほど台数が集まらないって事なんでしょうけどね。
燃費は22.4km/L(補正値23.5km/L)とぱっとしませんでしたが、時間は6時間半足らずで帰ってこられました。
逆に言うといつもの金曜の仕事上がりに東京を出発して制限速度以下で走っても6時間ちょっとで気仙沼に行けるのは実に効率が良いという事になります。