2021年01月08日
1月6日、議会が次期大統領にバイデン候補を承認した事を受けて、選挙戦は終了していますが、バイデン氏が正式に就任できない可能性がある為、タイトルを大統領選のままにしております。
議事堂への侵入事件で死者が出た事にトランプ支持者らも打ちのめされ、閣僚の中からも辞任する者が出るなど、完全に終わったかのような雰囲気が漂っております。
1月7日夜、トランプ大統領が「今後は秩序ある政権移行に注力する」というスピーチを公開した事を受けて、ようやく敗北宣言を出したと伝えられました。
しかし、文言の中に「バイデン次期大統領」や「敗北を受け入れ」といった表現は登場せず6日の暴力と無法に激怒し、州兵と連邦法執行機関を配備して安全を確保した。議事堂に侵入したものはアメリカを代表しておらず、代償を支払う事になる、と言っています。
従ってこれを敗北宣言と読むのはどうかと思っていました。
これに先立ち、トランプ大統領はワシントンD.C.に集まった人々に「家に帰るように」と言う動画をアップしましたが、Twitter社はこの混乱収拾するための動画を削除しています。
暴動を煽るならともかく、平和的な呼び掛け動画も削除する対応に疑問を感じた人は多かったようです。
これらの疑問の答えがもうすぐ出るかもしれません。
選挙結果が出た翌日に、ジョン・ラトクリフ国家情報長官が大統領命令で作成していた外国の選挙干渉に関する報告書の完全版が議会に提出されていたのです。
いや、もう決まってるし開票前じゃないと意味ないでしょ、と思うかもしれませんがこのタイミングが絶妙だったかもしれません。
つまりバイデン政権誕生が決まった民主党陣営が油断しまくっている不意を突くものでした。
この報告書が議会に提出された事によって、大統領は反乱法を出す事が可能になるのです。
更にTwitterが削除したトランプ大統領の帰宅を呼びかける動画も、反乱法を出す前に相手に対して一度警告するのが反乱法の発動要件である為に事前収録してあった動画を出したと見られています。
トランプ大統領が「これまでにない大量の証拠を見せる」と言っていたものは議事堂侵入事件もあって有耶無耶になりましたが、どうも不正投票の票改ざんをイタリア国内で行っていたという事でタイミングを見定める事に変更されたようです。
5日のジョージア州上院議員補欠選挙において行われた票操作がドミニオン集計機からイタリアに送られたデータを改ざんしたと名乗り出た者の宣誓供述書が提出されています。
内容を見ていないので詳細は分かりませんが、在イタリアのアメリカ大使館の依頼であったとか、イタリアの暗号専用の軍事通信衛星をバチカンに貸し出していたとか言われております。
これによりドミニオン集計機による票の不正操作解明の最後のピースが嵌ったものの、イタリアやバチカンが絡んでいる事が判明したため対中のような手段に訴える事が難しくなって開票時点での証拠開示が見送られたという話です。
トム・クランシーの小説のような展開ですが、これらの話の筋書きを書いた者が居るとしたらたいしたものです。
また1月6日の議事堂乱入も時系列でみていくとテッド・クルーズ上院議員が異議を申し立てた後にデモ隊の一部が乱入しています。
議会での様子はライブ中継されていましたので仮にトランプ支持者であれば意義が却下されて激高したとかならともかく、トランプ大統領に有利になるテッド・クルーズ上院議員の異議が潰れるタイミングで乱入するのは極めて不自然です。
議事堂内に乱入して撃たれて死亡し、後に元空軍勤務と判明した女性についてですが、人が亡くなっているのになんてこと言うんだという御叱りを覚悟で一つの噂として紹介しますが、実は死亡していないと言う説が言われ始めています。
彼女はドアのガラスが割れた所から中に入ろうとした所を内側の警備の人間と思われる人物が発射した銃弾を首に受け後ろに倒れ込んで硬直している所が複数のアングルで動画撮影されていますが、それらの動画が公開された直後から出血は血糊ではないのか、といった疑問を呈す人が見られました。
この説に関しては動画の解像度が悪く画質も低い物ばかりなのでなんとも言えませんが、警備の人間は一発しか発砲していない点は不自然です。
押し寄せる群衆に対してたった一発では逆に怒り狂って反撃される危険もありますし、威嚇射撃にしてはしっかりと人に狙いを定めて発砲しています。
撃ったのは空砲で被弾した演技をしただけ、というのは可能性は低いと思いますが懐疑的にそう見る人も出始めています。
少なくとも梯子を準備して塀を超えたりした先導役はトランプ支持者ではないようで、バスで乗り付けた一団がANTIFAメンバーであると言われています。
不思議な事に「デモ隊」は下院議長である民主党のナンシー・ペロシ議員の部屋に直行し、そこに置かれていたノートPCなどを持ち去っているようです。
とにかく一連の出来事は何から何までおかしな事ばかりです。
リン・ウッド弁護士は「トランプ大統領はテキサス州アビリーンの国防司令部にいます。議会がキャピタル・ヒルで反逆罪を犯している間、ペンスの命令で『それらを助けている』軍に囲まれて、国防省は彼らが犯罪を終わらせるのを待っています」とツイートしています。
この日、大統領専用機がアビリーンのダイエス空軍基地に着陸した事が飛行記録の追跡で判明しています。
1月9日にアメリカの国連大使が数十年ぶりとなる訪台を予定しています。
これは対中関係に楔を打ち込むバイデン陣営への置き土産なのか、それもと内外に2期目を目指すと言う意思表示なのか、少なくとも20日の就任式までにトランプ大統領は答えを出す必要があります。
トランプ大統領はチェスの名手でもあるそうですが、チェックメイトまので筋道が読めているでしょうか。
Posted at 2021/01/09 00:42:58 | |
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