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晴耕雨読。

アメリカ大統領選で何故あんな茶番がまかり通ったのかの手がかりになりそうな本を取り寄せてみました。

・リベラルという病　山口真由
・「リベラル」という病　岩田温

奇しくもほぼ同じタイトルの二冊。

岩田温先生はこれまでも配信されている動画を拝見しており、日本のリベラルと共産主義の結びつき、また共産主義の悪行について度々講演され、見ているこちらがムズ痒くなるほど思っている事を言ってくれています。

大体の論客は「あー、そこは違うんだけどなぁ」という部分もあるのですが、岩田先生の場合、今の所自分の考えと完全に一致しておりますので、自分がどういう思想かは岩田先生をご覧ください、といった感じです。

分量があるのとおそらく留飲を下げる事になるので、岩田先生の本は後で読むとして、とりあえず山口真由氏の著書を読ませていただきました。

東大法学部主席卒業後、財務省入省、ハーバード・ロースクール修了というとんでもないハイスペックでいらっしゃいますが、エリートにありがちな小難しく言いまわして何を言っているのかよく分からない、という事は無く、非常に読み進めやすい本でした。

財務省経験に基づく部分についても、高橋洋一氏のような生々しい迫力こそ感じられないものの、経験者ならではの説得力のある考察は一読に値します。

執筆されたのが２０１７年頃との事で、選挙戦でここまで大揉めに揉めるとは分からない時点での考察なので、まだ「エスタブリッシュメント」をアメリカの「良識」として混沌から立て直す原動力になるのではないかと帰結しております。

不正選挙でエスタブリッシュメントが完全に左派に脅し賺しですっかり篭絡されていく様子を見せつけられた後なので、事実は小説より奇なり、となっております。

多くの識者が言うように「リベラル（革新）」は人間を信頼し「コンサバ（保守）」は人間を信じない、という考察になりますが、アメリカ共和党政権と日本の自民党政権が蜜月関係になりやすいのも価値観が近いため、逆に言うと西欧的リベラルは日本人には受け入れがたいものであると指摘しています。

日本人は万物に神が宿り人間は自然の一部として「生かされている」と違和感なく考える人が多いですが、コンサバも「神」という絶対的存在の前に、人間は時に判断を誤る小さな存在であるというキリスト教的価値観を持っています。

リベラルは人間が自然界も生殺与奪も全てコントロールするのだから個人の権利をどこまでも拡大すべきである、という考えに違和感を抱く日本人は多いでしょう。
（もっとも最近は他人の指図には従わない、法律なんか守る必要はないという自分本位な人間も増えて来たので、日本でもいずれ伝統文化は唾棄すべき差別の象徴として打ち壊されていくのかもしれませんが）

また、アメリカのリベラルはもはや宗教になっており、政教分離の観点から他のキリスト教やイスラム教を国が公的に支援する事は無いのに対し「リベラル教」は国が「布教」しており、もはやこれに反対する事は「異端」とみなされると指摘しています。

移民問題など数々のタブーを犯して来きたトランプ前大統領を「魔女狩り裁判」しても許されるという風潮、また奴隷制度は白人の「原罪」として懺悔しなくてはならないとして黒人の権利は白人より優越すると言う白人の立場が少し理解出来ました。ただし黒人と言うだけで給付金を出すべきという彼らも、それはあくまで優越的な高みからの「施し」でしかないという矛盾に直面するでしょう。

言葉狩りという危険な風潮も、昨今日本でも声高に言われる事が増えてきました。
看護婦→看護師、スチュワーデス→キャビンアテンダントといった性別を明確に分からないような言い回しをする「ポリティカルコレクトネス」は男女平等という善意から始まっているのは分かるのですが、市民権を得た感がある「ＬＧＢＴ」ですらそれらの区分に含まれない、自分の性を決めきれない人や、そういったマイノリティを見た時だけ欲情する特殊な性癖などを含んでおらず差別用語になってしまうようでそれらを網羅して「ＬＧＢＴＱＱＩＡＡＰＰＯ２Ｓ」と言わないといけないんだそうでもはや「アーメンアンドアーウーメン」と同じギャグかという事が真顔で強制されているとの事。

これではポリコレが本来の趣旨からずれて単なる言葉狩り、魔女狩りの道具に使われているに過ぎません。

丁度中国の紅衛兵が粛清されてる過程で身内を「言葉狩り」で圧倒していくと言う事が行われたのを思い起こさせます。


大統領選挙戦では「エスタブリッシュメント」の多くが関与の噂されたエプスタイン島の未成年者略取（ここれは「使い捨ての生贄」とだけ書いておきます）に関わる人身売買、誘拐組織など、これまで陰謀論とか都市伝説と言われ一蹴された事が多く暴露されました。

トランプ政権下ではこれらの犯罪組織がオバマ政権時代にくらべはるかに多く摘発されて、子供たちが救出されています。
（不正選挙を陰謀論、トランプ支持者を「オツムの足りない暴力差別主義者」と言う人はこの摘発もねつ造と難癖付けてきますがトランプ政権の功績は何か不都合でもあるんでしょうか？エプスタインの連絡先名簿に名前が載ってる方？）

おそらく真実は単なるリベラルとコンサバの対立というところよりもっと闇の側面があったと思われます。

トランプ陣営に対するなりふり構わぬ「魔女狩り」やあからさまな不正選挙、ＢＬＭ暴動を見るにつけ、リベラルは病というのは「言い得て妙」だな、と思った次第です。

「コロナ感染拡大の状況を鑑みて来たる #衆院選 は #郵便投票 の導入を望みます。コロナ感染状況はしばらく収束しないと思われ、高齢者を中心に選挙に行くのも自粛する人が増えると予想される。郵便投票が実現すれば選挙結果にも大きく影響するでしょう。」
— 藤田まさみ (@masamifujita528) January 17, 2021


いえ、結構です。
こういう事を言い出すのが出て来るからアメリカ大統領選であっても不正は徹底的に追及して欲しいんですよ。

アメリカの郵便投票は開拓時代とか町に行くのに馬車で数日掛った時代の名残で今はアラスカの森の中住まいでもなければ殆ど必要ないでしょう。

ましてや日本など、郵便局やポストに行く距離の外出できるなら同じくらいの距離で投票所に行けますからね。

しかも期日前投票の期間が二週間もある。

与党が国民に支持されてても不正投票ならひっくり返せると夢を見ているんでしょうけど、日本とアメリカでは選挙制度も違えば戸籍制度もあるので水増し票は露呈しています。
というかできるのならとっくにやってますが選挙結果を覆すほどではないとして大半は却下されているだけです。

日本の左派は中国共産党と折り合いが悪いからレクチャー受けられないんだな。
検察や最高裁判事まで丸め込まないとアメリカみたいにはなりませんよ。

くだらない事を考えたり議場で居眠りしてる暇があるならまともな政策の一つも提案してください。

勉強会もリモートでどこに居てもできるんだから。