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去年のアメリカ大統領選以降、自分の興味は最大の関心である保守とは何か、リベラルとは何かを理解することに費やしてきました。

戦後の日本は、敗戦のショック・ドクトリンでそれまでの軍国主義から一気にリベラル色になり、現在でもその時の憲法の影響を受けています。

そもそも戦後日本の保守やリベラルと言うのは少々その定義から外れているように思います。それは試行錯誤の結果獲得した欧米の民主主義を明治維新で一気に取り入れた事の歪なのだろうと思います。

今日、日本保守論人の大家である櫻井よしこさんがツイッターで「なぜ、左翼リベラルの運動は長続きするのか。もっといえば、なぜ彼らは日本国内だけでなく世界中で連帯し、執念深くあり続けられるのか」という興味深い一文と共に自身のオフィシャルブログで持論を展開されていました。

「　動物行動学が切り出す日本の問題　」
https://yoshiko-sakurai.jp/2021/05/20/9167

文中で紹介されている竹内久美子さんは動物行動学研究家。著書については知らなかったのですが、過去にリベラルを動物行動学の視点から解説した動画などは拝見していました。




リベラルの特徴に自由奔放と言うのがあると思います。
俗っぽく言えばルールに縛られる事を嫌う自由人、不倫大好き人間といったところでしょうか。これが極左思想まで行くとすべての決まり事や国家を否定する無政府主義。

そしてこれは完全に個人的見解ですが、リベラルは容姿に恵まれている人が多いと思います。俳優や芸能人といったイメージです。

で竹内さんの説を聞いていて、リベラルはライバルとの共存を強いられるルールを自分の生殖の邪魔になるからと本能的に嫌うのではないかと思いました。

華麗なスターが結婚と離婚を二回も三回も四回も繰り返す。
それはそれを受容できる経済力があるから、とも言えるけど一方で自分の遺伝子を遺すチャンスを一回でも増やしたいという根源的な欲求の発露ではないかと思う訳です。

そのためにはウソやルール破りは問題にならない。
自分が不倫すればロマンスだが他人がやったら不貞というダブルスタンダードをあっさり許容してしまう。

いうなれば化粧も相手を欺く手段で鳥が美しい羽をもっている方が有利とか尾が長い方が有利かといって遺伝子をつなぐチャンスを増やすのと同じようなもの。

顔が歪み肌が荒れ髪も抜け落ち猫背でうつむいている人と、健康的な笑顔が眩しく活発で周囲にも良い影響を与える人とどちらが魅力的と思うかといえば後者。

これは容姿による差別、ではなく見た目が良ければ生物学的本能的に健康で遺伝子を遺せる可能性が高いと判断されるからそこに惹かれるし、そういう健康的な精神でいれば人生何事も好循環で回り始めるという事です。

だから見た目が優先される。

一方で保守的な人は一度結婚したら生涯添い遂げる古風なイメージ。
外見よりは中身を重視し、変化することを嫌う。

結局は自分の自由意志で完全に人生を決めていると思っていても、そういった物質的な部分からの影響、つまり生物としての本能によって個人の考え方が規定されていくのではないかと言うこれは自説であります。

もちろん全く当てはまらない人も多数いるでしょう。
だからこそ生きている意味があるのだと思いますが。