土曜の朝に東京を発ち日曜の夜に戻って来るという「強行軍」でしたが帰省してきました。
出張が無い職種なので冷蔵庫を空になるようにしたりとこういうのは慣れません。
しかしこの日も朝から東北道は事故事故故障車事故の連鎖渋滞が発生していました。
連鎖というか最初の事故で誘発されたものでしょう。
今回は事前にコレを投入しました。
これまでもジュリア・クーペやドゥカティに投入した事はありましたが目に見えての変化というのは感じられませんでした。
しかしこのFit(GD)は走行9万キロを超え、調子は良いのですがこれまでどんな使われ方、メンテを受けてきたか不明なため、リフレッシュの一環で投入してみたかったのです。
燃費のためというよりもエンジンのコンディション回復が目的です。
投入中はスラッジやら水抜き剤やらの影響で一時的に燃費が悪くなるという話も聞きます。
効果が現れるのは添加分のガソリンを消費してピュアなガソリンになってから、のようです。
さらに連鎖事故渋滞で往路でのデータは期待できません。
日中には日が照ってきたのでクーラーを使用しましたが、こうなると今回はそれで燃費がどれくらいドッロップするか見てみるしかありません。
いつもは90km/h±10km/hで納めているのですが今回はトラフィックが良くなくて思うように走れず80km/h±20km/hとずいぶん荒れていました。
結果としては22.2km/L。前回24.4km/Lでしたので少し悪化しているようですがエアコン使用を考えるとこんなもんでしょうか。
そして前々から気になっていたのですが、若柳金成で降りると
以前は夜間に到着するようにしていたので気づきませんでした。
日本で記念するようなもんでもないと思うんですけど。
気を取り直して気仙沼を目指します。
今回は一泊二日で時間も限られているので特養の申し込みに直行します。
以前はうちの近所にあった施設ですが、東日本大震災で被災して別の場所に建て直したもので、ずいぶん立派な建物になっていて毎回目の前を通っていましたが気が付きませんでした。
特養は今建てると全部個室にしなければならないようで料金も他よりは高くなっていましたがそれでも200人待ちだそうです。
その後母が入院している病院へ。
この日は少し調子が良かったようで自分が到着してから2時間半ほど起きていました。
二言三言話しました。
おそらく普段もこれくらい気長に付き合えばそれなっりに反応するんでしょう。
夜は仮設住宅に行って過ごしますが、行ってみると市から「重要」と書かれた書類が届いていました。
内容は以前に聞いていたのでなんとなく知っていましたが仮設住宅の供与期間延長終了と特定延長のための手続きの書類でした。
今母が入居している仮設住宅の入居期限は28年度いっぱいですが、申請をすればそれを1年長するというような内容です。
無条件に許可する自治体もありますが、気仙沼市の場合は転居先の工事が遅れている場合に限る、とされています。
仮設の他の住民は該当するからそれでいいのですが、うちの母の場合は病気が悪化してもはや復興公営住宅での自立は不可能ですからそちらの方はキャンセルして特養などへの入所を目指していましたが、こうなるとバカ正直に申告していたのが裏目に出ました。
つまり母の場合は延長の要件に合致しないようです。
※後で役所に問い合わせましたがやはり延長を認める要件にはない、という返答でした。
まぁ本人は入院中ですし、自分が上京した時の宿として使っているだけなんですが、市としてはなるべく家賃が掛からないからとかいう理由で仮設住宅に残っている入居者を減らして集約し閉鎖できる所は閉鎖してしまいたいんだろうと思います。
役所にも被災して自宅が流されて仮設住宅から来てる人も大勢いるんですが、役所仕事というのはえてしてこんなものでしょう。役所に期待する方がバカというのは都会も田舎も同じ。上がバカだと機能不全に陥るようです。
元々10月で復興住宅に移る予定だったので実質的には同じようなもんなんですが、ホテル宿泊費用が掛かるようになることを考えたら復興公営住宅には入居するようにして引っ越してしまってもよかったのかもしれません。
翌日は東京に発ちますが、午前中に病院に行って母を見舞い、同級生の寿司屋で早めの昼食にしました。
ココも仮設商店街の解散と共に廃業が決まっているのでこれを食べられるのもあとどれくらいでしょうか。
いつもは腹いっぱいたらふく食べるのですが、この後長距離運転なのでほどほどにしておきます。
預かっている母の預金通帳を全部記帳したらまた病院に戻って出発までの時間を過ごします。
多少は良いようですが、悪くなる事はあっても元に戻っることはありませんのでどう接したものか。
なっるべく深刻にはなっらによう普段どおり話して、また本来は自分でやりたいだろうと思い、入出金は報告しています。
別にそれに反応はありませんが、わからなくなっているというよりも任せているという感じでしょうか。
身のまわりのこと、頭が痒いとか首がしんどいとかそういうのは仕草で伝えようとするんですけど。
その後、母がお世話になっている弁護士先生の事務所に向かいます。
挨拶がてら母の近況報告と相続のあらましを聞きます。
こちらは相続人の中に行方不明者があるので相続が止まった状態なのですが、税務署としては可能な限り早く、そして最大に相続税を取れる方法を言ってくると思われます。
この時点で被相続人が亡くなってから9か月以上が経っています。
今までは本人のやりがいを考えて自分はタッチしてきませんでしたが、急にこんな状態になってしまってから引き継ぐので、何がどうなっていっるやら、この案件を一から辿っていっている状態です。
とはいえ、母が依頼したこの弁護士先生がだいたい手配していっるので、あとは相続税がどうなっているのか、というくらいになっています。
他の相続人の家族とも話して、関係者の誰もが身軽に動けないので専門家に依頼するのが良いだろうという事でとりあえず話を纏めました。
帰路は道中にある仮設住宅に立ち寄ります。
ここはうちの母の仮設住宅が10戸なのに対して全体でも200戸程度の比較的規模の大きいところで同級生のお母さんが居て気になっていたのですが、今も居るかどうか知らないので確認したかったのです。
全戸の表札を見て回りましたが半分くらいは退去しているようで、同級生のお母さんも居ませんでした。
きっとこのどこかに自分の知り合いも居るのかもしれないですけど、珍しい苗字でないとなかなかわかりませんね。
帰路も条件を同じにするために高速に乗る前に満タンに給油してFUEL ONEを追加投入します。
トラフィックは良かったのですが、とにかく体調が良くなくて7時間と掛かった時間は同じでもとてつもなく長く感じられました。
ちなみこの時のFit(GD)のリザルトが25km/L。
瞬間的には27.2km/L行きましたが、街中ではなかなか燃費が伸びなくて、きっとFUEL ONEなんだろうな、とか思いながらも数値は瞬間、平均とも過去最高を叩き出しています。
これはたぶん自分が燃費運転に徹したためだと思います。
何にしても、今回の気仙沼行は収穫は少なく、疲れて帰ってきただけ、でした。
しかしこういうことがこれからも続くんだろうな、と思います。