金曜から日曜まで四月に亡くなった母の四十九日法要と納骨のため、気仙沼に行っていました。
木曜の仕事上がりに法事で使うお団子の宅配便を受け取って東京を出発します。
夕方から降雨予報が出ていましたが、今回はちょうど強い雨を避けることができました。
おおよそ90km/h巡航でしたが、雨天なのと給油後、東京での用事に70キロくらい走行してからの燃費なので参考値にもなりませんが。
20.5km/L(タイヤ補正21.5km/L)
高速を降りても濃霧とまではいきませんが、気仙沼に入っても霧でした。
明けて金曜日。
法事は土曜なので家の事をしています。
本来であれば銀行なんかの口座の相続をするつもりで休みを取ったのですが書類をお願いしていた気仙沼の司法書士はまだ整っていないとの事でした。たぶん問い合わせが来るまで忘れていて手を付けていなかったのでしょう。
初代のおじいちゃんが息子に事務所を譲って余暇でやっているような感じでしたのでお願いしたこともやってないとかよくあります。
まぁ急ぎではないとはいいましたがこちらの不手際や法務局で待たされるのではなく、忘れているのに付き合わされるので倍くらい時間がかかってしまいます。
したがって銀行だけじゃなく生命保険の請求も電話の継承も全部できません。
そろそろ急かす電話を入れたりしています。
さて気仙沼別宅ですが、床の間があって掛け軸が掛けられるようになっていたので掛け軸を買ってみました。
まぁそんな値が張るものじゃありません。ほんの座興です。
で、今回は電燈のほぼ自動点灯化です。
廊下やトイレはそうなっているのですが、肝心の玄関外が暗く、深夜に到着するので改善したいと思っていた箇所です。
今の玄関灯。
普通に室内の壁のスイッチでオンオフするものですね。
これを取り外して人感センサータイプのポーチライトに付け替えます。
配線もブッた切ってつなぎ、固定具のネジ穴も再利用でいたのでほんの10分くらいで施工完了。
あとは夜にきちんと反応するように設定のつまみを調整します。
夜見ると結構明るいですね。
新築した友人宅のみたいにジンワリ点灯ジンワリ消灯してくれると高級感があるのですが。
一応、そこそこの値段がしたPanasonic製なのですがそういう光量調整とかはありませんでした。
で、明日の四十九日法要を前に母の幼馴染の所へ遺言の執行に行きます。
入院中はもちろん、これまでよく母と連絡して助けたり助けられたりといった人達で母にとっては特別な人たちなので、今回納骨を前に分骨します。これは遺言ではありませんが。
アクセサリーの内部が空洞になっていて遺骨を入れられるものが売っていたので東京で準備してきたものを渡しました。
あとは生前贈与の意向があったのですが、その前に倒れてしまったので相続人が自分一人と確定したようなので生命保険金の一部を渡してきました。
金額の問題ではないのでしょうけど一応贈与税が掛からないくらい。
その後、親戚の家を回ります。
こちらは別の保険金請求で戸籍を貸していただく従姉に借りに行くのも含まれます。
翌日の法要をお願いして帰って来ました。
四十九日法要当日。
東京から持参したお供えのお菓子や団子を車に積み込んで頼んでいた花屋に花を受け取りに行ってから拝んでもらう寺に行きます。
母や二月に亡くなった伯父の実家が檀家の寺ですが伯父が亡くなって息子も娘も他家に嫁いでいるため義伯母で最後の代になってしまうため、家は取り壊し、位牌は纏めてしまうそうです。
という事で母が他の寺の墓に入るというのも結果的には合理的な選択となりました。
法要を済ませたら今度は埋葬する気仙沼市内の別の寺に移動します。
前回来た時に掃除がてら埋葬できる状態か確認して和尚に埋葬許可証も受け取ってもらっていますので挨拶してから墓地に上がります。
この墓は他家ではありますが三年前に亡くなった大叔母が眠っています。
この大叔母が東京で住み込みで働いていて学校を出た母を東京に呼び寄せてその縁で見合い結婚して自分が産まれたので自分にとっても母にとっても恩人と言える人です。
母に大叔母の墓に入るから、と案内されたのですがこんなに早く実現するとは思いませんでした。
その後、予約した精進料理の店に移動してお斎を振る舞います。
参列者は自分より年上の人ばかりだったので、ちょっと量が多かったかもしれません。
味は良かったのですが、その点、失敗したかな、と。もっとも東京から準備したので仕方ありません。
別宅に戻って来て、夕方まで仮眠したら東京から持参した仏壇をセットアップします。
仏具屋で選んだ時はいいかなと思ったのですが実際に置いてみるとちょっと渋かったかな。
翌日曜は東京に帰ります。
朝はゆっくりしていると外で呼ばれたような気がします。
耳栓をして二階で寝ているので人が来ても気づきません。
外に出てみると隣の人で、留守の間に下水溝の蓋を開ける許可を欲しいとの事でした。
なんでも上の方の住民が汚水を垂れ流しにしていて、排水溝が壊れて地下に沁みているとの事です。
私道なので役所はノータッチでこの人が一人でいろいろ議員に働きかけたり業者を呼んだりしているようでした。
少し神経質な所もありますが、上の住人が垂れ流した下水は結局下の家に溜まるのですから文句を言う権利はあるでしょう。
で、ウチの下水溝の蓋が下水管を確認するのに丁度良いらしいのですが、自分は月に数日しか来ないので留守の間に確認させてほしいという事でした。
それなら今からやりましょうか、という事で蓋を開けて水を流しますが下流は出てきませんでしたのでやはり途中で管が割れたり外れたリして地面に沁み込んでいるのかもしれません。
業者を呼ぶにしても共有の私道ですから上の家も含めて合意を取り付けてから工事しなきゃなりません。また面倒事が増えました。
という足止めで出発が予定より遅れて12時に出発。
山間の田んぼは田植えが終わっています。
高速道路上ではこんなクルマが。
シブいじゃん。
この日は他にもZ32、Z33など良く遭遇したので「Z会」の集いみたいなのがあったのかもしれません。
そして渋滞。
館山前後の合流付近で事故で車線規制が出たところに交通集中で殆ど動きが止まってしまいました。
普段はどうってことない渋滞ですが、この日は堪えました。
東京に入っての高速燃費は22.3km/L(タイヤ補正23.4km/L)
まだ相続関係が殆ど残ったままですが、とりあえず納骨を終えた事でひと段落付きました。