海の日を含む三連休は気仙沼に行っていました。
今回は特に行事は無いのですが今月は「本家」のお婆さんの三十三回忌でした。
法要は五月頃に済ませてあるので、形だけウチからもお供えを持っていく事にします。
金曜の仕事上がりに車に積み込んで出発です。
今回は車の車検整備のついで作業でKYBのNewSRスペシャルダンパーを入れてブッシュ交換してあります。
街乗り程度の速度域では道路の補修跡や段差がこれまでより気にならない感じで車庫入れの時の段差で当たりが柔らかくなったような印象のままです。
高速道路のJCTのようなループにある減速帯も以前は段差でタイヤが跳ねて外側に膨らんでしまったのですが、スタスタスタといなして挙動が乱れることはありません。
ダンパーの効果かブッシュ刷新の為か分かりませんが感触は悪くありません。
ところが高速域(80~100km/h)ではヒョコヒョコした感じです。
勿論、補修跡や道路のつなぎ目はよくいなしてくれるのですが、平坦路でも常に揺れている感じです。
これはスプリングの固有振動数のネガな部分が出ているのかも。
まぁダンパーにアタリが付けば少し落ち着くのかもしれません。
さて、今回は出発も早く順調だったので目的のICにETC深夜・休日割り引きが始まる午前0時より早く到着しそうなのでICの30キロ手前から速度を調整します。
ゲート到着予想時刻は午前0時1分!
カーナビの設定速度は80km/hなのでそれを上回らなければいいのは分かっていますが本線上で調整するのは精神的に良くありません。
手前のPAにでも入ってトイレ休憩すれば解決ですがそのまま走行しゲート通過は午前0時2分でした。
料金表示も深夜・休日のどちらかが適用になっているようでした。
全くコマ図ラリーは技術的に出来るとしても性格的には向いていないな、と思いました。
燃費は車検に出して、ディーラーが通勤ラッシュ時間にでもアライメント調整に回送したのか約50キロ走った時点で6.4km/Lからのスタートで17.1km/L(タイヤ補正18km/L)
ここから下道で気仙沼を目指します。
今回はもう一つ変更があり、ヘッドライトをハロゲンバルブからIPFのLEDバルブに換えてあります。
時間がなくて光軸が少し狂っていますが眩惑する程では無いのでそのまま走って来ました。
このLEDバルブは明るいだけではなく、配光がワイドなので期待しています。
ロービーム。
ハイビーム。
路肩の方もはっきり見えますね。
これで外灯も無い山道でも飛び出しそうな動物を発見しやすいでしょう。
気仙沼の家には午前1時に到着。
ETC割り引きを利用できる最速で到着です。
翌、土曜。
天気が悪いという天気予報でしたのでゆっくりしようと思ったら午後から天気が回復してきたので急きょ、部屋を夏仕様に模様替えします。
梅雨寒に備えて出しっぱなしだった炬燵や温風ヒーターを掃除して収納、春秋ものの掛け布団なんかも干して、押入れの中の物の物を出して虫干しします。
結局、部屋の物を動かしての大掃除になりました。
そんなこんなで夕方になってきたので風呂に入って、洗車してから親戚宅に行きます。
自分の婆さんは父方も母方も自分が産まれた時には既に鬼籍に入っていたので、三十三回忌のお婆さんは自分の田舎のお婆さんという感じでした。
子ども扱いせず、それでも帰る時には近寄って来て何千円かを握らせて渡して来ました。
今でも「良く来たこと。上がってお茶っこ飲んでいかい」という声が思い出されます。
で、本家の今の婆様も90歳となりました。
農作業を引退してからめっきり体が弱くなったように見えました。
それでも帰りに送りに出てきて「前来たときもこの黄色い車だったか?」となかなか鋭い指摘。
家の人は呆けたかと思い「婆ちゃん何言ってんの。同じだよ」と言ってましたが、フルエアロ組んでから初めてです。
しかも正面からだけ見て見抜くとは、車に疎いだろうと思っていましたが車に詳しくなくても目が悪くても侮れません。
夕食前に買い物をすませて帰宅。
梅雨寒のせいか体調もあまりよくないので寝ます。
夜、起き出してみると裏の山には雲がかかっていました。
翌、日曜。
午前中は雨が降っていたようなので寝ていました。
午後になって雨が上がったのでお墓の方に行きます。
今回は、以前から気になっていた墓石を動かして掃除します。
といっても母を納骨した墓の方は、納骨前にやっていたので今回は右側の方。
もっともこちらはお墓ではなく、終戦後に殉職した警察官だった大叔父の顕彰碑です。
大叔母は大変可愛がっていたそうですが、警察官になり塩釜で強盗団を取り押さえる時に殉職したそうで、大叔母は大変悲しんでいつも写真を持っていました。
その写真は母が引き継いでいましたが、例の津波で流されてしまいました。
この碑には骨は入っていないと思いますので、大叔母がこの碑を建立した昭和五十八年以来はじめて動かしたのかもしれません。
戻って来て車から荷物を降ろしていると近所の人が来て「選挙、公明党にお願いしたいんだけど」と話しかけてきました。
あぁ、これは面倒臭いパターンだ、とウンザリしながら山口代表なら大丈夫ですよ、と適当にお茶を濁しておきました。
都会では誰も選挙に関心がありませんが、田舎だと地域一体を二分するギャンブルのような娯楽で、昔、苦労していた時期にお世話になっていたりといった理由もあったりして贔屓の政党や候補者を勝たせたいのでしょう。
この日も体調が良くないので夜9時頃に就寝。
翌、月曜。
体調を万全にすべく目覚ましを切って自然に目が覚めた時に起きようと思ったら普段起きる時間きっかりに目が覚めてしまいました。
朝飯を食べている時は昨日のようないつ雨が降るかと言う天気でしたが車に荷物を積み込んでいると勿体ないくらいの晴天になりました。
東京には夕方17時半頃到着予定。
今回は出発時に燃料添加剤Fuel-Oneを入れていました。
高速に乗る前に給油してもう一本追加投入します。
燃費計の数値は芳しくありませんがアクセルレスポンスは良好。
燃費計の針が満タン振り切れから動き始めたのは212km(タイヤ補正223km)で、過去最高タイくらいです。
ちなみにこの時点の平均燃費計は21.4km/L(タイヤ補正22.5km/L)で特に良いとは言えません。

燃費計か燃料計に誤差が出始めているのかもしれません。
蓮田など東京に近づくにつれて断続渋滞が発生します。
結局、高速を降りる時点での平均燃費は22.6km/L(タイヤ補正23.7km/L)とこの季節にしては良くも悪くもない数値ですが、残存燃料は中央値より4目盛り以上残っていました。
これまで燃費が良くても3目盛り程度でしたのでかなり良かった筈です。
以前と何かが変わっているのでしょうが詮索は後程するとして、早めに帰って来られたので雨が降る前にジョギングして洗車を済ませられました。
まぁいろいろやって来られたのでスッキリしました。