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2025年02月11日 イイね!

中国発の自動運転技術

中国発の自動運転技術中国の自動車メーカーBYDがEV、知能自動車、自動運転戦略説明会を開催しました。


中でも注目は「天神之目」と呼称する自動運転技術でしょう。

中国では法規制もあって、いわゆる「レベル4」までの自動運転しか認められていませんが、今後先進国との競争を見越して完全自動運転への移行も予想されます。



「天神之目」(God eye)というかいにも尊大なシステムは5つのレーダーと12のカメラを利用してテスラのFSDが許可されていない中国市場において先進的な技術を200万円台のエントリーモデルを含めたすべての車種に展開するという計画だそうです。

BYDは自動運転分野で通信インフラ機器最大手 華為技術(Huawei、ファーウェイ)と提携、PHV SUV「豹8」(bao8 バオ8)に運転支援システム「天珺ADS 3.0」を導入し、都市部でのナビゲート・オン・オートパイロットを実現していました。

MTで運転を「愉しむ」我々からしてみると無用の長物の自動運転ですが、人々が通勤や長距離移動の間も仕事や遊興に使いたいと願いようになれば、運転はもはや一部の人の特殊技能として存続するだけで、一般には車がするものという流れになるかもしれません。

BYDと言えばDOLPHINの左右のタイヤを逆回転させることでその場で旋回する超信地旋回やU9の電子ダンパー制御で障害物をジャンプする謎機能など、何の役に立つのかと首をかしげたくなる機能も次々繰り出してくる意欲的なメーカーですがこの開発のスピード感は脅威です。

成熟した日本や先進国市場なら小手先の猫だましのような小技よりも、安全に、走る、曲がる、止まる、そして居住性などの自動車の本質にコストをかけ突き詰める正攻法が好まれますが、グローバルな市場ではとりあえず走ればいい、安いほど良い、といったような需要が大半を占めると思われます。

このため今後アメリカの対中制裁が強化され、互いの報復合戦もあって中国市場へのアクセスが難しくなるとすると購買力はあるものの成長が頭打ちの先進国市場と発展著しいものの購買力の劣る新興国、発展途上国の両極に分かれていくように思わてなりません。

日本では法規制やソフトウェアで上げる売り上げの軽視などから競合に対して益々立ち遅れていくのかもしれません。

NISSANの凋落が示すように、適切な経営判断ができない自動車メーカーは苦境に立たされる展開になりそうです。

また部品メーカーは技術や資本などの参入障壁が完成車ほど高くないため、より厳しい競争にさらされることにもなりかねない世界のスタンダードを示すのもではないかと感じるものです。
Posted at 2025/02/11 14:57:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2025年01月30日 イイね!

DeepSeekの脅威は本物か?

今週は中国のDeepSeek社が発表した生成AI「R1」がアメリカの並み居るAI企業の最新AIに匹敵する性能を1/10程度の開発費で二か月で開発したと発表した事を悲観してアメリカのハイテク企業が多く上場するNASDAQでNVIDIAの株価が一時91兆円吹き飛ぶなどしています。

一時はアメリカの対中制裁を打ち破った中国の「快挙」に、アメリカの巨大テック企業の優位性が崩された、AIブームがけん引してきたアメリカ市場は遂にバブル崩壊でブラックマンデーの再来になると色めき立ちました。

しかし、このDeepSeekの主張には直ぐ様々な方面から疑問の声が上がりました。

まず、二か月という開発期間は今回のバージョンのAI学習期間であり基本的な開発は数年前から続いており、したがって計上された開発費もごく一部であるという反論が出始めました。

また、アメリカの対中制裁に従い性能を大幅に制限した中国向けのコンピュータチップ「H800」だけが使われているとしましたが、実際には非正規ルートを通じてアメリカ企業が使っている一基500万円以上する高性能な「H100」が5万基使われたのではないかと証言する者が現れました。

これらの事からDeepSeek社が主張する短期間で1/10の費用で開発したという主張の信ぴょう性が問われ議論され始めました。

性能も高等数学は素早い回答を示すものの、政治的な問題などは回答せず、またAIで一般的な実写と見分けがつかないほどの画像や映像を生成する事もできないなど一部の分野に特化しただけであり、DeepSeekは中国のヘッジファンドが100%の株主で所在地まで同じという事も露呈したため、ヘッジファンドがアメリカ企業に空売りを仕掛け、暴落を誘うための話題のためではないかと疑われています。

さらに中国のAIはアメリカ企業の発表しているAIと対話させてその解答を自分の答えと取り込んでいるという疑惑が出てきました。

マイクロソフトなどが自社のAIを盗用しないようにDeepSeekに警告したなどと伝えられています。

これによって大きく売られたアメリカのAIハイテク企業や半導体関連企業の株価は翌日には反発する動きが見られ、懸念されたブラックマンデーの再来は今のところ避けられた格好です。


しかし、市場がパニックに陥った背景にはアメリカのAI企業が巨額の投資を競い合っておきながら、未だAIを使った有望なマネタイズできるサービスを提供できていない事からこれらの企業の株価は総じて割高水準であり正当化できないのではないかという投資家の疑問が高まっていたという事がありました。

現在のAIはLLMという大規模学習で既に人類が生成してきたデジタルデータは学習しつくしているのではないかといわれるほどでそれらの膨大な情報を瞬時に処理できるNVIDIA社の高性能半導体が不可欠とされてきました。

NVIDIAは開発環境を提供したり、自社チップに最適化したCUDAというプログラムコード群を提供することで他社との差別化、顧客の囲い込み戦略が成功し、AIといえばNVIDIAといわれるほどになっていました。

もし中国がこの高性能チップを必要としないAIを開発できていたのなら本当にエポックメイキングでAIが一気に低価格になりコモディティ化し普及が促進される可能性もありました。

実際にはそこまでのもではないのではないかという点で専門家らの見解が一致してきていますが中国ではアメリカ企業や大学で高度な専門教育を受けた人材が帰国し、これらの企業で活躍し始めています。
こういった中国の高度人材の数はアメリカより多くなるという潮流は変わりそうにありません。

中国にはDeepSeek社のような新興AI企業がいくつもあり第二、第三のDeepSeekショックが起きるかもしれません。

また今回の「R1」が透明性の高いオープンソースソフトウェア(OSS)として公開された点も見逃せません。

オープンソース化はどの分野でも発展の前提となってきているからです。

現在のLLMという世代のAIはデータの分析と推論にどれだけ計算資源を投入できるかという競争で成長してきましたが中国AIは制裁やぶりになる高性能チップを公明正大に使えず、また世界中のトップクラスの頭脳を集結させるのに必要な潤沢な資金力も無かったことから、様々な工夫を凝らしてアメリカ企業のAIの一部を超えられるように最適化されたものであるようですが、今後アメリカ企業が追及してこなかった最適化やSLMという専門分野や日常生活の範囲などに特化した小規模学習AIにも脚光を当てるものになりました。

これまで巨大サーバーが必要だったAIも個人のスマホやパソコン、あるいは住宅や自動車にインストールして使う方が主流となれば一気に普及する可能性もあるという事は以前から言われており、大規模AIと小規模AIに二極化するだろうと見られています。

また量子コンピュータの技術的な課題が克服された場合、ビットコインなど暗号資産通貨の暗号や軍事機密通信が破られ、それこそそれまでの勢力図が一夜で一変する可能性も無いわけではなりません。

こいうった事が中国発でアメリカの牙城を突き崩そうとする事は今後幾度も目にすることになるのかもしれません。

そういった「ブラックスワン」を感じさせる出来事で、今後も中国のテック分野には注視する必要はありそうです。
Posted at 2025/01/30 13:57:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2025年01月26日 イイね!

アメリカの大転換

トランプ大統領就任式でビッグテックと言われるアメリカが世界に誇るハイテク企業のCEOが並び、忠誠を誓うように高額の寄付を競い合ったのはなんというご都合主義かと唖然としました。


特に第三世界で人気を誇るSNS、Facebookは以前はトランプ氏のアカウントを制限していたにも関わらず、大統領選でトランプ陣営の優勢が伝えられ、また選出が決まると制限を解除したりファクトチェックを廃止するなど、あきらかに新政権への接近を意識し手のひらを返した格好です。

一体アメリカに何が起こっているのか。

トランプ氏がアメリカ第一主義を掲げ大統領に再登板することになりましたが、過激な物言いなど嫌う層からは、差別主義者の大統領によってアメリカが破壊されると危惧したと伝えられますが、トランプ氏が過去に何度も事業で失敗しているリスクテイカーで滅茶苦茶なのはそうかもしれませんが、それはこれまでアメリカを覆っていた「多様性政策」(Diversity, Equity & Inclusion)への反発が強かったからで、アメリカの様子がおかしくなったのはトランプ氏が原因ではなく、現象であるとする識者も増えてきました。

DEIは多様性、公平性、包括性の英語の頭文字で政府や企業がこれまで金科玉条として掲げてきた価値観でした。

これらの理念自体を否定する人は少ないでしょうが、その在り方が問題でした。

特にアメリカでは人種問題、移民らのおかれた経済格差などとDEIが結びつき、一部の人の利権化していました。

黒人の命も大事だという主張の「ブラックライブズマター」運動ではその中心人物らが不動産取引で財を成し邸宅を何件も所有している事が発覚し、当の黒人陣営からも疑問の声が上がっており、一部はトランプ支持に転向したようでした。

またカリフォルニア州で刑務所の予算削減のため成立した犯罪に対する刑、軽罪罰則、州民発案法案Prop.47では950ドル以下の窃盗は軽犯罪であるとされたことが広がり、店舗での万引きが黒人の人権運動と結びつき、当初は生きるために必要な事だという擁護だったものが、気が付けば黒人を奴隷にした白人から奪い返し復讐する権利があると過激化し、警備員や警察官が現行犯逮捕したとしてもすぐに人権派弁護士が釈放してしまい、逆に取り押さえた警備員や警察官の方が過重暴行などで万引き犯から訴えられるようになると万引きで逮捕されることがなくなった事から街のどこかでデモがあると、示し合わせてその反対側の店舗が集団窃盗団に襲われるようになったため閉店する店舗が続出しました。
(実際には現行犯逮捕はされませんが、後日犯行の様子を捉えた動画などで逮捕、起訴はされていたようです)

また、バイデン政権下で野放図にされていた不法移民も流れ着いた街で問題を起こしたりアメリカの労働者が仕事にありつけなくなるなど住民を困惑させていましたが、これもDEIを出されると成す術がありませんでした。

性的少数者への配慮も度が過ぎました。
ワクチン接種時に記入する問診票の性別の欄は性自認の選択肢しか見当たりません。


「お気持ち」で自分が何者かを宣言するのは勝手ですが、医療やスポーツ競技などは生物学的な性で判断されるべきで、そういう意味ではトランプ氏が言う「アメリカでの性は男と女の二つしかない」は、まぁそうでしょうと賛同する日本人も多かったことでしょう。


このような事からアメリカの有権者の中に不満がたまり、そこにアメリカを偉大にすると言う公約を掲げるトランプ氏が現れたわけです。

有権者には
1)普段政治に興味がないノンポリ
2)政治に熱心なサポーター
3)特別な思想はないが政治に精通し冷静に判断する層

に大別され、普段注目されるのは2)のサポーターですが、社会問題や地政学的リスクが高まると1)のノンポリ層が世論を傾斜させることがあります。

アメリカはかつてもそのように大きく方向性を変えることがありました。

新自由主義は小さな政府で市場経済の合理性によって取捨選択が進み、市場効率化で経済が成長するという政治秩序でした。

しかしそれ以前はケインズ主義のニューディール政策に代表されるような政府やテクノクラートが市場をコントロールし経済を安定化させることが求められていました。

それ以前は自由主義として富める者が世界を動かす市場優先の経済体制で、それぞれの時代に繁栄と混乱がもたらされ、その度に大きく振れた振り子が揺り戻すように政治秩序が書き換えられてきました。

そういう文脈で見れば、今回並み居るビッグテックがこぞってトランプ氏に恭順の意を示し、ビジネスで恩恵を得よう、少なくとも邪魔建てされる事だけは避けようとした事も、時代の大転換を迎えているのだな、と思うのでした。


経済で言えば、トランプ氏は隣国メキシコやカナダがアメリカの産業を奪っているとして2月より25%追加関税を掛ける構えともいわれています。

有利な条件を引き出すためのブラフではなく本当にそうするかもしれませんが、今、アメリカでは追加関税や中国への関税を前に、駆け込み需要やそれを見越した在庫の積み増しが行われて経済はさらに強くなっているようです。

そうするとインフレの再発やFF金利引き下げの先送り観測、また追加関税が実施されれば実体経済への悪影響で今年後半は株価が軟調になると懸念されています。

そうなった時、はけ口としてかつて日米半導体協定で日本に外国産半導体の使用比率を20%以上にすると言う数値目標を飲ませた成功体験を自動車産業でも仕掛けられるかもしれません。


軍事面ではトランプ氏は本気でNATOや韓国、日本や台湾までアメリカの軍事力に「タダ乗り」しているとしてフリーライダーは許さないという考えのようで、海外派遣の米軍の縮小や各国軍事費負担の引き上げを求められるなど、日本も無関係ではいられないでしょう。

ウクライナについても支援の縮小や停止になればもやは欧州だけでロシアに対峙するのは限界点を迎えるのが早まり、国土割譲など屈辱的な「停戦」が現実になれば、アメリカは手を出さないと見て取った国々が世界各地で紛争を起こすようになるかもしれません。

それがアメリカに無関係な土地ならともかく、見過ごせない地域で起きた場合、いったん起こった紛争を手じまいさせるコストがどれだけになるかはウクライナや中東情勢の苦労を見れば一目瞭然であります。

それが日本に降りかからないとも限りませんので防衛関係者もトランプ氏の口から東アジア情勢で確固たる言質がないままではなかなか落ち着けないでしょう。

厄介なことに日本はアメリカと同時に中国、ロシア、北朝鮮といった国も同時に視野に入れておかなければなりません。

全く厄介な時代になったものだとため息をつく毎日です。
Posted at 2025/01/26 20:35:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2025年01月21日 イイね!

第二次トランプ政権発足

第47第アメリカ合衆国大統領に共和党のドナルド・トランプ氏が返り咲き、第二次トランプ政権が始まりました。

アメリカは問題山積なのは確かでそれらに「アメリカ・ファースト」で立ち向かうと宣言したトランプ大統領に国を憂う保守的なアメリカ人ならおおいに感動した事でしょう。

しかしアメリカでは対立を煽る選挙戦が繰り返された結果、人種問題や移民問題などを巻き込んで国論が分断しており今回の就任に強く反発する人もいます。

就任前の公約であるトランプ大統領の「アメリカ・ファースト」は関税を引き上げ、不法移民を追放し、所縁のあるグリーンランドやパナマ運河の奪取を標ぼうするもので、次の中間選挙までのこれからの2年間にカタをつけたいと矢継ぎ早にこれらの政策を打ち出すと諸外国との摩擦が一気に高まる事が予想されます。

国内の混乱と諸外国との軋轢で内向きになるとアメリカはグレートどころか世界情勢から孤立していく事になるでしょう。

それでもアメリカの擁するビッグテックはグローバルに展開し世界中で大きな存在感を持ち、それらの提供する「インフラ」に頼らずに生活することはもはや困難でアメリカに大きな富をもたらし続け、これらの利益が他国の真似できない巨額の研究開発費になりリードを維持しています。

しかし制裁を受けた中国はアメリカからの影響力を低下させる努力を続けており、かつては第三世界といわれたBRICSでも存在感を増す膨張政策を執っており、アメリカが孤立政策で内に籠るのなら好機到来となります。

軍事力くらいしか見るべきところが無いロシアもアメリカ軍の影響力が落ちた地域に積極的に展開してくる可能性が考えられます。

アメリカの製造業はもはや人件費の安い国へのアウトソーシングで賄われておりかつての鉄鋼などの力が落ちていることは日鉄のUSスチール買収報道でも明らかで、造船能力も中国に大きく見劣りするため、もし米中戦争が勃発した場合、中国は戦争しながら損害を補う兵器増産が可能でロシアのように戦時経済体制に移行すれば数年間は大きく戦力を補強する事が出来ますが、アメリカは今手持ちの兵力から大きく増強することは難しくなっています。

それどころか台湾有事や朝鮮半島有事にアメリカがどう動くかについても疑念が持たれる有様で、中国や北朝鮮、ロシアなどもこの動向を興味深く注視している事でしょう。

民主主義では「民意」を統制することが出来ない脆弱性はシステムのバグと言われています。
したがって国内問題を焚き付け、人々の間に不満と疑念の心を植え付けることが外部からの挑戦者にとってはなにより重要となっています。

アメリカが建国前から抱える人種問題、多様性や人権、環境問題、貧富の格差といった人々の気持ちに刺さる問題を盛大に焚き付けた勢力が居るとすれば、まさに目論見通りの推移となっています。

更にトランプ政権を支えるビッグテック層とレッドネックといわれる愛国的な労働者との間で意見の対立が始まっていおり共和党の内部が分裂しているとも言われています。

第一次トランプ政権ではトランプ氏自身初めての事であり、要職の専門スタッフがプロフェッショナルな働きをしていました。
例えば第一次トランプ政権下の対中関税もアメリカ企業のダメージが少ない分野を注意深く選び経済への悪影響が最小になるように配慮されていたとされています。

しかし第二次トランプ政権では第一次政権の反省からトランプ氏に忠誠を誓える人物が起用の最低条件となっており、能力的に疑問符が付く人事起用も見受けられます。
結果、ポピュリズム政治がアメリカを覆いつくすのでなないかと懸念されます。

実業家であり、既に政商との呼び声も高いテスラのCOEイーロン・マスク氏はトランプ政権が新設した政府効率化省のトップに収まり、自動運転や宇宙開発の規制を緩和していくとみられていますが、それ以外にも政府の支出を企業のコストカットのようにバッサリ削っていくとみられています。

しかし政府支出をギリギリまで切り詰めてしまうことは災害や戦争などへの即応性が削がれ、脆弱性が増す危険もあり、また政府支出が押し上げてきた分のGPDは低下する事になり、多かれ少なかれ経済にも影響を及ぼすことになります。


アメリカが内向きになり世界が大きな転換点を迎えようとしている時に日本は少数与党の不安定な政権であり、強者しか評価しないというトランプ大統領にかつての盟友だった故安倍元首相に敵対してきた石破首相は会談前からもう愛想をつかされているともいわれています。

せめて安倍氏を批判する文脈で「トランプに尻尾を振って会いに行くことが国益とは思わない」と言い放ったとされる石破氏は、その気概を発揮してアメリカを向こうに回し日本の独自外交でチャンスをものにするくらい大化けしてくれれば日本は長期の停滞から抜け出すこともできるのにと空しい夢想をしてみるのですが。
Posted at 2025/01/21 13:59:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2025年01月03日 イイね!

気仙沼行 年末年始

昨年末に有休消化で9連休にして気仙沼に行っていました。

27日(金)
職場のリモートワークが終了してしまったのでやや早上がり気味に帰宅し出発します。

今回は東北内陸部で降雪を高速道路のライブカメラで確認したので太平洋側の常磐道経由の三陸道で行くことにします。

世間はまだ御用納め前のところもあり、大きな渋滞には巻き込まれずに済みました。


有料道路区間最後の料金所を出る時間がまたしても順調すぎて(ひょっとしたらカーナビが有料道路の速度を誤認している?)何度か時間調整して本線上でも邪魔にならない程度の低速走行で料金所のゲートを通過したのは午前0時1分。

本線道路路肩にはまだ深夜時間割引きになる時間調整で停車している車両が並んでいたり、自分と同じように午前0時過ぎにゲートを通過しようと走ってきた車が殺到してきたりと瞬間ちょっとしたカオスでした。

外気温は6℃~-2℃。(センサー設置場所の関係で約3℃高めに出ています)


今回はこんなものを塗布。


GRのエアロスタビライジングボディコートVer.2という商品で、アルミテープチューンを開発した部署が開発したものです。

アルミテープと同じくボディーのプラスに帯電したものを飛ばして空気の流れがボディーに沿う事で空力特性を改善するものです。

オカルトチューンとみられがちな静電気の帯電除去ですが、走行中にステアリングコラムに導電性のアルミテープを貼ったり剥がしたりすると数秒でステアリングの重さが変わるのが体感できます。(全く分からないという人も居ます)

これを樹脂製のエアロパーツなどに塗布してみると確かに高速域でもスタッドレスタイヤのフワフワした感じがなくなりドッシリした感じになります。

一般人レベルで操安性が増したから何だという話ではありますが面白い商品です。
ただ帯電除去効果は一か月程度との事でコスパは良くありません。

高速燃費は20.3km/Lと去年と比べても悪化しているのが気になります。


途中コンビニに寄って気仙沼の家の公共料金支払いがてら夜食を購入。


風が強く、星が激しく瞬いていますがとても寒いので貴重品など最低限の物だけ降ろして先ほど買った夜食を食べて就寝。


28日(土)
前回来た時に掃除して温風ヒーターやコタツはセッティングしてあったので特に冬支度でやることもありませんが風が強い。ちょっとした風台風の時みたいに窓がガタガタを音を立てます。

昼から食材買い出しと地元の地銀の口座に入金します。
カードを作ったのでコンビニATMでも出来ますが、せっかく気仙沼に来ているので少し寄り道で済ませます。

ホムセンの駐車場で「東京からきたの?」と声をかけられる。
東日本大震災の後では物見遊山と勘違いされてずいぶん冷たく見られたけどナンバーの登録自治体を見て声をかけたとのことだから、昔住んでたとかなのかも。

駐車場で込み入った話もあれなので高校まで住んでましたと伝える。

体調が悪いので親戚などには出向かず、留守中お世話になっている近所の人に付け届けをして東京から持参した本を読んで過ごします。


29日(日)
起きると雪が降っていました。
昨日の買い出しの時にミカンを売っていたので友人宅に買って届けます。

粉雪とおもっていたものが夕方にはしっかり凍り付いており、凍結防止用のウォッシャー液を噴射してもしばらく暖気してガラスを温めないと溶けませんでした。


派手な電飾だな。



30日(月)
昨日は寄らなかった友人がコロナで自宅療養中とのことだったので、やはりミカンを買ってお見舞いに。

こちらも東京で病院に掛かっていて、しかし検査はしないとの事で謎のせき込みだけなので薬で抑えていますが、何かあるといけないので玄関先でミカンを渡して帰ってきました。

日没前に高圧洗浄機で軽く洗車。凍る前にふき取っておきますが時より雨や雪が降るのであまり意味はないかも。

夜はやはり読書。


31日(火)
いよいよ大晦日。
この日も風が強く屋外作業は断念。さらに低温で屋内作業もやっていませんでしたが東京から持参したまな板を再生します。

これは上京して家財道具をそろえた時に買ったものでかなり使い込んでよく使う部分が凹んでしまっているのでうまく切れなくなってきていました。

ネット通販でまた板用の鉋というのを見つけて注文しましたが、これが中国からの発送でなかなか届かなかったのですが出発間際に受け取れたのでまな板と一緒に持ってきていました。

最初は歯が立ってガタガタになったりとやはり安物とがっかりしたのですが、そのうちコツが分かってくるとうまく削れるようになってきました。

しかしかなり凹んでいたので表面を相当削らないと平らになりそうにありません。


こちらはあきらめて黒ずんでしまった裏面の表面をきれいにすることにします。


漂白剤みたいなものだとムラが出来たりするという事なので物理的に表面を削る事を以前から考えていましたが、サンダーなどでやると毛羽立ってしまうのでは?と躊躇していました。
今回、鉋で表面を滑らかにできる事が分かったのでヤスリ掛けして鉋で表面を整えることにします。


新品同様とまではいきませんが、包丁傷もかなり消えてスベスベになりました。

ヤスリで毛羽立った表面を鉋でそぎ落とすような感じでやると作業効率が良かったので東京に戻ったらオービタルサンダーで凹んだ側も平らにして鉋掛けすれば両面再生できそうです。

夜はやはり読書。


1日(水)
元旦です。
特にやるべきこともなく、また今日も風が強いので読書をして過ごします。

食事の事だけ気にして読書して過ごすのはリタイア後はこんな生活なのかなと思ってみたり。


2日(木)
特に必要はないのですが、何かやらないともったいない気がしたので風が弱まった隙に一階の窓掃除をします。

元日は去年、柄にもなく初詣に行ってみたら能登半島での地震、そして翌日はその救援活動中の海保機が衝突事故とかなりショッキングだったトラウマで初詣はどうかと思いましたが、夜に気を取り直して初詣に出かけます。

元日はウチの前も初詣に出かけると思われる家族の声でにぎわっていましたが正月2日ともなるとひっそりとしたものです。

ウチからは裏道で境内の裏から来た方が近いのですが参道から行くためにいったん山道を下っていきます。


月はまだ三日月前ですかかなり高度が低く、他の星もくっきり見えるのでなかなか奇異な感じです。

自分の柏手が境内に響き渡り、ちょっとハッとします。


帰りはコンビニに寄って夜食を買い求めますが、完全防寒着を着こんできているのは自分位なもので他の客はクルマ出来ているのでセーターくらいです。

しかし完全防寒なので風が吹きすさんでも寒くありません。

夜は読書。


3日(金)
ずいぶん長逗留したようにも思いますが今週末は北日本も荒天予報なため東京に戻ることにします。


朝はまだ車が凍てついていたのでゆっくり出発の準備をします。

さすがに時間をかけたので今回は人感センサーのスイッチを切り忘れたり忘れ物をしたという事もなくいい感じで出発できました。

市内で給油して三陸道に乗りますが、年始のあいさつ回りか初売りの買い出しか普段より多くの車が列をなしています。


あいさつ回りなら最寄りのICで降りるかと思いましたがほとんどの車は石巻あたりまで行くようで一向にトラフィックは改善しないので追い越し区間になっても無理に追い越す頃はしませんでした。

前方に遅い車が居て大名行列になっているのは見えているのですが、30台くらい
ごぼう抜きする必要があり、あまりの事にばからしくなります。

二車線区間に入ってからはトラフィックもバラけていい感じでしたが時より雨が降り出します。


北関東に入ると事故渋滞。
しかし今回は雪に見舞われない事を最優先としたので他の事には目を瞑ります。


外気温は8℃~2℃



高速燃費は北関東あたりからのノロノロ運転が功を奏して22.5km/Lと前年同月より改善。


高速を降りて新年一発目の給油&洗車で豪華なコースを選択。


ほぼほぼ食事と読書しかしてこなかった正月ボケを普段のサイクルに戻そうと自炊の食材を買いに出ますが3日ではまだ正月休み。

仕方なく駅ビルのデパ地下でちょっとお高い食材を買い求め帰宅。

平らにならしたまな板はかなり使いやすく料理しやすい感じでした。

はたして今年一年がどんな年になりますやら。
Posted at 2025/01/03 21:49:15 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「今日車検出してきたけど車検時の法定費用先払い、今は後払いになってた。
一回で済むならそれに越したことはないけど用意してた現金を口座の方に戻しておかないと。」
何シテル?   06/14 22:03
ネコとキャブを愛でるのが趣味の低年式オッサンです。
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