
私のクリオに搭載されているエンジンは
型式名"F7P"というルノー市販車用として
初めてのツインカムユニットです。
気に入ってるポイントの一つです。
←にあるオートジャンブル1999年8月号には
そんなF7P型について解説されていて
手放せない一冊になっています!
文中には「F7R型の陰に隠れてあまり目立たないF7Pだが高回転を好む特性は面白い」
「その面白さの秘密を探ってみよう」とあります。
まず2ページにわたってエンジンを構成する部品の写真が載ってます!

「動弁系の軽さを重視したものだった」ということで
次のページにはそれらについていろいろ解説されています。

ピストンのスカート部が肉抜きされていたり、バルブのダブルスプリング、クランクシャフトの
バランス取り(さすがにフルカウンターではないですが)
カムシャフトにもバランス取り、などなど今時の高性能エンジンが施されているような手仕事を
F7Pにも施されているのがうれしくなります♪正直されてないと思ってました(^^;

さらにこのエンジン、NAなのにピストンクーラーも付いているんです!
よく過給機付きエンジンに仕込まれる冷却方法ですが、本文にはルノーがこのエンジンにターボを
付けてレースに使おうとしたのではないかと仮説を立てています。
F7P型の排気量は1763ccなのですが、1988年当時WRCのターボ係数が1.8倍で
これをかけると2998cc、つまり3リッタークラスとなるわけです!
これで何かのレースに使おうとしていたがプロジェクトが立ち消えとなってしまったそうです(*_*;
YouTubeでクリオにターボを装着して走行してるの見たけど無茶でもなかったみたいです!
この号には他に106S16とclio16Vの比較や
13Bロータリーを載せた5ターボの製作記があったり
"AGR"というルノー車のイベントや
"TourdeJapon"というシトロエンのイベント記事が。

これらのイベントは今でも開催されているのでしょうか。気になるところです。
この本を見返すたびにクリオが好きになります♪

きちんとメンテして回るエンジンを維持したいと思う今日この頃でした。
では~(^o^)/
Posted at 2014/06/30 00:32:53 | |
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