梅雨に入ってから、それらしい天気が続きます。
金曜の夕方に、職場近くの上空にバルーンが見えて、この週末に
大会があることを知りましたが、残念ながら悪天候でフライトは
無かったようです。
佐賀のバルーンは、田んぼにいつでも不時着できるように、秋の
稲刈り後から春先の麦植えまでの期間に上がりますが、二毛作の
麦の刈り入れ後から田植えまでの短い期間にも大会が開催されます。
その機会も、例年より早い梅雨のために失われてしまいました。
1年前は晴れていて、青空をバックに浮かぶバルーンを撮っていて、
それを
こちらのブログにあげていました。
昨日は終日降っていた雨は今朝はほとんど霧雨になっていました。
予報では夜までは降らないとのことでしたので、路面が乾いた正午ごろにスタートしました。
東風が強く、最初は西に進むので楽に速度を乗せられましたが、途中から北上するときにはハンドルが取られるような
強風でした。
いつも登っている天山も中腹まで雲に覆われていて、その雲が西に押し流されていました。
雨が降り出したら引き返すつもりで、行けるところまで登ろうと進むことにします。
登るルートは3つありますが、今回は先週、先々週とホタルを見に行った場所を通ることにしました。
県道を祇園川に沿って上流に向かいます。
夜8時前後はたくさんの見物客が来るので、あちこちに駐車禁止やシャトルバスの案内の看板が出ています。
その川が県道と別れる場所が、シーズン後半のスポットになっています。
川の横に細い農道があって、その入口の看板です。
この看板の右にある農道を進んで突き当りが、シーズン最後のホタル・スポットです。
今日は天山に登らずに、この県道をまっすぐ進み、峠を越えることにしました。
標高400mくらいからガスがかかってきましたが、峠は風の通りが良いので多少は視界が開けます。
タイトル画像はその峠での1枚です。
峠の少し手前から霧雨が降り出したので、途中でカメラを出すことなく、峠に着いてから写真を撮りました。
まず、見頃が終わりに近いウツギ(空木)です。「卯の花」とも呼ばれていて、「卯の花の匂う垣根に...」という歌が有名ですね。
クローバーの葉っぱに着いた雨粒がやけに丸っこかったのを撮ってみました。
ガスが少し切れた時に佐賀平野を見下ろしました。田んぼは秋のような色になっています。
峠から下ったところから振り返ります。
この写真を撮った頃から霧雨が雨粒が感じられるような降り方になってきましたので、最短コースで帰ることにしました。
古湯の手前から本降りになり、国道323号に出てから佐賀大和IC辺りまでは雨でしたが、市街地になると路面もドライで
帰宅する頃には自転車は乾いてしまいました。
距離も獲得標高も少なく、不完全燃焼なサイクリングとなりました。
Posted at 2016/06/05 19:59:55 | |
トラックバック(0) |
サイクリング | 旅行/地域