
家族旅行で台湾に行って来ました。
以前は中国と台湾、韓国の違いなんてあまり意識していませんでしたが、ここ数年のいろいろで意識するようになり、特に震災に対する対応の違いを知ったことを契機に各国の対日感情やその背景について学びました。
台湾は東北大震災に対し、人口一人あたりの義捐金額としては突出した額を寄せてくれており
中国に気を遣って政府が台湾への義捐金へのお礼広告を出さなかったとみるや、民間有志が金を出し合って広告を出してくれたことは私もとてもうれしく思ったものです。
http://www.asyura2.com/11/senkyo112/msg/777.html
まぁそんなこともあり、
家族を連れて台湾に行って来たのですが、
期待以上によいところでした。
中国も人は決して悪くありません。個人的なつきあいの上で嫌な思いをしたことはほとんどありません。中国に行く前には中国に対し否定的な感情を持っていた私ですが、人間関係ができた今は中国は好きと言えます。
しかし、それは個人的なつきあいの話であって、中国の社会、町の雰囲気はやっぱり殺伐とした感が否めず、生きていくための必死感、金のためには、、、といった人間ジャングル的な感じがひしひし伝わってきます。(私がいつも行く町は中国の中では最も良い環境だと思いますが、、)
司法の独立ってなにそれ?ですし、共産主義って何?日本より純粋資本主義なんじゃないの?ですし。
まぁ逆にそれが刺激的でおもしろいとも、、
台湾はそういうずっとおおらかで、余裕があり、必死な感じではありません。治安的にも香港やマカオと同じくらい安心感があります。
夜市などで呼び込みはもちろんありますが、良かったらどうぞ的な域を超えません。中国の繁華街を娘(小学生)を連れて歩く気にはなりませんが、台湾の夜市は全然安心感がありました。
ただ、暑いことと人が多いことで町全体からえらくエネルギーを感じ、それに当たって町を歩いているだけで『疲れる』のは中国と共通した印象です。
よく台湾は親日的と言われますが、噂通りとても親日的でした。
歴史的背景もあるのでしょうが、現在の政治的、経済的な立ち位置も関係しているように思います。
中国や韓国ともこのように仲良くなれるといいのにねぇ、、と心から思ったものでした。
写真は夜市のお店の看板。
日本語が併記されていることがありますが、その日本語が、、、
なまじ日本語ができる人がいるから日本人に聞かないのかねぇ、、
Posted at 2011/08/24 22:16:54 | |
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