銀河遼のブログ一覧

私は全ての事を知る程博学でも無く、広い知識があるわけでも無いが、近代にあって政治的指導者に虐殺された人々が多数いて、その多くの場合、独裁者が国を率いている時に起こされたものであると理解している。

全てを網羅することはまったく出来ないが、独裁者がどれだけ人を殺して来たのか？ほんの一部だけ挙げて見よう。（数は諸説あるため一般的な推測数となる）

レオポルド2世　　　 1865年～1909年　奴隷として扱われた死亡者数2000万人
アドルフ・ヒトラー　1933年～1945年　戦死者＝1700万人（虐殺されたユダヤ人570万人）
金日成　　　1948年～1994年　　　　殺害数は160万人　
ポル・ポト　 1975年～1979年　 　　殺害数は200万人　
毛沢東　　　1960年～1980年　　　　殺害数は7800万人
ヨシフ・スターリン　　　1924年～1953年　　殺害数は2300万人

↓　ロシアが発表したほぼスターリン時代の大粛清の内訳がWebに出ていた。



ロシア政府によって正式に公開されている数がこれで、1921年から 1938年までの処刑死亡者の数が74万5千220人なのだそうだが・・・、逮捕された数はこの表にある18年間だけで見ても483万人でその7割以上が政治犯としてであります。その中では1937年と1938年には年に30万人以上が処刑されていて、それらの多くが政治犯としてと言う事を考えると、この辺は言葉も出ないような理不尽さを感じる。

政治犯で、有罪として処刑される理由はその個人の持っている「思想」に依るであろうことは確実と思われるからだ・・・。

直接今のプーチンに依るウクライナ侵攻と関連は無いと思うが、「人命に対するロシア人の感覚」と言う事を考えると、強ち無関係とは言えない気がして来るが、如何でしょうか？

ここで私が思うのは、そんな国と我々日本は僅かな海峡を境にほぼ隣り合っているという事実です・・・・・。

「このままでよいのですか？」と言う疑問が沸き上がって来ませんか？